CHAPTER 12 開運印鑑・姓名判断
九星気学を印鑑に取り入れる考え方|本命星・方位・印材の関係
九星気学は、生まれ年で決まる9つの星を、五行と方位に当てはめる占いです。当店の開運印鑑では、本命星を印材のご案内に使っています。九星の盤の見方、本命星の早見表、印鑑づくりで九星が関わる場面と関わらない場面をまとめました。
公開日: 2026年10月5日 更新日: 2026年10月7日
開運印鑑を調べていると、姓名判断や画数とならんで「九星気学」という言葉が出てきます。当店の簡易鑑定でも、生年月日を入れると「四緑木星」のような星の名前が表示されます。九星気学といえば、引っ越しや旅行の方角を見る占いを思い浮かべる方も多いでしょう。その九星気学が印鑑のどこに関わり、どこには関わらないのかを、図を使って順にご説明します。
当店の開運印鑑で九星気学を使うのは、印材をご案内するときです。生まれ年で本命星を調べ、星ごとに4つの印材をお知らせしています。印面八方位の図にも九星は並んでいますが、印影の設計を決めるのは、お名前の画数と、お選びいただいた運気です。日取りや方角も、ご注文の条件にしていません。
九星気学とは|9つの星を、五行と方位に当てはめる占い
九星は、一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の9つです。星といっても、夜空に見える星の名前ではありません。1から9の数に、白や黒などの色と、木・火・土・金・水の五行を組み合わせた呼び名です。
辞典によると、九星による占いは中国で唐の末ごろに始まり、日本では室町時代から流行しました。日本大百科全書は、陰陽道を通じて民間に広まった俗信と説明しています。この占いは九星術と呼ばれ、のちに「気学」の名でまとめ直されました。いまは2つの名前を合わせて、九星気学と呼ぶのが一般的です。
九星のもとになっているのは、1から9の数を3×3に並べた方陣です。縦、横、斜めのどの列も、3つの数を足すと15になります。この並びに方角を当てはめたものが、九星の盤です。真ん中に五黄土星を置き、まわりの8つの星が8つの方角を受け持ちます。
九星の盤|星ごとの方角
南
- 4四緑木星南東
- 9九紫火星南
- 2二黒土星南西
- 3三碧木星東
- 5五黄土星中央
- 7七赤金星西
- 8八白土星北東
- 1一白水星北
- 6六白金星北西
北
盤は、南を上にして描きます。地図とは上下が反対なので、東が左、西が右に来ます。4+9+2、3+5+7、8+1+6のように、どの列を足しても15です。
九星気学では、この盤の上を星が毎年1つずつ移っていくと考えます。その年に星がどこにいるかで、方角の吉凶を占います。引っ越しや旅行の行き先を見る占いとして知られているのは、このためです。
本命星の調べ方|生まれ年の早見表
九星は年ごとに1つずつ割り当てられていて、9年でひと回りします。生まれた年の星が、その人の「本命星」です。同じ年に生まれた方は、同じ星になります。
気をつけたいのは、年の変わり目です。九星では、1年の始まりを立春に置きます。当店の簡易鑑定では、1月1日から2月3日までに生まれた方を、前の年の生まれとして扱います。たとえば1990年1月20日生まれの方は、1989年の二黒土星です。
生まれ年と本命星(西暦)
19361945195419631972198119901999200820172026
1944195319621971198019891998200720162025
1943195219611970197919881997200620152024
1942195119601969197819871996200520142023
1941195019591968197719861995200420132022
1940194919581967197619851994200320122021
1939194819571966197519841993200220112020
1938194719561965197419831992200120102019
