CHAPTER 14 京印章・京都
京都で印鑑を即日作る方法|今日使える用途と店へ行く前の確認
京都で印鑑を即日作りたい方へ。その日に手に入る印鑑の種類と、認印・銀行印・実印のどの用事なら間に合うかをまとめました。京都市で実印を登録するときの条件、店へ行く前に確かめること、職人が作る印鑑を急いで用意する方法もお伝えします。
公開日: 2026年10月10日
京都に引っ越してきて、明日までに書類を出さなければならない。入社の手続きで、今日中に印鑑を持ってくるよう言われた。こうした事情で、京都で印鑑を即日作れる店をお探しの方へ向けて書きました。急いで買った1本が、出したい書類には使えなかった、ということもあります。店へ向かう前に、今日の用事に合う印鑑はどれかを確かめておきましょう。
その日に手に入るのは、売り場に並ぶ既製品か、店頭の彫刻機で作る印鑑です。宅配便の受け取りや入社の書類に押す認印なら、どちらでも間に合います。実印は事情が違います。京都市では量産された既製品を登録できず、区役所の受付も平日の午後5時までです。実印と銀行印は、ほかの人と同じ印影にならないことが大切です。数日待てるなら、職人が名前に合わせて作る印鑑をおすすめします。
京都で即日手に入る印鑑は2種類です
「即日の印鑑」と呼ばれるものには、作り方の違う2種類があります。どちらを選ぶかで、使える用途も変わります。
売り場に並ぶ既製品の印鑑
- よくある苗字を彫った印鑑が、棚に並んでいます
- 文房具店や大型スーパーなどで、その場で買えます
- 同じ形の印鑑が大量に作られているので、京都市では実印として登録できません
向いている用途宅配便の受け取り、回覧板、社内の書類に押す認印
店頭の彫刻機で作る印鑑
- 名前を入力して書体を選ぶと、機械が印材を彫ります
- 店によって違いますが、30分から数時間ほどで受け取れます
- パソコンの書体をそのまま彫るので、同じ名前と書体なら同じ印影になることがあります
向いている用途珍しい苗字で既製品が見つからないときに、急ぎの書類へ押す認印
全日本印章業協会は、印鑑を彫る工程を「字入れ」「荒彫り」「仕上げ」の3つに分けています。即日の印鑑は、字入れをパソコンに任せ、彫刻機で彫ることで、その日のうちに渡せるようにしています。名前に合わせて字を作り、仕上げまで人の手を入れる印鑑とは、かかる時間が違います。この2つは即日印鑑と職人製作印の違いで詳しく比べています。
今日の用事に、即日の印鑑で間に合うか
急いでいるときほど、「とりあえず1本」と買ってしまいがちです。けれども、書類によっては、その印鑑では受け付けてもらえないことがあります。よくある用事ごとに、間に合うかどうかを整理しました。
宅配便や書留の受け取り配達の伝票に押す
間に合います。既製品で構いません入社や賃貸の書類「シャチハタ不可」と書かれた押印欄
間に合います。朱肉を付けて押す木や樹脂の印鑑を選びます銀行で口座を作る届出印として登録する
届け出はできます。ただ、何十年も使う印鑑です。あとで替えるには、銀行で変更の手続きが要ります区役所で実印を登録する住宅ローンや車の購入、相続に使う
既製品は登録できません。彫刻機で作った印鑑は、大きさや名前などの条件を満たせば登録できます浸透印(インク内蔵の印鑑)で済ませる朱肉のいらないゴムの印鑑
京都市では実印として登録できません。銀行の届出印にも、ゴム印は基本的に使えません認印として使うなら、朱肉を付けて押すものを選べば、即日の印鑑で間に合います。気をつけたいのは、銀行印と実印です。どちらも、押した印影を届け出たものと照らし合わせて、本人かどうかを確かめるために使います。ほかの人と同じ印影になることがある印鑑は、この役割には向きません。
実印を今日中に登録したいとき|区役所の受付は平日の午後5時まで
京都市で印鑑登録ができるのは、住所を受け持つ区役所・支所か出張所です。受付は平日の午前9時から午後5時までです。夕方に印鑑を受け取っても、窓口が閉まっていればその日には登録できません。土曜日、日曜日、祝日も受け付けていないので、登録は次の平日になります。
京都市の区役所で印鑑登録ができる時間平日のみ。土日祝日と年末年始は閉まっています
- その日に登録が済む条件ご本人が、印鑑と、運転免許証やマイナンバーカードなど顔写真付きの本人確認書類を持っていくこと
- その日に済まない場合顔写真付きの書類がないときや代理人が行くときは、後日、自宅に届く照会書を持ってもう一度窓口へ行きます
受付の時間のほかに、京都市が決めている登録の条件もあります。同じ形で大量に作られている印鑑や、ゴム印のように押すたびに形が変わるものは登録できません。大きさにも決まりがあり、丸い印鑑なら直径が8mmを超え、25mm以内であることが条件です。窓口や必要なものは京都で実印を作るでも説明しています。
実印が本当に今日要るのかも、提出先に確かめてみてください。住宅ローンや車の購入で実印と印鑑登録証明書を使うのは、申し込みではなく、正式な契約のときが多いからです。契約の日まで数日あるなら、職人が作る実印を待っても間に合うことがあります。
京都の店へ行く前に確かめたい5つのこと
この5つが分かっていれば、店や窓口へ二度行かずに済みます
- 何の書類に押すのか認印で済むのか、実印や銀行印として届け出るのか。分からなければ、提出先に「どの印鑑が要りますか」と聞きます
- 住民票に載っている名前の字「髙」と「高」、「﨑」と「崎」のように、形の違う字がある名前は先に確かめます。実印は住民票の字に合わせて作るからです。既製品の棚に、こうした字の印鑑があるとは限りません
