CHAPTER 15 人生の節目・記念

転職祝いのプレゼント予算1万〜3万円|仕事用と私生活用の選び方

転職祝いのプレゼントを、予算10,000円台・20,000円台・30,000円前後に分けて紹介します。贈る立場ごとの相場、連名の人数と1人あたりの金額から合計を出す早見表、新しい職場で使う品と私生活で使う品の価格、同僚の連名・友人・ご家族それぞれの組み合わせの例、印鑑の本数と価格、現金を贈るときの注意、送別会に間に合う注文の時期をまとめました。

公開日: 2026年10月4日

夕方のあたたかい明かりのなかの、木のテーブルを近くから見た写真。左に、クラフト紙で包んだ白と淡い黄色の花束がある。中央には、紺色の紙で包んで銀色のリボンを結んだ箱があり、その手前に、閉じた黒とえんじ色の革の印鑑ケースが2つ並んでいる。右には、二つ折りにして立てた無地のカードと銀色のボールペンがあり、奥にグラスと皿がぼんやり見える
予算10,000〜30,000円の転職祝い 連名なら合計の金額から、ご家族なら使う場面から選びます

同僚への転職祝いのプレゼントを部署の連名で用意する方や、ご家族の新しい仕事を祝う方へ。予算が10,000〜30,000円あれば、花やお菓子に加えて、形に残る品を贈れます。この記事では、10,000円台・20,000円台・30,000円前後で選べる品を紹介します。贈る立場と、仕事用か私生活用かで分けて並べました。

先に結論

10,000円台なら、毎日使う品を1つ贈ります。20,000〜30,000円なら、品を2つ組み合わせるか、長く使う品を一式で贈ります。連名のときは、人数と1人あたりの金額から合計を出してから、品を選びます。印鑑なら、10,000円前後で認印か銀行印を1本、10,000円台で2本セット、20,000円台で3本セットが選べます。

転職祝いの相場と、10,000〜30,000円になる場面

ご家族から親御さんやごきょうだい、奥様・ご主人
10,000〜30,000円
友人や同僚が1人でお返しに気を使わせない金額です
3,000〜10,000円
連名で1人あたり1,000〜3,000円
5〜10人で10,000〜30,000円

予算が10,000〜30,000円になるのは、ご家族が贈るときと、同僚や友人が連名で贈るときです。なお、国税庁のタックスアンサーによると、個人から受け取るお祝いの金品は、常識の範囲内なら贈与税がかかりません。

連名なら、人数と1人あたりの金額から合計を出します

連名の場合は、品を探す前に合計の金額を出しておきます。人数が分かれば、1人あたりいくら集めるとどの品に手が届くかを、下の表で確かめられます。

人数と1人あたりの金額で、合計がいくらになるか

人数\1人あたり1,000円2,000円3,000円5,000円
3人3,000円6,000円9,000円15,000円
5人5,000円10,000円15,000円25,000円
8人8,000円16,000円24,000円40,000円
10人10,000円20,000円30,000円50,000円
  • 花、お菓子、ハンカチ
  • 名刺入れ、ボールペン、認印か銀行印を1本(9,500円)、2本セット(13,000円〜)
  • 腕時計、実印・銀行印・認印の3本セット(21,700円〜)
  • 品を2つ選ぶか、余った分で花束を添えます

印鑑の価格は当店の例です。1本の価格は、黒水牛13.5mmのものです。

連名では、品を1つに絞ると、取りまとめる方の手間が少なくて済みます。名前を入れる品なら、相手のために用意したことも伝わります。1人あたりの額は、入社して間もない方でも無理なく出せる範囲にしてください。

仕事で使う品と、私生活で使う品の価格

転職祝いの品は、新しい職場で使うか、私生活で使うかで大きく2つに分かれます。転職先の様子が分からないときは、私生活で使う品にすると、会社の決まりに合わない心配がありません。

新しい職場で使う品入社した日から出番があります

  • 名刺入れ5,000〜15,000円。新しい名刺を受け取った日から使います
  • ボールペン・万年筆5,000〜20,000円。服装や職種に関係なく使えます
  • 通勤の鞄20,000〜30,000円。電車か車かが分かってから選びます
  • 認印黒水牛13.5mm 9,500円。入社の書類や、社内の届けに押します

私生活で使う品職場の決まりに左右されません

  • 革の財布10,000〜30,000円。毎日手に取る品です
  • 腕時計10,000〜30,000円。休日にも着けられるデザインを選びます
  • 銀行印黒水牛13.5mm 9,500円。給与を受け取る口座の届出印にします
  • 実印黒水牛15mm 15,300円。車や住まいの契約で使います

