CHAPTER 16 印鑑の贈り物・マナー
印鑑のギフトは何日前に注文する?納期の目安と渡す日からの逆算
誕生日や入社日など、渡す日が決まっている印鑑の贈り物は、何日前に注文すれば間に合うのかを説明します。目安は渡す日の2〜3週間前です。印影を確認する場合、名前をこれから聞く場合、開運印鑑を贈る場合、連休をはさむ場合は、さらに早めます。注文から届くまでの4つの時間、配達希望日を選べる範囲、成人式や敬老の日など行事ごとの目安、逆算の例をまとめました。
公開日: 2026年9月30日
誕生日、入社日、結婚記念日。印鑑を贈る日は、たいてい先に決まっています。名前を彫る印鑑は、注文を受けてから職人が1本ずつ作ります。お店に並んでいる品のように、選んだ翌日に届くわけではありません。「何日前に頼めば間に合うのか」を、注文から届くまでの流れを段階に分けて考えていきます。
名前の字が分かっていて、手渡しで贈るなら、渡す日の2週間前までに注文します。彫る前に印影を確かめるなら3週間前、開運印鑑なら1か月前が目安です。相手へ直送して当日に届けるなら、渡す日の30日前から9日前までのあいだに注文します。当店の配達希望日は、ご注文の9日後から30日後までの日付から選ぶためです。
注文から届くまでには、4つの時間がかかります
「印鑑の納期」というと、お店が作る日数だけを思い浮かべがちです。けれども、贈り物の場合は、注文の前後にも時間がかかります。届くまでの時間を4つに分けると、どこで日数が延びるのかが見えてきます。
このうち贈る側で縮められるのは、名前を確かめる時間と、デザインのメールに返信するまでの間です。職人が彫る日数は、ご注文の内容と、その時期の混み具合で決まります。
7営業日は、定休日をはさむと、カレンダーの上では9〜10日ほどになります。「1週間で届く」と考えず、2週間前を最初の目安にしてください。
条件を足していくと、注文する日が決まります
2週間前は、いちばん手間のかからない場合の日数です。次の条件に当てはまるときは、そのぶん早めます。
渡す日から数えた、注文の目安当てはまる条件が2つ以上あれば、それぞれの日数を足して早めます
基本名前の字が分かっている。印影の確認をせず、手渡しで贈る
2週間前印影の確認をする彫る前のデザインをメールで見てから彫刻に進む
3週間前名前をこれから聞く本人やご家族の返事を待ってから注文する
3週間前開運印鑑を贈る姓名の鑑定と、その結果に合わせた印影の設計が加わる
1か月前年末年始や大型連休をはさむ当店の年始の休みや、配送が混み合う時期に重なる
さらに1週間たとえば、名前をこれから聞き、印影の確認もする場合は、渡す日の4週間前に字を尋ねるところから始めます。どの日数も余裕を見込んだもので、実際にはもっと早く届くこともあります。
「印影のご確認」は、彫る前のデザインをメールで受け取り、名前の字や配置をご自分の目で確かめられる仕組みです。贈り物なら、1週間早めてでも選んでおくことをおすすめします。デザインのメールが届いたら、その日のうちに返信すると、そのぶん早く仕上がります。
開運印鑑は、お名前の画数を鑑定し、その結果をもとに印影を設計してから彫ります。そのため、通常の印鑑より日数に余裕を見ておきます。生年月日が分からないまま注文する場合の扱いは、生年月日なしで開運印鑑を贈れる?で説明しています。
配達希望日を選べるのは、注文の9日後から30日後まで
当店の注文画面にある「配達希望日」は、ご注文の9日後から30日後までの日付から選びます。それより早い日と、31日後より先の日は選べません。
注文日から数えた、配達希望日を選べる範囲
配達希望日を「指定なし」にした場合は、仕上がりしだい発送します。9日後より早く必要なときは、注文画面の「その他ご連絡事項」の欄でご相談ください。
この範囲があるので、早く注文すればするほどよい、というわけでもありません。たとえば、誕生日の当日に相手の住所へ直送したいとします。その場合は、誕生日の30日前から9日前までのあいだに注文し、配達希望日にその日を選びます。直送の設定の仕方は、印鑑のプレゼントを相手へ直送する方法で説明しています。
1か月以上前に準備を済ませたいなら、配達希望日を指定せずにご自宅で受け取り、渡す日まで保管しておく方法があります。保管の仕方は、下のよくある質問で説明しています。
成人式や敬老の日など、行事ごとの注文の目安
成人の日や敬老の日のように日付の決まった行事は、早めに予定に入れておけます。一方、出産や会社設立のように、名前や社名が決まるまで注文できない場合もあります。主な行事ごとに、いつごろ注文すればよいかを並べました。
- 成人式・二十歳を祝う会12月の前半までに注文成人の日は1月の第2月曜日です。年末は配送が混み合い、年始は当店も休みに入ります