- 店で受け取れる時刻即日といっても、受け取りが夕方になる店もあります。区役所や銀行に行くなら、その日の窓口の時間に間に合うかを先に計算します
- 顔写真付きの本人確認書類同じ日に実印を登録したい方は、運転免許証やマイナンバーカードを持って出かけます
- 朱肉で押す印鑑かどうかインクが内蔵された浸透印は手軽ですが、実印にはできず、銀行印にも基本的に使えません。書類の押印欄には、朱肉を付けて押す印鑑を選びます
今日は認印で済ませ、実印と銀行印は職人に任せる
急いでいる用事が認印で足りるなら、今日はその1本で乗り切り、実印と銀行印はあらためて職人に作ってもらう方法があります。京都に引っ越してきた方を例に、1週間ほどの流れを並べました。
即日の認印で書類を出す
勤め先や不動産会社に出す書類には、即日で手に入れた認印を押します。朱肉を付けて押す印鑑を選んでおけば、「シャチハタ不可」の押印欄にも使えます。
- 認印
実印と銀行印を注文する
使う日が決まっている方は、ご注文の前に日付をお知らせください。当店では、翌日に発送できる場合があります。
- 実印
- 銀行印
職人が彫った印鑑が届く
通常はご注文から3〜7営業日で発送します。配送には、地域によって1〜2日かかります。
- 実印
- 銀行印
区役所で登録し、銀行に届け出る
実印は、顔写真付きの本人確認書類と一緒に区役所へ持っていけば、その日に登録できます。銀行印は、口座を作るときに銀行へ届け出ます。
- 実印
- 銀行印
今日買った認印は、そのまま宅配便の受け取りや回覧板に使い続けられます。実印と銀行印を別に作っておけば、ふだんあちこちに押す認印を、区役所や銀行に届け出ずに済みます。分けて持つ理由は銀行印とは?で説明しています。
当店で急ぎの印鑑を頼むとき
当店では、ご注文を受けてから、職人がお名前に合わせて字を作り、1本ずつ彫ります。ですから、その日のうちにお渡しすることはできません。発送までは通常3〜7営業日です。お急ぎの場合は、翌日にお送りできることもあります。使う日に間に合わせるために、できることが3つあります。
お電話(075-611-2622)で、いつ何に使うかをお知らせください。ご希望の日に間に合うかどうかをお答えします。お問い合わせフォームでも承りますが、お返事まで2〜3営業日いただくことがあります。
注文画面の「印影のご確認」で「確認しない」を選ぶと、印影の案をメールでやり取りする日数を省けます。字の形にご希望があれば、備考欄にお書きください。
京阪の伏見桃山駅から歩いて5分です。店頭でも急ぎのご注文を承ります。住民票の字を書いたメモをお持ちいただくと、彫る字をその場で確かめられます。
年始はお休みをいただきます。お電話でのご相談は、定休日も承っています。店の場所は京都で印鑑を作るならでご案内しています。
よくある質問
京都の店で即日作った印鑑を、実印にしても大丈夫ですか
売り場に並ぶ量産品は、京都市では登録できません。店頭の彫刻機で作った印鑑は、大きさや名前などの条件を満たしていれば登録できます。ただ、パソコンの書体をそのまま彫るので、同じ名前の方と同じ印影になることがあります。住宅ローンや相続の手続きで何十年も使うなら、職人が名前に合わせて字を作る印鑑をおすすめします。
書類にシャチハタを押しても大丈夫ですか
書類によります。宅配便の受け取りなら問題ありませんが、契約書や役所の書類では断られることがあります。押印欄に「シャチハタ不可」とあれば、朱肉を付けて押す印鑑を使います。使い分けは認印にシャチハタは使える?にまとめています。
京都旅行のついでに注文して、その日に持って帰れますか
当店の印鑑は、その日のお持ち帰りはできません。旅行中にご注文いただき、仕上がった印鑑はご自宅へお送りします。送料は無料で、旅の荷物も増えません。
土曜日に実印を作って、その日に登録できますか
できません。京都市の区役所・支所と出張所は、土曜日、日曜日、祝日には開いていません。土日も開いている証明書発行コーナーがありますが、そこでは印鑑登録を受け付けていません。登録は月曜日以降の平日になります。
即日の認印を、あとから銀行印として使ってもよいですか
届け出はできますが、おすすめはしません。認印として使ってきた印鑑の印影は、すでに多くの書類に残っています。銀行印は、銀行の手続きにだけ使う1本を別に持つと、預金を守りやすくなります。
まとめ|即日の印鑑を買う前に決める順番
はじめに、今日使う印鑑が認印で足りるのか、実印や銀行印として届け出るものなのかを確かめます。認印なら、既製品か、店頭の彫刻機で作る印鑑で間に合います。次に、実印を今日中に登録したい方は、3つの条件がそろうかを見ます。量産品でないこと、平日の午後5時までに区役所へ行けること、顔写真付きの本人確認書類があることです。
3つがそろわないときや、何十年も使う実印と銀行印を作るときは、今日の用事は認印で済ませ、職人が作る印鑑を注文します。使う日が決まっているなら、注文の前にその日付を店に伝えて、間に合うかどうかを確かめてください。

実印・銀行印・認印を、京都・伏見の職人がお作りします
お名前に合わせて職人が1本ずつ印面を設計し、彫刻します。3本を同じ素材でそろえ、1本ずつ注文するより価格を抑えています。通常はご注文から3〜7営業日で発送、お急ぎの場合はご注文の前にご相談ください。送料無料、5年保証です。
3本セットを見る21,700円〜