CHAPTER 12 開運印鑑・姓名判断

開運角印の作り方|社名の並べ方・サイズ・接点の決め方

請求書や領収書に押す角印を、社名を鑑定して作る方法を説明します。社名を縦書きで並べる決まりと「之印」を添える理由、文字数に合う18〜27mmのサイズと価格、接点と運気の決め方、押す位置、実印・銀行印とのセットの価格までまとめました。

公開日: 2026年9月24日

レースのカーテン越しに光が入る机で、深緑の押印マットの上に柘の角印を立て、左に真鍮のクリップで留めた白紙の束と真鍮の三角定規、右に黒い朱肉のケース、奥に紫の布を張った桐箱を置いた様子
開運角印 毎日の請求書に押す印鑑だからこそ、社名を鑑定して作ります

会社の印鑑のなかで、いちばん出番が多いのが角印です。実印を金庫から出すのは年に数回という会社でも、角印は請求書や見積書、領収書など、取引先に届く書類に毎日のように押します。「よく使う印鑑こそ、きちんと鑑定して作りたい」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。この記事では、開運角印の印影の作り方と、サイズや印材の選び方を説明します。

先に結論

開運角印は、四角い印面に社名を縦書きで並べて作ります。社名の画数の合計(総格)に、文字が枠に触れる「接点」の数を足して、吉数になるよう設計します。サイズは21mmが標準で、「株式会社」を含めて10文字以上なら24mmをおすすめします。価格は薩摩本柘の18mmで21,500円、21mmで24,300円です。印材による価格の差が大きいため、実印や銀行印は黒水牛にして、角印だけ薩摩本柘にする方も多くいらっしゃいます。これから会社を作る方は、実印・銀行印と印影を揃えられる3本セット(82,600円〜)が割安です。

角印は、会社の「認印」にあたる印鑑です

角印は、会社が発行した書類であることを示すために押す、四角い印鑑です。法務局にも銀行にも届け出ません。個人の印鑑でいえば、認印にあたります。

請求書に印鑑を押すことは、法律で決められているわけではありません。国税庁が示しているインボイスの記載事項にも、押印は含まれていません。それでも多くの会社が角印を押すのは、「当社が正式に発行した書類です」というしるしになるからです。取引先によっては、角印のない請求書を受け付けないところもあります。社名に重ねて押した印影には、その書類が勝手に作られたものではないことを示す役目もあります。

ほぼ毎日請求書・見積書・納品書

社名と住所の右側に重ねて押します。もっとも出番の多い使い方です

ほぼ毎日領収書

発行者の欄に押します。店舗なら、レジの横に置いておくとすぐに押せます

ときどき社外への通知・案内状

価格の改定や移転のお知らせなど、会社の名前で出す文書に押します

ときどき辞令・表彰状・証明書

在籍証明書や修了証のように、会社が社員や受講者に渡す書類に押します

契約書には、角印ではなく丸印を押すのが一般的です。会社に必要な印鑑の全体像は、会社設立に必要な印鑑は?で説明しています。

社名の並べ方|右上から縦書きで、列を揃えます

角印の文字は縦書きで、右の列から左の列へ読みます。丸印のような内枠はなく、四角い印面を社名だけで埋めます。このとき大切なのは、どの列も同じ文字数にして、すき間を作らないことです。文字数が列の数で割り切れないときは、末尾に「印」や「之印」を添えて揃えます。

この図は文字の位置を示すためのものです。実際の印影では、篆書体をもとにした太い線が、四角いっぱいに広がります。「之印」は「〜の印」という意味で、社名の一部ではありません。添えるかどうかや、「印」と「之印」のどちらにするかは、文字数を見て職人が決めます。「入れないでほしい」「必ず入れてほしい」といったご希望があれば、備考欄にお書きください。

読みやすさは、サイズと列の数で決まります

角印は、取引先の方が目にする印鑑です。実印のように「簡単に読めないほうが安心」という印鑑ではないので、社名が読み取れることも大切です。

開運角印は、文字を枠に触れさせて接点を作るため、線を太く彫ります。線が太いぶん、小さな印面に多くの文字を入れると、画数の多い漢字は線と線のあいだが詰まります。読みやすい角印にするには、文字数に合ったサイズを選ぶのがいちばんです。

