CHAPTER 16 印鑑の贈り物・マナー
母の日に花以外のプレゼントを|手入れの要らない実用品の選び方
母の日に、花以外のプレゼントを探している方へ。花の世話でお母様の手間になること、花が負担になる理由ごとに向く品、受け取ったあとの手間で比べた候補、世話も置き場所も要らない印鑑の選び方、カーネーションの色の添え方、2027年の母の日に間に合う注文日を説明します。
公開日: 2026年10月5日
母の日には、毎年カーネーションを贈ってきた。ところが、お母様から「花はうれしいけれど、世話が大変で」と言われた。腰を痛めて水替えがつらい、旅行で家を空ける、猫がいて花びんを置けない。事情はご家庭ごとに違います。花の代わりに何を贈ればよいかを、受け取ったあとの手間から考えます。
花以外で選ぶなら、受け取ったあとに世話の要らない品を選びます。お菓子やお茶、毎日使う箸やエプロン、名前を彫った印鑑が候補です。印鑑は、水やりも飾る場所も要らず、何十年も使えます。花を全くなくすのが気になる方は、赤いケースや赤の包装で、カーネーションの色を添えられます。
母の日に花を贈らなくても、失礼にはなりません
母の日は、5月の第2日曜日です。デジタル大辞泉は「母の愛をたたえ、母に感謝する日」と説明しています。日本大百科全書によると、日本では第二次世界大戦のあとに、赤いカーネーションを贈る習慣が広まりました。
花は、今も母の日の定番です。総務省の家計調査では、2015年の母の日に、切り花への支出が5月のほかの日の3.6倍になりました。
(5月のほかの日の平均と比べて)
- 鉢植えなどの園芸用植物2.4倍
- 母の日と前日の切り花167円
- 5月全体の切り花831円
出典:総務省統計局「家計調査通信第507号」。2015年5月の、二人以上の世帯の1世帯あたりの支出です。
ただ、定番であることと、決まりであることは違います。感謝を伝える日ですから、お母様の暮らしに合う品を選んで構いません。
花の世話で、お母様の手間になること
花は、受け取ったあとに世話が始まる贈り物です。どんな作業があるのかを、花の形ごとに並べました。
農林水産省の広報誌によると、飾る前に余分な葉を取り、茎を水の中で斜めに切ります。大きな花束には、重い花びんが要ります。
同じ広報誌は、水を継ぎ足さずに毎日取り替えるようすすめています。花びんを流しまで運ぶ作業が、1〜2週間続きます。
日当たりのよい場所を探して、咲き終わった花を摘みます。家を空けるあいだの水やりも、考えておくことになります。
しおれた花を捨てて、花びんを洗います。「捨てるときに気が重い」という声もあります。
花の世話が好きなお母様には、この時間も楽しみのうちです。負担だと話しているお母様には、世話の要らない品を選びます。
花が負担になる理由ごとに、向く品が変わります
「花はもういいよ」と言われたら、理由を聞いてみてください。理由が分かれば、代わりに選ぶ品が絞れます。
水替えや水やりが、体にこたえる
腰やひざを痛めていると、水の入った花びんを運ぶ作業がつらくなります。鉢植えの植え替えも、同じです。
向く品手入れの要らない箸、ストール、印鑑が候補です。
家を空けることが多い
旅行や仕事、ご家族の介護で留守にすると、花は水が切れて傷みます。届いた日に受け取れないこともあります。
向く品留守のあいだも傷まない、日持ちするお茶や印鑑が向いています。
飾る場所がない
猫や犬がいる家、小さなお孫さんが遊びに来る家では、花びんを置ける場所が限られます。
向く品引き出しに収まる小さな品なら、片づけの手間も増えません。
枯れていくのを見るのがつらい
もらった花がしおれていくのを見て、申し訳なく感じる方もいます。
向く品形が変わらずに残る品を選びます。名前を入れた品なら、贈った年の記念にもなります。
品を増やしたくないと話すお母様もいらっしゃいます。その場合の考え方は、物を増やしたくない人へのプレゼントにまとめています。
花以外の候補を、受け取ったあとの手間で比べます
母の日に選ばれる品を、6つ並べました。手元に残る期間と、受け取ったあとの手間を見比べてください。
毎日の水替えが要る終わると片づけが要る
3,000〜5,000円ほど世話は要らない食べるとなくなる
3,000〜5,000円ほど。花より日持ちします毎日使える洗濯とアイロンが要る
3,000〜8,000円ほど。色と柄の好みを聞いておきますしまっておける色の好みが分かれる
5,000〜15,000円ほど。すでにお持ちの色と重ならないようにします洗うだけで済む割れることがある
3,000〜8,000円ほど押したあとに拭くだけ引き出しに収まる
6,400〜15,600円。認印1本から、銀行印と認印の2本セットまでお菓子やお茶は、世話が要らず、誰にでも贈れます。形の残る品を選ぶなら、毎日手に取るかどうかで絞ります。印鑑は、荷物の受け取りや銀行の窓口で使う道具です。飾っておく品とは違い、しまっておくだけの手入れで済みます。
印鑑は、世話も置き場所も要らない贈り物です
印鑑の手入れは、押したあとに朱肉を拭いて、ケースにしまうことだけです。大きさはケースに入れても手のひらに収まり、引き出しの隅に置けます。母の日に贈るなら、次の3つの形から選びます。
