CHAPTER 05 印材・素材
パワーストーン印鑑をプレゼントする|好きな色・使い道・予算から選ぶ
パワーストーン印鑑をプレゼントするなら、相手の好きな色で石を決め、成人や就職、結婚、開業といった節目に合わせて実印・銀行印・認印の本数を決めます。色ごとの石と言い伝え、贈る前に本人に確かめること、20,000円台から80,000円台までの予算の目安、包装と鑑定書、相手への直送、渡すときの伝え方をまとめました。
公開日: 2026年10月3日
成人や就職のお祝いに、ほかの人とかぶらない印鑑を贈りたい。石が好きな奥様や娘さんに、名前を彫った1本を渡したい。そう考えてパワーストーン印鑑を調べてみると、石は10種類以上あり、色も言い伝えもそれぞれ違います。何本贈ればよいのか、本人にどこまで聞いてよいのかも気になるところです。この記事では、パワーストーン印鑑をプレゼントするときの選び方をご説明します。例に挙げるのは、当店が運営する専門サイト「Stone Seals」の石です。贈る前に確かめることや予算、包装と直送の方法もまとめました。
石は相手の好きな色で、本数は節目で決めます。成人や就職なら実印・銀行印・認印の3本セット、結婚なら新しい姓の銀行印、開業なら実印と銀行印の2本セットが目安です。贈る前に、名前の正しい字と、すでに登録している実印がないかを本人に確かめます。言い伝えは「効く」と約束せず、「この色が似合うと思って」と贈る側の気持ちで伝えます。
パワーストーン印鑑がプレゼントに向く3つの理由
印鑑は、もともと人生の節目に贈られてきた品です。天然石の印鑑なら、名前に加えて、石の色という「選んだ理由」を添えられます。
プレゼントに向く3つの理由
- 1色で、相手のことを考えた跡が残る
木や角、象牙の印鑑は、ほぼ茶色か黒か白です。天然石なら、桃色、青、緑、金茶、銀黒と、色から選べます。「あなたの好きな色だから」という理由が、そのまま贈る言葉になります。
- 2名前と石の両方が、その人だけのもの
Stone Sealsの印鑑は、お名前を鑑定した結果をもとに京都の職人が印影を設計します。石の模様も1本ずつ違うので、同じものが2つとない贈り物になります。
- 3石英の仲間は、すり減りにくい
水晶やローズクォーツ、メノウは、モース硬度7前後の硬い石です。押すたびに紙や朱肉とこすれても印面がすり減りにくいので、成人のお祝いに贈れば長く使ってもらえます。
動物由来の素材を避けたい方へのプレゼントにも向きます。象牙や水牛の角を使いたくないとき、木のほかに選べる印材が天然石です。
向かない場面もあります。毎日持ち歩いて何度も押す認印だけを贈るなら、落としても欠けにくい木や角のほうが気楽です。天然石の硬さと欠けについては、パワーストーン印鑑は割れやすい?硬さと衝撃の違い・落とさない保管の仕方でご説明しています。
相手の好きな色から、石を決める
言い伝えから石を選ぼうとすると、同じ運気が複数の石に付いていて決めにくくなります。先に、相手がふだん身につけている色や、好きだと言っていた色を思い出してください。色が決まれば、候補の石は1つか2つになります。
ローズクォーツ(紅水晶)1本ごとに色の濃さが違い、白っぽいものから桃色の強いものまであります。Stone Sealsの5段階の耐久度では5と丈夫なので、持ち歩く銀行印にも向きます。
愛情運家族運才能運ラピスラズリ濃い青の地に散る金色の斑点は、日本大百科全書によると黄鉄鉱という鉱物です。落ち着いた色なので、男性にも贈りやすい石です。
社交運住居運ブルーメノウ海や空を思わせる色です。ラピスラズリより明るく、やわらかい印象の印鑑になります。
希望運アベンチュリン(印度翡翠)ヒスイに似た緑で、耐久度5の丈夫な石です。深い緑が好きな方には、縞模様のグリーンメノウもあります。