1辺の長さと、社名の文字数の目安(薩摩本柘の単品価格)

18mm21,500円6文字くらいまで。屋号の角印や、小さめの領収書に使います
21mm24,300円9文字くらいまで。単品ではいちばん選ばれています
24mm28,600円10〜14文字。実印21mmとのセットでは、角印がこのサイズです
27mm41,500円15文字以上や、アルファベットで長くなる社名に合うサイズです

文字数は「株式会社」を含めた数です。A4の請求書には、21mmか24mmがちょうどよく収まります。27mmは存在感がありますが、領収書の小さな発行者欄からははみ出すことがあります。

社名の鑑定は、四角い印面でも丸印と同じ方法で行います

まず、社名の画数を合計して「総格」を出します。「株式会社」などの会社の種類や、「商事」「工業所」のような業態を表す言葉は数えません。末尾に添える「之印」も、社名ではないので数えません。

次に、文字の線が外の枠に触れる「接点」の数を決めます。総格に接点の数を足した合計が、吉数になるようにします。

「株式会社達磨屋印房」の角印の場合

数えない株式会社 総格達12・磨16・屋9・印6・房851 + 接点の数四辺の枠に触れる箇所24 = 印相を見る数吉数75

接点を20にして71にする方法もあります。どちらにするかは、文字の形と、選んでいただいた運気の方位を見て職人が決めます。

四辺と四隅を、8つの方位として見ます

印相学では、印面を8つの方位に分け、それぞれに運気を割り当てます。四角い印面なら、上下左右の4辺と4つの隅が、それぞれの方位にあたります。お選びいただいた運気にあたる場所では、文字を太く枠につなげて、接点を大きく取ります。

セットでご注文の場合、お選びいただいた運気はすべての印鑑に共通です。「角印だけは社交運を優先してほしい」といったご希望は、備考欄にお書きください。運気は、印影にどんな願いを込めるかを決めるためのものです。売上や取引が増えることをお約束するものではありません。開運印鑑についての当店の考え方は、開運印鑑は効果がある?にまとめています。

印材の選び方|角印は、素材で価格が大きく変わります

角印は、丸印に比べて太く、使う印材の量が多い印鑑です。とくに水牛の角は、太い四角の材を取れる部分が限られます。そのため、柘と水牛の価格の差が、丸印よりも大きく開きます。

開運角印の単品価格

印材18mm21mm24mm27mm
薩摩本柘21,500円24,300円28,600円41,500円
黒水牛54,300円68,600円82,900円97,200円
白水牛85,800円107,300円128,700円143,000円
象牙135,900円158,700円207,400円243,100円

薩摩本柘は、鹿児島で育った柘の木です。木目がとても細かいので、角印のように広い印面でも、太い線の輪郭がくっきりと彫れます。価格も抑えられるため、毎日何枚も押す角印にはこの印材を選ぶ方が多くいらっしゃいます。特徴と手入れの方法は、薩摩本柘の印鑑とは?をご覧ください。

「実印と銀行印は黒水牛で揃えたいけれど、予算は抑えたい」という方もいらっしゃるでしょう。その場合は、実印と銀行印を黒水牛の2本セット(80,400円)にして、角印だけを薩摩本柘で作る方法があります。角印を21mm(24,300円)にすると、合計は104,700円です。黒水牛の3本セット(145,600円)より40,900円安くなります。別々のご注文でも、同じ社名なら鑑定の内容を揃えてお作りします。

角印を押す位置と、きれいに押すコツ

社名の最後の1文字に、少し重ねて押します

社名と住所の右側に、印影の左の端が社名の最後の文字にかかるように押すのが一般的です。文字と重ねるのは、印影だけを切り取って別の書類に使われないようにするためです。

角印は面が広いので、朱肉は軽く数回に分けて付け、押印マットの上で「の」の字を書くようにゆっくり力をかけます。開運角印には、朱肉と押印マットが付いています。

請求書をPDFで送る会社では、角印の印影を画像にして貼り付けることも増えました。その画像も、実際に角印を白い紙に押して作ります。1本作っておけば紙にもPDFにも同じ印影を使えるので、発行のしかたが変わっても作り直す必要はありません。