贈る立場と予算で、品の組み合わせが変わります

贈る立場ごとに、予算別の組み合わせの例を並べました。色の付いた枠には、当店の印鑑が入っています。

贈る立場10,000円台20,000円台30,000円前後
同僚の連名で最終出社日か送別会で渡します

認印を1本と花束黒水牛13.5mm 9,500円に、花束3,000円ほど

名刺入れとボールペンそれぞれ10,000円ほど。新しい職場で毎日使う2つです

3本セットと花束黒水牛24,300円に、花束5,000円ほど

友人数人で入社前の食事の席で渡します

銀行印・認印の2本セット黒水牛13,000円。職場と私生活で1本ずつ使えます

腕時計20,000円前後。好みを聞ける間柄に向いています

通勤の鞄30,000円前後。本人と一緒に店で選びます

ご家族から仕事でも私生活でも使う品を選びます

革の財布10,000〜15,000円。私生活で毎日使います

3本セット薩摩本柘21,700円、黒水牛24,300円。いま使っている3本がどれも既製品なら

腕時計と銀行印腕時計20,000円ほどと、黒水牛の銀行印13.5mm 9,500円

2本セットの13,000円は、銀行印12mmと認印10.5mmの組み合わせです。銀行印13.5mmと認印12mmなら15,600円です。

送別会で渡すなら、持ち帰りやすい大きさの品にします。印鑑はケースに入れても手のひらに収まるので、花束と一緒でもかさばりません。

印鑑なら、相手がいま使っている印鑑で本数を決めます

前の会社に入るときに用意した認印や銀行印があれば、それが既製品かどうかで贈る本数を決めます。

9,500円予算10,000円前後

  • 認印を1本 黒水牛13.5mm 9,500円既製品の認印を使っている方に
  • 銀行印を1本 黒水牛13.5mm 9,500円給与の口座を新しく開く方に

同僚の連名で贈りやすい金額です

13,000円〜予算10,000円台

  • 銀行印・認印の2本セット 黒水牛 13,000円銀行印12mm、認印10.5mm
  • 実印を1本 黒水牛15mm 15,300円ご家族が再出発の記念に贈るなら

2本セットなら、職場用と私生活用が1本ずつ揃います

21,700円〜予算20,000〜30,000円

  • 3本セット 薩摩本柘 21,700円実印13.5mm、銀行印12mm、認印10.5mm
  • 同じ大きさの黒水牛 24,300円1本ずつ買うより1,300円安くなります
  • 3本セット 黒水牛 30,200円実印15mm、銀行印13.5mm、認印12mm

いまの3本がどれも既製品なら、一度に作り直せます

相手が持っている印鑑の聞き方や、彫る名前の決め方は、転職祝いに印鑑を贈るで説明しています。2本・3本セットは、桐箱か化粧箱に入れてお届けします。

現金を贈るときに気をつけること

目上の方には、現金より品を選びます

上司や先輩に現金を贈るのは、失礼にあたるとされています。品を贈るか、部署の連名に加わる形にします。ご家族や後輩に贈るときは、紅白の蝶結びの祝儀袋に入れ、表に「御祝」と書きます。品に現金を添えるときの分け方は、お祝いに現金と印鑑を一緒に贈るで説明しています。

送別会で渡すなら、2週間前までに注文します

名前を彫る品は、手元に届くまでに日数がかかります。当店の印鑑は、ご注文から3〜7営業日で発送します。字を確かめる時間も見込んで、渡す日の2週間前までに注文してください。

連名の場合は、取りまとめる方が相手の名前の字を先に確かめておきます。「齋」「髙」「邊」のような字は、ふだんの表記と住民票の字が違うことがあります。送別会まで日がないときは、当日は花だけを渡し、品は入社のあとに届ける方法もあります。

よくある質問

転職祝いに10,000円は多すぎますか

友人や同僚が1人で贈るなら、多めの金額です。相手がお返しに悩むことがあるので、5,000円前後にとどめます。ご家族からなら、10,000円は相場の範囲です。

連名で集めた金額に、端数が出ました

品の金額を先に決めて、残りを花束やお菓子に回します。たとえば12,000円集まったなら、9,500円の認印に、2,500円の花束を添えます。

お返しで気を使わせない贈り方はありますか

連名にして、1人あたりの金額を小さくします。渡すときに「お返しは気にしないで」とひとこと添えると、相手も受け取りやすくなります。

予算20,000円で、仕事用と私生活用のどちらを選べばよいですか

新しい職場の様子が分からないうちは、私生活で使う品か、どちらでも使える品が向いています。印鑑の2本セットなら、認印を職場で、銀行印を私生活で使えます。

入社日まで日がありません

先に「お祝いを用意しているよ」と伝えておき、新しい職場に慣れたころ、食事の席で渡します。入社から1か月ほどの間に渡すのが目安です。

現金と品を組み合わせてもよいですか

ご家族からなら、組み合わせて構いません。退職から入社までに間が空く方には、現金があると助かります。記念に残る品を1つ選び、残りを現金にしてください。

まとめ|立場、合計の金額、仕事用か私生活用かの順に決めます

最初に、1人で贈るのか、連名で贈るのかを決めます。連名なら、人数と1人あたりの金額から合計を出します。次に、新しい職場の様子が分かるかどうかで、仕事用と私生活用のどちらにするかを選びます。

候補が決まったら、相手がすでに持っていないかを確かめます。名前を入れる品なら、字に間違いがないかを見たうえで、渡す日の2週間前までに注文してください。

転職のお祝いに

新しい職場でも私生活でも使う印鑑を、予算から選ぶ

お名前の字に合わせて京都の職人が印面を設計し、1本ずつ彫刻します。2本・3本セットは、桐箱か化粧箱に入れてお届けします。ご注文から3〜7営業日で発送、送料は全国無料、5年保証付きです。

送別会で渡すなら、2週間前までのご注文が目安です。日数に余裕がないときは、お問い合わせからご相談ください。

SOURCES

出典

贈る立場ごとの相場と品ごとの価格帯は、当店でのご相談と一般的な慣習をもとにした目安で、職場や地域によって変わります。お祝いの金品と贈与税の関係は国税庁の案内を参照しました。入社の手続きで印鑑が要るかどうかは、会社によって違います。当店の価格は2026年10月時点の税込価格です。

  1. 国税庁. No.4405 贈与税がかからない場合. タックスアンサー. https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4405.htm,(参照 2026-10-04).