- 卒業・入学・入社2月中に注文入学や入社の前には、口座を作るのに印鑑が要ることもあります。その手続きに間に合うよう、早めに渡します
- 母の日・父の日3週間前に注文母の日は5月の第2日曜日で、大型連休をはさむため、4月の半ばまでに注文します。父の日は6月の第3日曜日です
- 敬老の日3週間前に注文9月の第3月曜日です。離れて暮らすお祖父様・お祖母様には、直送で日付を合わせられます
- 誕生日・還暦・記念日3週間前に注文印影の確認を選んでも間に合う日数です。還暦など節目の年は、1か月前から準備すると落ち着いて選べます
- 結婚1か月前に注文新しい姓で彫る場合は、姓が変わる日と渡す日の両方を確かめてから注文します
- 出産・お宮参り名前を聞いたらすぐに注文出生の届出は、生まれた日から14日以内です。名前が決まるのを待ち、お宮参りのころに渡す段取りにします
- 開業・会社設立社名や屋号が決まってから注文会社の実印は登記の手続きに使うので、申請する日から逆算して渡す日を決めます
会社印の段取りは、開業祝いの会社印鑑は登記前に贈れる?でくわしく説明しています。
逆算の例|11月22日の誕生日に手渡す場合
実際の日付で考えてみます。2026年11月22日(日)の誕生日に、印影の確認をしたうえで手渡しする場合です。名前の字は、これから本人に聞くものとします。
- 110月25日ごろ本人に、名前の字と彫る範囲を聞く。字はメッセージで打って送ってもらう
- 211月1日ごろ「印影のご確認」を選んで注文する。旧字は備考欄に書くここで注文
- 311月4日ごろデザインのメールが届いたら、その日のうちに返信する
- 411月17日ごろまで届いたら、名前の字とケースを確かめて、箱に戻してしまっておく
- 511月22日 誕生日包装して手渡す手渡す
11月3日は文化の日ですが、当店は祝日も営業しています。休みは、土曜日と、第2・第4日曜日にあたる8日と22日です。制作に7営業日かかっても、17日ごろまでには届く計算になります。届いてから誕生日まで数日あるので、字を確かめてから包む時間も落ち着いてとれます。
間に合わないと分かったら、先にご相談ください
計算してみて、もう2週間を切っていると気づくこともあります。その場合は、注文の前にお電話(075-611-2622)で渡す日をお知らせください。印材の在庫と制作の状況を見て、間に合うかどうかと、間に合わせる方法をお答えします。急ぐときの進め方は、急ぎの印鑑プレゼントを間に合わせるには?にまとめています。
よくある質問
早めに受け取って、渡す日まで家で保管しても大丈夫ですか
大丈夫です。ケースに入れたまま箱に戻し、直射日光や暖房の風が当たらない引き出しにしまってください。象牙や水牛は、急な乾燥でひびが入ることがあります。包装を選んだ場合は、包みを開けずにそのまま保管できます。
土曜日や日曜日に注文しても、日数に数えられますか
ご注文は曜日を問わず受け付けています。ただ、制作と発送の日数は営業日で数えるため、定休日にいただいたご注文は、休み明けの日から数え始めます。週末に注文するときは、1〜2日の余裕を足しておきます。
注文したあとで、渡す日が早まりました
すぐにお電話でご連絡ください。制作の進み具合を確かめて、配達日を早められるかどうかをお答えします。印影の確認を選んでいた場合は、デザインのメールに早めにご返信いただくと、日数を縮められます。
のしを自分で掛けたいのですが、日数は変わりますか
当店の作業の日数は変わりません。包装を「通常梱包」にしてご自宅で受け取り、ご自分でのし紙を掛けます。のし紙を用意して掛けるまでに1〜2日見込んで、届く日を決めてください。表書きの選び方は印鑑の贈り物にのしは必要?で紹介しています。
まとめ|渡す日から逆算して注文日を決める手順
最初に、渡す日と、手渡しか直送かを決めます。次に、2週間前を基本にして、上の図で当てはまる条件の日数を足します。直送で日付を合わせるなら、決まった注文日が渡す日の30日前から9日前までに入っているかを確かめます。最後に、名前を聞き始める日と注文する日を、手帳に書き込んでおきます。
渡す日が決まったら贈り物に選ばれている印鑑京都の職人が1本ずつ彫刻し、ご注文から3〜7営業日で発送します。配達希望日はご注文の9日後から30日後まで選べます。送料無料、5年保証です
1銀行印名前だけで彫る方が多い1本。薩摩本柘12mm 6,400円、黒水牛13.5mm 9,500円 2実印・銀行印の2本セット薩摩本柘 16,200円〜、黒水牛 17,900円〜。桐箱か化粧箱入り 3実印・銀行印・認印の3本セット成人・就職の節目に。薩摩本柘 21,700円〜、黒水牛 24,300円〜