CHAPTER 16 印鑑の贈り物・マナー
開運印鑑は生年月日なしで贈れる?鑑定に必要なのは姓名だけ
生年月日が分からなくても開運印鑑は贈れます。鑑定は姓名の画数をもとに行い、生年月日は九星気学で印材を選ぶときの参考にするだけだからです。生年月日なしでできること・できないこと、生まれ年だけ分かる場合の書き方、本人に聞かずに贈る段取りを説明します。
公開日: 2026年9月24日
開運印鑑を贈ろうとして注文画面を開くと、「生年月日」の欄があります。お子様やお孫さんに贈るなら、生年月日は分かっています。ただ、友人や取引先、部下に贈る場合は、そこまでは知らないことが多いでしょう。ご本人に聞けば驚かせる楽しみが減りますし、聞きにくい相手もいます。ここでは、生年月日が鑑定の何に使われるかを確かめ、分からないまま注文する方法と、ご本人に聞かずに贈る段取りを説明します。
生年月日が分からなくても、開運印鑑は注文できます。鑑定は姓名の画数から出す五格をもとに行い、印影もその結果と願う運気に合わせて設計します。生年月日は、九星気学で本命星を出し、相性のよい印材をご案内するときの参考情報です。分からない場合は空欄のままで構いません。印材は贈る相手の好みに合わせて選んでください。
鑑定に使う情報と、それぞれの役割
当店の開運印鑑の注文画面には、「鑑定情報」として姓名、生年月日、性別を入力する欄があります。その下に、願う運気を3つまで選ぶ欄が続きます。4つの情報がそれぞれ何に使われるかを並べると、生年月日の役割がはっきりします。
| 情報 | 必要か | 何に使うか | 分からない場合 |
|---|---|---|---|
| 姓名 | 必須 | 画数から五格を出し、陰陽と五行も見て名前の傾向を読む。印影の設計もこの結果をもとにする | 鑑定を始められません。字体までご家族に確かめてください |
| 生年月日 | 参考情報 | 九星気学で本命星を出し、相性のよい印材をご案内する | 空欄で構いません。印材は好みで選びます |
| 性別 | 参考情報 | 鑑定書の文面や、直径・彫る名前のご提案の参考にする | 「その他」を選んでいただけます |
| 願う運気 | 任意 | 印面八方位のどこを強調するかを決める。3つまで選べる | 「おすすめ」を選べば、鑑定の結果をもとに鑑定士が決めます |
つまり、鑑定と印影の設計に欠かせないのは姓名だけです。開運印鑑の仕組みそのものは開運印鑑とは?姓名鑑定と印影づくりの仕組みで工程ごとに説明しています。
生年月日なしでできること、できないこと
- 姓名鑑定
- 五格、陰陽の配列、五行の配置はすべて姓名の画数から出します
- 運気の指定
- 8つの運気から3つまで選ぶことも、「おすすめ」に任せることもできます
- 印影の設計と彫刻
- 鑑定の結果と運気をもとに、職人が接点と重心を整えて彫ります
- 鑑定書
- 五格の見立てと、印影でどこを補ったかを書いた鑑定書が付きます
- 九星気学による印材のご案内
- 本命星は生まれ年から出すため、年が分からないとご案内できません
- 鑑定書への本命星の記載
- 生年月日を空欄にした場合、鑑定書には本命星と印材の相性を書きません
できないのは、本命星にもとづく印材のご案内だけです。印材は何十年も手にする道具ですので、色や手触りの好みで選んで構いません。贈り物なら、相手が普段使っている小物の色に合わせる選び方もあります。
生まれ年だけ分かる場合は、本命星を出せます
「何年生まれかは知っているが、月日までは知らない」という場合は、九星気学による印材のご案内もほぼできます。本命星は生まれた年で決まるからです。ただし九星気学では、年の変わり目を1月1日ではなく立春(2月4日頃)とします。そのため、1月1日から立春の前日までに生まれた方は、前の年の本命星になります。生まれ年に加えて、1月か2月初めの生まれではないと分かっていれば、本命星は1つに決まります。
| 本命星 | 昭和の生まれ年 | 平成・令和の生まれ年 |
|---|---|---|
| 一白水星 | 2・11・20・29・38・47・56年 | 平成2・11・20・29年、令和8年 |
| 二黒土星 | 元・10・19・28・37・46・55年 | 平成元・10・19・28年、令和7年 |
| 三碧木星 | 9・18・27・36・45・54・63年 | 平成9・18・27年、令和6年 |
| 四緑木星 | 8・17・26・35・44・53・62年 | 平成8・17・26年、令和5年 |
| 五黄土星 | 7・16・25・34・43・52・61年 | 平成7・16・25年、令和4年 |
| 六白金星 | 6・15・24・33・42・51・60年 | 平成6・15・24年、令和3年 |
| 七赤金星 | 5・14・23・32・41・50・59年 | 平成5・14・23年、令和2年 |
| 八白土星 | 4・13・22・31・40・49・58年 | 平成4・13・22・31年、令和元年 |
| 九紫火星 | 3・12・21・30・39・48・57年 | 平成3・12・21・30年 |
立春より前の生まれの方は前の年に含めます。表は当店の九星気学と印面八方位のページに載せているものと同じです。
生まれ年だけ分かる場合は、注文画面の生年月日の欄を空欄にしたまま、備考欄に「昭和〇〇年生まれ。月日は不明」とお書きください。その年の本命星をもとに印材をご案内します。
本人に聞かずに贈る段取り
驚かせて渡したい場合でも、鑑定のために必ず確かめるのは姓名の字体だけです。生年月日はご家族に聞けるなら聞き、聞けなければ空欄のまま進めます。渡す日から逆算すると、次の順になります。
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1か月前