単品にするか、セットにするか

注文画面では、会社名、代表者名、創業年を記入し、伸ばしたい運気を選びます。角印には内枠がないので、役職名を選ぶ必要はありません。各欄の書き方は、開運会社印鑑に代表者の生年月日は必要?で説明しています。個人事業主の方が屋号で作る場合は、屋号を鑑定して印鑑を作るをご覧ください。

よくある質問

角印の上下が分かりにくいのですが、見分ける方法はありますか

角印は、側面に目印のないものが一般的です。押す前に印面を見て、社名の1文字目が右上に来る向きで押します。慣れるまでは、ケースにしまう向きを決めておくと、取り出してそのまま押せます。

支店や事業部ごとに角印を作れますか

作れます。会社名の欄に「株式会社〇〇 京都支店」のように、彫りたい文字をそのままご記入ください。文字数が増えるので、24mm以上をおすすめします。鑑定で画数を数えるのは、社名の部分だけです。

角印を、銀行印や実印として届け出ることはできますか

法務局に届け出る印鑑の決まりは大きさだけで、形は問われません。銀行印としての扱いは、金融機関ごとに異なります。ただ、毎日の書類に押す角印を届出印にすると、印影が多くの人の目に触れるうえ、なくしたときの影響も大きくなります。実印と銀行印は、丸印で別に作ることをおすすめします。

彫る前に、印影を見せてもらえますか

開運会社印鑑は、彫りながら接点を細かく整えていくため、彫る前に印影をお見せすることは原則として行っていません。鑑定の内容は、鑑定書にしてお届けします。事前に印影を確かめたい方には、書体を選べる通常の会社角印(薩摩本柘21mm 17,900円)が向いています。

社名が変わったら、角印はどうなりますか

新しい社名で作り直すことになります。社名が変われば総格も変わるので、鑑定からやり直します。代表者が交代しただけなら、角印に個人の名前は彫っていないので、そのまま使えます。

まとめ|社名の文字数を数えてから、サイズと印材を決めます

開運角印を注文するときは、まず「株式会社」を含めた社名の文字数を数えてください。9文字までなら21mm、10〜14文字なら24mm、15文字以上なら27mmが目安です。次に印材を決めます。実印や銀行印と同じ素材にするか、角印だけ薩摩本柘にして予算を抑えるかを考えます。

そのうえで、伸ばしたい運気を選び、単品にするかセットにするかを決めます。これから会社を作るなら3本セット、今の角印だけを作り替えるなら単品が合います。「之印」を入れるかどうかなど、細かなご希望は最後に備考欄へお書きください。

いちばん多く押す印鑑を、社名を鑑定して作る

開運角印を注文する

会社名、代表者名、創業年と、伸ばしたい運気をお知らせください。社名の総格と接点を合わせ、職人が印影を設計して彫刻します。鑑定書、下鴨神社でご祈祷いただいた印鑑のお守り、桐箱、印鑑ケース、朱肉、押印マットが付いて、薩摩本柘18mm 21,500円から。送料無料、5年保証です。

開運角印のサイズと価格を見る
  1. これから会社を作る方実印・銀行印・角印の3本セット82,600円〜
  2. 丸印も1本ほしい方実印・角印の2本セット54,400円〜
  3. 社内用の認印も揃えたい方認印を加えた4本セット110,800円〜

社名の画数の数え方は、会社の開運印鑑についてで図を使って説明しています。

SOURCES

出典

請求書への押印の扱いは国税庁の案内を、会社の実印の届け出は法務局の案内を参照しました。社名の鑑定と印影の設計は当店の鑑定によるもので、事業の成功や運勢の変化を保証するものではありません。

  1. 国税庁. No.6625 適格請求書等の記載事項. タックスアンサー. https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6625.htm,(参照 2026-09-21).
  2. 法務局. 印鑑(改印)届書 記載例(株式会社の場合). https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/content/001328711.pdf,(参照 2026-09-21).