成功運蓄財運赤メノウ(レッドアゲート)赤から橙にかけての縞の入り方が、1本ずつ違います。還暦のお祝いに、赤い品として贈ることもできます。
愛情運家族運タイガーアイ(虎目石)角度を変えると光の筋が動きます。仕事の成功を願う石とされ、独立や昇進のお祝いに向きます。
成功運住居運水晶(クリスタル)、白メノウ色の主張がないので、どの色の服や小物にも合います。水晶は、Stone Sealsで価格の低い石の1つです。
成功運蓄財運希望運ヘマタイト(赤鉄鉱)磨いた面に顔が映るほどのつやがあります。5段階の硬度と耐久度はどちらも5で、石英の仲間の2倍近い重さがあります。
成功運社交運「愛情運」などの運気は、Stone Sealsがそれぞれの石に結びつけているもので、効果が確かめられたものではありません。色の濃さと模様は1本ずつ違い、写真と同じ石が届くとは限りません。黄メノウは、記事作成時点でページを確認できなかったため載せていません。
好きな色が分からないときは、本人に聞くのがいちばん確実です。印鑑を贈ることを伏せたいなら、「石で選ぶなら何色がいい?」と雑談の中で尋ねる方法があります。それでも分からなければ、水晶かヘマタイトのように、服や小物の色を選ばない石にします。
節目に合わせて、どの印鑑を何本贈るか
石が決まったら、次は本数です。相手がどの節目にいるかで、必要な印鑑は変わります。よくある4つの節目ごとに、すでに持っている印鑑と重ならない組み合わせをまとめました。
初めて自分の印鑑を持つ節目
実印・銀行印・認印の3本セットこれまでご家族に借りていた印鑑が、自分の名前の1本に替わります。3本を同じ石でそろえ、直径の差で見分けます。
彫る名前実印はフルネーム、銀行印と認印は姓が一般的です。結婚で姓が変わる可能性がある方は、銀行印を名で彫る方法もあります
姓が変わる節目
新しい姓の銀行印、または3本セット姓が変わると、旧姓を彫った実印は登録し直しになり、銀行印も新しい姓で作り直す機会になります。新しい姓の銀行印か、実印まで含めた3本セットを贈ります。
気をつけること姓が変わらない方は今の印鑑を使い続けられるので、贈るなら名を彫った銀行印にします。ご夫婦へ贈るなら、同じ石で2人分をそろえる方法もあります
契約と口座が増える節目
実印・銀行印の2本セット事業用の口座を開いたり、契約書に実印を押したりする場面が増えます。個人事業では個人の実印と銀行印を仕事にも使うので、2本を新しくするのによい機会です。
石の選び方仕事の成功を願う石とされる、タイガーアイやヘマタイトが向きます。相手が法人を作る場合は会社の印鑑が別に要るので、個人用として贈ります
これからの手続きに備える節目
実印1本、または実印・銀行印の2本住み替えや相続の手続きで、実印を使う場面が出てきます。長年使った実印を、記念の1本に替えるプレゼントです。
気をつけることすでに登録している実印を替えると、役所で手続きをやり直すことになります。本人に替えるつもりがあるかを、先に確かめます
3本セットは単品の合計より10%、実印と銀行印の2本セットは5%安くなります。どちらにも、ケースをまとめて収める金属の箱が付きます。1本だけ贈るなら、銀行印か認印が無難です。実印は本人が役所で登録しないと使えないので、その手間をお願いできる間柄かどうかも考えて決めます。
贈る前に、本人に確かめる4つのこと
印鑑は、名前を彫る品です。贈る側だけで決められないことが4つあります。サプライズにしたい場合も、これだけは何らかの形で確かめてください。
贈る前の確認メモ4つが分かれば、注文できます
- 名前の正しい字
- 戸籍や住民票と同じ字で彫ります「髙」と「高」、「齋」と「斎」のように、ふだんの書き方と戸籍の字が違うことがあります。旧字や外字も追加料金なしで彫れます。注文画面で正しく送られないことがあるので、備考欄にも書きます