受け取った日から使える、認印
荷物の受け取りや回覧板に押す印鑑です。届け出が要らないので、お母様に手間をかけません。
- 価格
- 薩摩本柘12mm 6,400円、黒水牛12mm 7,000円
- 彫る名前
- 姓で彫ります
- 確かめること
- 姓の字が、ふだんの表記と同じかどうか
下の名前で彫る、銀行印
ご家族の印鑑と取り違えない、お母様だけの1本です。赤みのある彩樺は、カーネーションの色にも合います。
- 価格
- 彩樺13.5mm 9,100円、黒水牛13.5mm 9,500円
- 彫る名前
- 下の名前で彫ります
- 確かめること
- 今の届出印を替えたいと話しているかどうか
箱ごと手渡せる、銀行印と認印の2本セット
同じ素材の2本を、桐箱か化粧箱に入れてお届けします。ごきょうだいで出し合う贈り物に向いています。
- 価格
- 黒水牛 15,600円、彩樺 15,200円(銀行印13.5mm・認印12mm)
- 彫る名前
- 銀行印は下の名前、認印は姓
- 確かめること
- 認印と銀行印を、今は何本お持ちか
銀行印を新しくすると、お母様が銀行の窓口で届出印を替えることになります。その手間をかけたくないときは、認印を選んでください。名前の彫り方やケースの選び方は、母の日に印鑑を贈るで説明しています。
木や水牛の角の印材は、直射日光と暖房の風が当たらない場所にしまいます。ケースに入れて引き出しに置けば、それで足ります。水やりのように、毎日続ける世話はありません。
花を全くなくすのが気になるときは、色を添えます
「母の日なのに花がないのは寂しい」と感じる方もいらっしゃいます。花そのものの代わりに、カーネーションの色を品に添える方法があります。
印鑑に、母の日の色を添える4つの方法ケースの色は、ご注文の画面で選べます
- 赤の牛革ケース黒と並ぶ標準の色で、追加料金はかかりません。開けるたびに、赤い色が目に入ります赤いカーネーションの色に
- ピンクの牛革ケースやわらかい色が好きなお母様に向いています。追加料金は、印鑑の直径によって950〜1,300円ですピンクのカーネーションの色に
- 赤の包装包装は青か赤から選べ、追加料金はかかりません。包みを開ける前から、贈り物だと伝わります渡すときに
- カーネーションを1輪だけ1輪なら、コップに挿せます。水替えも片手で済みます花も少し添えたい方に
ケースの色の見本と料金は印鑑ケースについてでご覧いただけます。
5月9日に間に合わせる、注文の日程
当店は、ご注文から3〜7営業日で発送します。母の日の前には大型連休があり、営業日が少なくなります。2027年は、4月19日ごろまでのご注文をおすすめします。
- 14月上旬花が負担になっていないかを、お母様に聞く
- 24月中旬名前の字と、今使っている印鑑を確かめる
- 34月19日ごろ種類と素材、ケースの色を決めて注文するここで注文
- 45月8日届いた品を開けて、名前の字を確かめる
- 55月9日 母の日花をやめた理由をひとこと添えて、手渡す渡す日
配達希望日は、ご注文日の9日後から30日後までの間で指定できます。4月19日に注文すれば、母の日の前日の5月8日を選べます。離れて暮らすお母様には、お母様の住所へ直接お送りすることもできます。
よくある質問
花を贈らないと、母が寂しく思いませんか
理由を添えて渡せば、気づかいとして伝わります。「水替えが大変だと聞いたから、今年は長く使える品にしたよ」のように話してください。
鉢植えなら、長く楽しめるのではありませんか
鉢植えは、花が終わったあとも水やりが続きます。土いじりが好きなお母様には向いています。世話が負担だと話している方には、ほかの品を選びます。
造花やプリザーブドフラワーはどうですか
水替えは要りません。ただ、飾る場所が要り、ほこりを払う手間がかかります。置き場所がないと話しているお母様には、小さな品が向いています。
義母にも、花以外の品を贈ってよいですか
花の世話が好きな方かどうかを、配偶者に聞いてください。分からないときは、お菓子やお茶のように世話の要らない品が贈りやすくなります。
母はもう印鑑を持っています。贈っても使ってもらえますか
認印は、玄関用と持ち歩く用のように、何本あっても使い道があります。既製品の認印を使っているなら、名前に合わせて彫った1本に替えられます。
まとめ|理由を聞いて、品、色、注文日の順に決めます
はじめに、花のどこが負担なのかをお母様に聞きます。水替えなのか、置き場所なのか、留守が多いのかで、向く品が変わります。次に、その理由に合う品を選びます。
印鑑に決めたら、認印か銀行印かを選び、名前の字を確かめます。花の色を添えたいときは、ケースか包装を赤にします。連休の前に注文を済ませておけば、当日に間に合います。
水替えの要らない贈り物を、お母様の名前に合わせてお作りします
京都の職人が、お名前の字に合わせて印面を設計し、1本ずつ彫刻します。黒と赤の牛革ケースは追加料金なし、包装は青か赤を選べます。ご注文から3〜7営業日で発送、送料無料、5年保証です。