CHAPTER 15 人生の節目・記念
結婚祝いに白水牛の印鑑を|色柄を揃える夫婦ギフトの選び方
結婚祝いに白水牛の印鑑を夫婦2人分で贈りたい方へ。模様のほとんど入らない白水牛と、飴色の筋が入る白水牛(柄)の違い、2本の色柄の揃え方、彫る名前と直径の分け方、2人分の価格、手入れ、渡す時期とのしの書き方まで説明します。
公開日: 2026年9月27日
「結婚祝いに、夫婦お揃いの印鑑を贈りたい。白い印鑑がきれいだと聞いたけれど、白水牛と白水牛(柄)は何が違うのか」「2本の色柄は揃えられるのか」。白水牛で夫婦2人分を贈るときは、色柄のほかにも、彫る名前や直径、予算、渡す時期と、決めることがいくつかあります。この記事では、それらを順番に説明します。
2本の見た目を揃えたいなら、模様のほとんど入らない「白水牛」で2本作ります。同じ素材で表情の違いを楽しみたいなら、飴色の筋が入る「白水牛(柄)」で2本作ります。柄の模様は自然にできたものなので、「似た模様で2本」というご指定はお受けできません。夫は柄、妻は白水牛と、色の濃さで分ける方法もあります。2本は彫る名前と直径で分け、たとえば夫はフルネームで15mm、妻は名だけで13.5mmにします。この組み合わせで実印を2本作ると、白水牛(柄)なら37,100円、白水牛なら57,600円です。新しい姓が決まってから注文し、紅白か金銀の結び切りに「御結婚御祝」と書いて贈ります。
白水牛が結婚祝いに選ばれる3つの理由
白水牛は染めていない自然の色で、乳白色から飴色まであり、光にかざすとうっすら透けます。黒水牛の落ち着いた黒とは反対の明るい色なので、桐箱を開けたときに華やかに見えます。
全日本印章業協会は、この印材を「牛角」と呼び、押しやすく粘りがあると説明しています。角は人の爪と同じたんぱく質でできていて、木の印材より欠けにくい素材です。丈夫さは黒水牛とほぼ同じで、違うのは色と価格です。
自然の角なので、同じ印材で夫婦2本を作っても、まったく同じ見た目にはなりません。白水牛(柄)なら、筋の入り方も1本ずつ違います。素材はお揃いのまま、2人それぞれの1本になります。
白水牛と牛角、オランダ水牛の呼び名の違いや、黒水牛との比べ方は白水牛の印鑑とは?牛角・オランダ水牛との違いと価格・手入れで詳しく説明しています。
白水牛と白水牛(柄)の違い。夫婦で揃えるならどちらを選ぶか
当店では、白水牛を色合いで2種類に分けてご用意しています。素材は同じで、違うのは見た目と価格です。夫婦で2本作るときは、どちらを選ぶかで、2本の見た目が揃うか、違いが出るかが決まります。
夫婦2本の色柄、3つの揃え方
2本とも白水牛
色合いがほぼ同じ2本になります。見た目でお揃いにしたい方や、清楚な白が好きな方に向いています。価格は3つのなかでいちばん高くなります。
実印2本で 57,600円夫15mm 30,000円+妻13.5mm 27,600円2本とも白水牛(柄)
同じ印材でも模様が1本ずつ違うので、どちらが自分の1本かがすぐ分かります。3つのなかでいちばん価格を抑えられる組み合わせです。
実印2本で 37,100円夫15mm 20,400円+妻13.5mm 16,700円夫は柄、妻は白水牛
飴色の筋が入る柄を夫に、乳白色の白水牛を妻に選ぶ組み合わせです。並べると色の濃さの違いで対になり、手に取っただけでどちらの印鑑か見分けられます。
実印2本で 48,000円夫15mm 柄 20,400円+妻13.5mm 白水牛 27,600円柄の模様は、角が育つあいだに自然にできたものです。そのため「2本を似た模様で」「筋が少なめで」といったご指定はお受けできません。どんな模様が届くかは、箱を開けるまでのお楽しみです。なお、「印影のご確認」でお見せするのは彫る文字のデザインで、印材の模様ではありません。
2人分の種類と本数。改姓する側と、しない側で変わります