- 登録している実印があるか
- あれば、実印ではなく銀行印か認印を贈ります京都市では印鑑登録は1人1個です。登録済みの方に実印を贈ると、今の1本と替えるか、しまっておくかで相手を悩ませてしまいます
- 直径の希望
- 実印13.5〜18mm、銀行印12〜16.5mmStone Sealsの目安では、女性は実印13.5mmか15mm、男性は16.5mmか18mmが人気です。手の大きさや、持っている印鑑との釣り合いで決めます
- 好きな色
- 石を決めるいちばんの手がかりです直接聞きにくければ、ふだん身につけている服や小物の色を手がかりにします
名前の聞き方は印鑑のプレゼントで名前を聞くには?正しい字と彫り方の確かめ方、サプライズで贈れる範囲は印鑑はサプライズで贈れる?本人に確かめる情報と贈る側で決めてよい仕様でご説明しています。
予算の目安|20,000円台から80,000円台まで
Stone Sealsの価格は、石の種類と直径で決まります。同じ石で同じ直径なら、実印、銀行印、認印は同じ価格です。予算に合わせて、1本にするか、2本・3本のセットにするかを考えます。
贈る印鑑実印・銀行印・認印の3本セット。成人や就職、結婚のお祝いに向きます
石の例実印15mm・銀行印13.5mm・認印12mmの組。水晶60,800円、赤メノウ73,400円、ローズクォーツ78,300円
贈る印鑑実印・銀行印の2本セット。独立や開業、還暦のお祝いに向きます
石の例実印15mm・銀行印13.5mmの組。水晶43,700円、赤メノウ54,200円、ローズクォーツ56,500円
贈る印鑑銀行印か認印を1本。誕生日や、ちょっとしたお礼に向きます
石の例13.5mmの1本。ヘマタイト22,000円、水晶22,500円、赤メノウ27,500円、ローズクォーツ28,500円
価格は税込で、記事作成時点のものです。タイガーアイやラピスラズリは同じ直径でも高く、13.5mmの1本で40,000円台です。石ごとの価格の違いはパワーストーン印鑑の値段はいくら?石ごとの価格と品質の見方にまとめています。
お祝いに贈る印鑑には、ふつうは贈与税がかかりません。国税庁のタックスアンサーによると、個人から受け取るお祝いの品は、常識的な範囲(社会通念上相当)なら課税されないためです。
包装、鑑定書、相手への直送
プレゼントにするときに気になるのが、箱と包装、そして金額が相手に分からないかどうかです。Stone Sealsの印鑑に付いてくるものと、注文のときに選べることをまとめました。
朱肉付きの印鑑ケース10種類以上から選びます。おすすめを選ぶと、石に合う色のケースが付きます
付く1本ずつ付く捺印マット
付く付く鑑定書印鑑1本ごとに作ります。印材と彫刻の内容、姓名鑑定の結果が書かれています
付く1本ずつ付く保証書5年以内に破損したときは、修理か彫り直しをします
付く付くケースを収める金属の箱5色から選びます
なし付く贈り物用の包装注文のときに、好みのものを選びます
選べる選べる石の鑑定書石そのものを鑑定した書類です。希望する方は、追加料金で付けられます
追加料金追加料金鑑定書には姓名鑑定の結果も書かれているので、そのまま渡してよいか、渡す前に中身を確かめておきます。開運印鑑の鑑定書の渡し方は開運印鑑をプレゼントするときの鑑定書|内容と渡し方の配慮でご説明しています。
相手の住所へ直接届けることもできます。注文画面では購入者と配送先を別々に入力し、お届け希望日は発送日の翌々日以降で指定します。制作に7〜10日ほどかかるので、渡したい日の3週間前には注文しておくと安心です。遠くに住む息子さんや娘さんにも、成人のお祝いの当日に合わせて届けられます。
言い伝えは、贈る側の気持ちとして伝える