姓名の正式な字体を確かめる
鑑定は画数で行いますので、「辺」と「邊」「邉」のような違いで結果が変わります。年賀状や名刺を見たり、ご家族に聞いたりして、戸籍どおりの字を調べてください。実印にする場合は、住民票と同じ字でないと登録できません。
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同じ頃
持っている印鑑の種類をご家族に聞く
実印を登録しているか、銀行印を持っているかを確かめます。1本も持っていない方には3本セットが、認印だけお持ちの方には実印・銀行印の2本セットが選ばれています。
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3週間前
生年月日は分かる範囲で書き、運気は場面に合わせて選ぶ
生年月日が分からなければ空欄に、生まれ年だけ分かれば備考欄に書きます。運気は、就職祝いなら成功運や社交運、結婚祝いなら家族運というように場面から選ぶか、「おすすめ」に任せます。
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注文
印材は相手の持ち物の色に合わせる
黒い革小物を使う方には黒水牛、明るい色を好む方には白水牛や薩摩本柘、香りを楽しむ方には白檀が選ばれています。鑑定から彫刻までの日数を考えて、渡す日の3週間前までに注文してください。
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当日
鑑定書を一緒に渡す
鑑定書には、五格の見立てと、印影でどこを補ったかが書かれています。「名前を鑑定してもらって作った」と一言添えて、中身はご本人にゆっくり読んでもらってください。
贈り物の印鑑で確かめておきたい点は印鑑を贈る前に確認したい5つのことにまとめています。成人祝いや就職祝いでの運気の選び方は、成人祝いに開運印鑑を贈ると就職祝いに開運印鑑を贈るをご覧ください。
生年月日をさりげなく聞く方法
本命星にもとづく印材のご案内まで受けたい場合は、印鑑のことを伏せたまま生年月日を知る方法があります。ご家族や共通の友人に聞ければ確実です。ご本人に直接たずねるしかない場合は、誕生日や干支の話題がきっかけになります。
誕生日の話題から
「誕生日いつだった? お祝いしたいから」と聞けば、月日は自然に分かります。年は年齢から逆算できます。1月か2月初めの生まれなら、立春(2月4日頃)より前か後かを確かめてください。
星座や干支の話題から
年齢の見当がつけば、干支から生まれ年が分かります。星座は、立春より前の生まれかどうかを見分ける手がかりになります。水瓶座は立春をまたぐので、その場合は日付まで確かめてください。
職場の名簿は使わない
職場の名簿に生年月日が載っていても、贈り物のために私的に使うのは避けてください。ご本人かご家族から聞いた日付だけを使えば、渡すときにも気持ちよく説明できます。
贈ったあとで、本人が本命星を確かめることもできます
「生年月日は印鑑が届いてから本人に聞くので、どの素材がよいかはあとで知りたい」という方もいらっしゃいます。ただ、印材はご注文の時点で決めていただくため、あとからご案内を受けて選び直すことはできません。その代わり、無料の簡易鑑定にご本人が姓名と生年月日を入力すれば、本命星と相性のよい印材をいつでも確かめられます。贈ったあとで試してもらえば、次に印鑑を作るときの参考になります。
九星気学で相性がよいとされる印材とは別の素材を選んでも、鑑定の結果や印影の設計は変わりません。当店が印材選びでいちばん大切にしているのは、お使いになる方のご希望です。贈り物なら、「いつも黒い財布を使っているから黒水牛にした」のように、選んだ理由を鑑定書と一緒に伝えてみてください。
よくある質問
生年月日を空欄にすると、注文が止まりますか
止まりません。生年月日は参考情報のため、年・月・日を選ばないまま注文を進められます。姓名と彫る内容を指定していただければ、鑑定と設計を始めます。
生年月日が間違っていたら、鑑定はやり直しですか
生年月日は印材のご案内にだけ使いますので、姓名の鑑定と印影の設計はやり直しになりません。すでに彫り終えていれば、印鑑はそのままお使いいただけます。
姓名も正確に分かりません。姓だけで鑑定できますか
五格のうち4つは名の画数が関わりますので、姓だけでは鑑定を始められません。下の名前の字体までご家族に確かめてから、ご注文ください。どうしても確かめられない場合は、開運印鑑ではない通常の認印を、姓だけで作るという選択肢もあります。
会社の開運印鑑にも生年月日は必要ですか
会社の開運印鑑では、代表者の生年月日は伺いません。鑑定に使うのは、会社名と代表者名の画数と、創業年(設立年)です。創業年が正確に決まっていない場合は、おおよその年月で構いません。
まとめ|姓名さえ正確なら、生年月日なしで贈れます
生年月日を知らない相手に贈るときは、次の順に決めてください。まず、年賀状を見たりご家族に聞いたりして、姓名の正式な字体を確かめます。次に、相手が持っている印鑑を聞いて、3本セット・2本セット・1本のどれにするかを決めます。
生年月日は、分かれば入力し、生まれ年だけなら備考欄に書き、分からなければ空欄のままにします。運気は場面に合わせて選ぶか「おすすめ」に任せ、印材は相手の好みで選びます。注文は、渡す日の3週間前までに済ませてください。
生年月日は空欄のまま、開運印鑑を注文できます
注文画面では、姓名・生年月日・性別・願う運気・彫る名前の順に指定していただけます。生年月日が分からない場合は空欄に、生まれ年だけ分かる場合は備考欄にお書きください。鑑定書と桐箱、下鴨神社のお守りを添えて、贈り物の形でお届けします。
開運3本セットを贈る