1937194619551964197319821991200020092018
当店の簡易鑑定と同じ数え方です。1月1日から2月3日までに生まれた方は、1つ前の年で探してください。
早見表を使わなくても、無料の簡易鑑定にお名前と生年月日を入れれば、本命星が画面に表示されます。
「方位」という言葉には、2つの使い方があります
九星気学の本や暦には、「吉方位」のように「方位」という言葉がよく出てきます。開運印鑑の「印面八方位」にも、同じ字が使われています。どちらも易の八卦にもとづく8つの方角ですが、指しているものは別です。
家や今いる場所から見た、実際の方角
引っ越し、旅行、家の新築などで、どの方角へ動くかを見ます。星は毎年盤の上を移るので、よいとされる方角も年ごとに変わります。
使う場面引っ越し先や旅行先を決めるとき
押した印影の中の、8つの位置
丸い印影を8つに分け、それぞれに運気を1つずつ当てます。紙の上の位置の呼び名なので、印鑑を押す向きや、しまう場所の方角とは関係がありません。
使う場面強めたい運気を選び、印影を設計するとき
印鑑づくりで使うのは、印影の中の位置のほうです。お店がどちらにあるか、どちらを向いて押すかといった実際の方角は、当店では問いません。
印鑑づくりで九星気学が関わる3つの場面
九星気学が印鑑と結びつく場面は、大きく3つあります。当店が取り入れているものと、そうでないものを分けてご説明します。
本命星から、印材の候補を出す
当店で使っています生まれ年の星の五行をもとに、5種類の印材から4つをご案内します。簡易鑑定に生年月日を入れると、画面に表示されます。
使う情報生まれ年。1月と2月初めに生まれた方は、月日も使います
八方位の図に、九星が並ぶ
図に載せているだけです当店の印面八方位の図では、8つの運気に、九星が1つずつ添えてあります。ただ、ご注文で選ぶのは運気のほうで、星を選ぶ欄はありません。
使う情報お名前の画数と、選んだ運気
よい方角や日を選ぶ
条件にしていません九星気学には、その年の星の位置から、動くとよい方角を選ぶ使い方があります。当店は、ご注文がいつでも、どの方角からでも、同じようにお作りします。
気になる方は使い始める日を、ご自分で決めてください
場面1|本命星から印材の候補を出す
一白水星の「水」、三碧木星の「木」のように、星の名前に入っている字は、その星に割り当てられた五行です。五行には、木は火を、火は土を、土は金を、金は水を、水は木を生むという「相生」の関係があるとされます。当店では、この相生を目安に、星ごとにご案内する印材を決めています。
星の五行と、先にご案内する2つの印材
- 木三碧・四緑薩摩本柘、白檀
- 火九紫薩摩本柘、白檀
- 土二黒・五黄・八白薩摩本柘、本象牙
- 金六白・七赤本象牙、白水牛
- 水一白黒水牛、白水牛
ご案内する4つの印材のうち、先頭の2つを載せました。薩摩本柘と本象牙は、9つの星すべての案内に入っています。
星ごとの印材は、あくまで選ぶときの手がかりです。簡易鑑定の画面でも、「印材はご本人のご希望がもっとも大切」とお伝えしています。候補に入っていない印材を選んでも、お名前の鑑定と印影の設計は変わりません。印材ごとの丈夫さや価格は、開運印鑑の選び方で比べています。
場面2|印面八方位の図に並ぶ九星
開運印鑑では、押した印影を8つの方位に分け、成功運や蓄財運などの運気を1つずつ当てます。これが印面八方位です。当店の図では、運気の輪の内側に、九星が1つずつ並んでいます。
内側の輪の並びは、先ほどの九星の盤と同じです。上の九紫火星から時計回りに、二黒、七赤、六白、一白、八白、三碧、四緑と続きます。盤の真ん中の五黄土星は輪に入っていません。図では、そこに印影が置かれています。
1つだけ、呼び方の違いにご注意ください。九星の盤は南を上に描くので、上にある九紫火星の方角は南です。一方、当店が印影の位置を呼ぶときは、地図と同じように上を北としています。簡易鑑定や鑑定書に出てくる「方位:北」は、印影の上側という意味です。