天然石には、色や模様にちなんだ言い伝えがあります。贈るときに、これをどう伝えるかで印象が変わります。「この石を持てば運が良くなる」と言われると、身構える方もいます。石で運気が変わることは、科学的には確かめられていません。そこで言い伝えは、石を選んだ理由として、贈る側の気持ちに言い換えて伝えます。
「ローズクォーツは恋愛運が上がる石だから」
「あなたの好きな桃色の石に、名前を彫ってもらったよ」石の色と名前という、確かなことを伝えます
「タイガーアイを持てば、仕事がうまくいくって」
「仕事の成功を願う石とされているから、独立のお祝いに選んだよ」「とされている」と添えると、押しつけに聞こえにくくなります
「鑑定で運気を良くしてもらった印鑑だよ」
「名前の画数を見てもらって、それをもとに彫ってもらったよ」鑑定は印影を設計する手がかりだと伝えます
当店が石の効果についてどう考えているかは、パワーストーン印鑑に効果はある?言い伝えと科学的根拠の分け方にまとめています。贈る方にも、受け取る方にも、言い伝えは「選ぶ楽しみの1つ」としてお伝えしています。
よくある質問
印鑑を贈るのは縁起が悪いと聞きましたが、本当ですか
印鑑は、成人や就職、結婚の節目に贈られてきた品で、縁起が悪いという決まりはありません。「印鑑を贈ると縁が切れる」といった言い伝えもありますが、根拠のある話ではありません。言い伝えの中身は印鑑を贈ると縁起が悪い?言い伝えの真相と実際に困ることにまとめています。実際に困るのは、名前の字を間違えることと、登録済みの実印と重なることです。この2つを確かめれば、安心して贈れます。
相手に金額を知られずに贈れますか
相手の住所へ直送するときは、金額の分かる書類を入れないよう、注文のときにお問い合わせか備考欄でお伝えください。当店の印鑑を直送する手順は、印鑑のプレゼントを相手へ直送する方法|金額を見せずに届ける注文手順にまとめています。
銀行は、天然石の印鑑を届出印として受け付けますか
全国銀行協会が届出印に使えない例として挙げているのは2つです。キャラクターものなど多くの人が同じ印影を持つものと、ゴム印のように変形しやすいものです。天然石の印鑑はそのどちらにも入っていません。取扱いは金融機関によって異なるので、気になる場合は口座のある銀行にご確認ください。
男性に桃色の石を贈っても大丈夫ですか
本人が好きな色なら、もちろん大丈夫です。好みが分からず迷うときは、ラピスラズリやヘマタイト、タイガーアイのような落ち着いた色の石にする方法もあります。ケースを黒や茶色にすると、桃色の石でも持ち歩きやすくなります。
天然石ではなく、定番の印材で開運印鑑を贈ることもできますか
できます。当店の開運印鑑は、薩摩本柘や黒水牛などの定番の印材で、お名前の鑑定をもとに印影を設計します。鑑定書と桐箱、下鴨神社でご祈祷いただいた印鑑お守りが付きます。石の色にこだわりがなければ、こちらの選択肢もあります。
まとめ|色、節目、確認、予算の順に決める
プレゼントのパワーストーン印鑑は、次の順で決めます。まず、相手の好きな色で石を1つか2つに絞ります。次に、相手の節目を上の4つに当てはめて、贈る印鑑と本数を決めます。そのうえで、名前の正しい字、登録済みの実印の有無、直径の希望を本人に確かめます。本数と直径が決まったら、予算の目安と照らし合わせます。1本なら20,000円台から、3本セットなら60,000円台からです。最後に、注文画面で包装と配送先を選び、渡したい日の3週間前までに手配します。
好きな色の石に、その人の名前を彫って贈る
Stone Sealsでは、10種類以上の天然石から石を選べます。お名前を鑑定した結果をもとに、京都の職人が印影を設計して彫刻します。朱肉付きの印鑑ケース、鑑定書、保証書付き。贈り物用の包装を選べ、相手の住所へ直送できます。送料無料、5年保証です。
Stone Sealsで、色から石を選ぶ