結婚すると、多くの場合はどちらかが姓を変えます。京都市の案内では、結婚などで氏が変わると、それまでの印鑑登録は抹消されます。そのため、改姓する側には新しい姓の実印と銀行印を贈ると、新しい生活でそのまま使えます。改姓しない側には、まだ持っていない種類だけを贈れば済みます。
| 2人の状況 | 贈る組み合わせ | 白水牛(柄) | 白水牛 |
|---|---|---|---|
| 2人とも実印を持っていない | 実印を1本ずつ(夫15mm・妻13.5mm) | 37,100円 | 57,600円 |
| 改姓する側だけ作り直す | 改姓する側の実印・銀行印の2本セット(13.5mm・12mm) | 27,100円 | 44,300円 |
| 改姓する側は一式、相手は実印だけ | 2本セット(13.5mm・12mm)+相手の実印15mm | 47,500円 | 74,300円 |
| 2人とも職人の印鑑を持っていない | 実印・銀行印・認印の3本セットを2組(夫15mm・妻13.5mmから) | 81,100円 | 130,400円 |
2本セットと3本セットには、桐箱か化粧箱が追加料金なしで付きます。夫婦で揃える部分と分ける部分の考え方は結婚祝いに夫婦の印鑑セットを|お揃いにする部分・分ける部分で説明しています。結婚祝いの印鑑の種類・名前・素材の選び方は結婚祝いに印鑑を贈る|新姓で作る実印・銀行印の選び方をご覧ください。
夫婦2本の分け方。彫る名前・直径・ケースの色
白水牛で2本を揃えるときにいちばん気をつけたいのは、押したときの形(印影)です。京都市の案内では、同じ世帯の方がすでに登録している印鑑は、実印として登録できません。結婚すると2人は同じ姓になるため、2本とも姓だけで彫ると印影がよく似てしまいます。彫る名前を変えて、印影をはっきり別のものにしてください。
揃える素材
揃える書体
揃える箱
分ける彫る名前
分ける直径
分けるケースの色
乳白色の白水牛には、標準の赤のケースがよく映えます。ケースの色は黒と赤なら追加料金がかかりません。ピンク、ネイビー、パープルなど10色は、直径に応じて950〜1,300円の追加です。銀箔の花模様が入った銀花ケース(イエロー・パープル・ピンク)は、1,300〜2,000円の追加になります。
全国銀行協会の案内で、銀行の届出印に使えないとされているのは、キャラクターものの印鑑やゴム印などです。白水牛の印鑑なら、銀行印として使えます。姓が変わる可能性のある方は銀行印を名だけで作ることも多いので、妻の分は名だけにする方法もあります。女性の実印に名だけを選ぶ理由は女性の実印の選び方で説明しています。
白水牛の価格。白と柄では、実印1本で10,000円前後の差があります
| 種類 | 白水牛(柄) | 白水牛 | 参考:黒水牛 |
|---|---|---|---|
| 実印 13.5mm | 16,700円 | 27,600円 | 11,900円 |
| 実印 15mm | 20,400円 | 30,000円 | 15,300円 |
| 銀行印 12mm | 11,900円 | 19,100円 | 7,000円 |
| 銀行印 13.5mm | 14,300円 | 24,000円 | 9,500円 |
| 実印・銀行印の2本セット 13.5mm・12mm | 27,100円 | 44,300円 | 17,900円 |
| 実印・銀行印の2本セット 15mm・13.5mm | 32,900円 | 51,300円 | 23,500円 |
| 実印・銀行印・認印の3本セット 13.5mm・12mm・10.5mm | 36,900円 | 61,000円 | 24,300円 |
| 実印・銀行印・認印の3本セット 15mm・13.5mm・12mm | 44,200円 | 69,400円 | 30,200円 |
全体が白い印材は1本の角から少ししか取れないため、白水牛は柄より高くなります。夫婦2人分の実印(15mmと13.5mm)なら、柄は37,100円、白水牛は57,600円です。差は20,500円になります。黒水牛との比べ方は黒水牛の印鑑とは?をご覧ください。