ご注文のときに選ぶのは、8つの運気のうち3つまでです。職人は、選ばれた運気の位置で文字の線を太くし、外枠につなげます。8つの運気それぞれの意味は、印面八方位とは?8つの運気の意味と、印影のどこに表れるかでご説明しています。
場面3|よい方角や日を選ぶ
九星は、高島暦などの暦にも載っていて、方角だけでなく日のよしあしを見るのにも使われます。印鑑も、よい日に合わせて作りたいと考える方がいらっしゃいます。
当店では、方角や日を印鑑づくりの条件にしていません。見方が流派によって違うため、「この方角がよい」「この日がよい」とお伝えすることもしていません。日取りを大切にしたい方は、届く日や使い始める日をご自分で決めてください。配達希望日と吉日の合わせ方は、印鑑を作るのに縁起のいい日は?にまとめています。
九星気学では決まらないこと
開運印鑑は、生年月日ですべてが決まると思われることがあります。実際に九星が関わるのは印材の候補だけで、印影はお名前から設計します。何を何で決めているのかを、表にしました。
印材の候補5種類のうち、どの4つをご案内するか
使う使わない強める運気簡易鑑定では、五格の結果から1つをご案内します
使わない使う印影の設計文字の画数と、外枠に接する箇所の数を整えます
使わない使う直径とケースの色実印か銀行印かなど、使い道とお好みで選びます
使わない使わない簡易鑑定も、生年月日を入れずにお名前だけで試せます。画数をどう数え、印影にどう生かすかは、開運印鑑の鑑定書には何が書かれる?画数と印影の読み方でご覧いただけます。
流派によって違うところと、当店のやり方
九星気学の取り入れ方は、店や流派によってさまざまです。違いが出やすい3つの点を挙げます。
簡易鑑定で、本命星と印材を確かめる
本命星と印材は、無料の簡易鑑定で確かめられます。画面は次の順に進みます。
- 01お名前と生年月日を入れる生年月日は入れなくても鑑定できます。入れると、本命星と印材の案内が加わります
- 02お名前の傾向を見る五格の画数と、それぞれの吉凶が表示されます
- 03伸ばすとよい運気を見る8つの運気のうち1つが、印影の方位とあわせて表示されます
- 04本命星と印材を見る星の名前と、その星にご案内する4つの印材が並びます
よくある質問
九星気学を信じていなくても、開運印鑑を注文できますか
ご注文いただけます。注文画面では生年月日もお伺いしますが、印影はお名前の画数と、お選びいただいた運気をもとに設計します。本命星による印材の案内は、参考にしなくても差し支えありません。
本命星の案内と違う印材を選ぶと、よくないことがありますか
当店では、そのようには考えていません。案内は目安で、決まりではないからです。長く使う印鑑ですから、色や手ざわりが気に入った印材をお選びください。
今年の吉方位にあるお店で買ったほうがよいですか
方角を気にせずにご注文いただけます。当店は、どこからのご注文でも同じようにお作りします。吉方位の見方は流派によって違い、年ごとにも変わります。気になる方は、ご自身が信頼する暦や鑑定で確かめてからお決めください。
家族で本命星が違います。同じ印材でそろえられますか
そろえられます。薩摩本柘と本象牙は9つの星すべての案内に入っているので、どの組み合わせのご家族にも共通の印材があります。色を分けて取り違えを防ぎたいときは、あえて別の印材を選ぶ方法もあります。
会社の印鑑にも、九星気学は関わりますか
当店の会社の開運印鑑では、九星気学は使っていません。鑑定に使うのは、会社名、代表者名、創業年の3つです。代表の方の生年月日を書く欄はなく、本命星から印材をご案内することもありません。くわしくは開運会社印鑑に代表者の生年月日は必要?をご覧ください。
まとめ|九星気学を手がかりに印鑑を決める順番
はじめに、早見表か簡易鑑定で本命星を調べます。次に、その星にご案内する4つの印材を、色や手ざわり、ご予算で見比べて1つに絞ります。印材が決まったら、8つの運気から強めたいものを3つまで選びます。日取りを大切にしたい方は、最後に使い始める日を決め、それに間に合うよう配達希望日を指定します。
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