白水牛が苦手なもの。乾燥と、虫
手渡しするなら、この手入れの方法をカードに書いて添えておくと親切です。欠けなどの破損があっても、ご購入から5年以内なら、当店の5年保証で状態を確かめたうえで修理や彫り直しをご案内します。
渡す時期と、のしの書き方
結婚祝いの印鑑は、新しい姓が決まってから注文します。入籍前に贈りたい場合は、改姓する側の印鑑を名だけで作ります。当店からの発送は、ご注文から通常3〜7営業日ほどです。式の1週間前までに渡すなら、式の2週間前までにご注文ください。式のあとに贈るなら、1か月以内を目安にします。
入籍前に注文するときの考え方は結婚祝いの印鑑は新姓で作る?入籍前に確認したいことで説明しています。白の縁起や、結婚祝いで気にされる品については結婚祝いに縁起のよい贈り物をご覧ください。
よくある質問
2本の模様を、できるだけ似せてもらえますか
模様のご指定はお受けしていません。柄の模様は自然にできたもので、同じ2本セットのなかでも1本ずつ表情が違います。並べたときに揃えたい方は、模様のほとんど入らない白水牛を選んでください。2本の色合いがほぼ同じになります。
白い印鑑は、汚れが目立ちませんか
側面に朱肉が付くと目立ちますが、押したあとに布で軽く拭いておけば、白さを保ちやすくなります。印面が朱肉で赤くなるのはどの印材でも同じで、気にしなくて大丈夫です。使ううちに乳白色がわずかに飴色を帯びるのも、汚れではなく自然の色の変化です。
夫は黒水牛、妻は白水牛にしてもよいですか
はい、その組み合わせでもお作りできます。黒水牛と白水牛はどちらも角の印材で、硬さも押し心地もほぼ同じです。違うのは色だけなので、並べると黒と白の対になります。たとえば夫は黒水牛の実印15mmで15,300円、妻は白水牛(柄)の実印13.5mmで16,700円です。2人分で31,900円になります。
白水牛は実印として登録できますか
できます。京都市の案内で登録できないとされているのは、ゴム印のように形が変わりやすいものや、大量に作られた既製品などです。氏名以外のことを表したものも登録できません。名前を彫った白水牛の印鑑なら、ふつうに登録できます。ただし、同じ世帯で同じ印影の印鑑は登録できないため、夫婦2本は彫る名前を変えてください。
白水牛と象牙は、見た目が似ていますか
どちらも乳白色ですが、象牙には細かな網目のような模様があり、白水牛は半透明で光に透けます。実印13.5mmの価格は、白水牛が27,600円、本象牙(標準)が31,200円です。当店は経済産業省の認定を受けた象牙の取扱店ですので、象牙を贈りたい方もご相談ください。
まとめ|白水牛の印鑑を夫婦に贈るときに決める順番
白水牛の印鑑を夫婦に贈るときは、次の順番で決めていきます。1つ目は、2本の見た目を揃えるか、違いを楽しむかです。ここで、上の3つの揃え方から1つを選びます。2つ目に、お2人がいま持っている印鑑を確かめて、贈る種類と本数を決めます。改姓する側には実印・銀行印の2本セット、相手にはまだ持っていない種類が目安です。
3つ目に、彫る名前と直径、ケースの色を2本で分けます。夫はフルネームで15mm、妻は名だけで13.5mmのように彫る名前を変えると、印影がはっきり別のものになります。最後に、新しい姓が決まったのを確かめて、式の2週間前までに注文します。あわせて、包装やのし、届け先も決めておきます。
白水牛も、白水牛(柄)も。お2人のお名前に合わせて、職人が1本ずつお作りします
京都の職人が、お名前の字に合わせて印面を設計し、1本ずつ彫刻します。夫はフルネーム、妻は名だけ、という分け方も、ご注文時のお名前の欄でそのまま指定できます。セットには桐箱か化粧箱が付き、のし、青か赤の包装、新居への直送に対応。全国送料無料、5年保証です。
商品ページで印材に「白水牛」か「白水牛(柄)」を選び、お2人分をまとめてご注文いただけます。のしの表書きは備考欄にお書きください。