CHAPTER 15 人生の節目・記念
夫への結婚記念日プレゼント|仕事でも私生活でも使える一生もの
夫への結婚記念日のプレゼントに、仕事でも私生活でも長く使える一生ものを。腕時計・財布・万年筆と印鑑を使う場面や年数で比べ、ご主人の名前で作る実印・銀行印の選び方と価格、内緒で用意する方法まで説明します。
公開日: 2026年9月27日
「夫への結婚記念日のプレゼントが、毎年ネクタイや財布で決め手に欠ける」。「せっかくなら、仕事でも私生活でも使えて、ずっと残るものを贈りたい」。結婚5年目や10年目といった節目の前には、当店にもこうしたご相談がよく届きます。この記事では、腕時計や財布などの定番と印鑑を同じ条件で比べたうえで、ご主人に贈る1本の選び方と渡し方を説明します。
当店がおすすめするのは、ご主人の名前で作る印鑑です。仕事でも私生活でも使えて、好みに左右されにくく、何十年も手元に残ります。勤め先に出す書類、住宅ローンや車の購入、口座の手続きと、職場でも家でも押す場面があります。腕時計や財布と違って、色や形の好みで外す心配も少ない品です。実印をまだ登録していないなら実印を、既製品の銀行印を使っているなら銀行印を1本お選びください。どちらも当てはまるなら、実印・銀行印の2本セットです。価格は黒水牛の実印15mmで15,300円、2本セットで23,500円です。名前の字さえ分かれば作れるので、内緒で用意して記念日の食事の席で渡せます。
一生ものと呼べる実用品の4つの条件
贈る前に、候補をこの4つで見てください
- 仕事でも私生活でも、手に取る場面があること職場だけ、休日だけで使う品は、手に取る日が限られます。平日も休日も出番がある品なら、使うたびに記念日を思い出してもらえます
- 素材の寿命が10年より長く、修理や手入れができること革製品はおよそ10年、機械式の時計は手入れを続ければ数十年使えます。印鑑は、水牛の角なら欠けても彫り直せることがあり、チタンはそもそも欠けにくい素材です。壊れたら終わりの品は、一生ものになりません
- ご主人の好みに左右されにくいこと時計や財布は、色や形、ブランドで好みが分かれます。内緒で贈るなら、好みで外しにくい品を選ぶと安心です
- ご主人の名前が入ること名前を入れた品は、ほかの誰のものでもない、その人だけの1つになります。「あの記念日にもらった」と思い出す手がかりにもなります
素材の寿命と修理できるかで一生ものを見分ける考え方は一生もののプレゼントの選び方で、品の種類を問わず説明しています。
腕時計・財布・万年筆と印鑑を、4つの条件で比べる
結婚記念日のプレゼントでよく候補に挙がる6つの品を、上の4つの条件で並べました。丸の数が多いほど、その条件に合っています。
使える年数は一般的な目安です。時計や財布と印鑑の比べ方は、印鑑と時計のプレゼントを比較と印鑑と財布のプレゼントを比較でそれぞれ説明しています。
時計や財布が贈り物に向かないわけではありません。ご主人の好みをよく知っていて、一緒に選びに行けるなら、どれもよい記念になります。印鑑が違うのは、好みで外す心配が少なく、内緒で作れて、印面に彫る名前そのものが贈り物の中身になる点です。勤め先の書類から住宅ローンや車の購入、口座の手続きまで、職場でも家でも押す場面があります。
ご主人の印鑑は、いまどんな状態ですか
贈る前に、いま使っている印鑑を思い出してみてください。結婚前から同じ印鑑を使い続けている場合は、次のどれかに当てはまることがよくあります。
ご主人の印鑑の点検表
銀行印が文具店などの既製品同じ姓の既製品は、同じ印影の印鑑が数多く出回っています。全国銀行協会の案内によると、改印の手続きに要るのは、これまでの印鑑と新しい印鑑、通帳、本人確認書類です。
銀行印を贈る実印をまだ登録していない住宅ローンや車の購入で急に必要になり、そのとき手元にある印鑑をそのまま登録する方もいます。先に用意しておけば、いざというときに慌てずに済みます。
実印を贈る実印も銀行印も、1本の印鑑で兼ねているその1本をなくすと、印鑑登録と銀行の届出の両方で手続きが要ります。実印と銀行印は分けて持つのが基本です。
2本セットを贈る結婚前にご両親が作ってくれた印鑑を大切に使っている印影がきれいに写り、欠けもなければ、そのまま使えます。贈るなら、まだ持っていない種類か、仕事で使う上質な認印を選びます。
そのまま使うご夫婦で1本の銀行印を共有している場合は、ご主人の分と奥様の分を分けるきっかけにもなります。共有を続けると何が起きるかは夫婦で印鑑を共有してもいい?で説明しています。
実印と銀行印、どちらを贈るか
実印
まだ登録していない方に住宅ローンや車の購入、相続の手続きなどに押す、いちばん大切な印鑑です。京都市の案内では、登録はご本人が申請するのが原則です。贈ったあとにご主人が窓口で登録して、はじめて実印になります。マイホームを考え始めたご夫婦なら、まずこの1本を用意しておくと安心です。
直径15mm。フルネームが5文字以上なら16.5mm
銀行印
既製品を使っている方に口座の開設や、窓口で預金を引き出すときに押す印鑑です。既製品を届け出ていたり、ご夫婦で1本を共有していたりするなら、記念日を機にご主人だけの1本に替えられます。届いたら、これまでの印鑑と通帳、本人確認書類を持って窓口で改印します。
直径13.5mm。実印より1段小さくします
実印・銀行印の2本セット
結婚前の印鑑を使い続けている方に同じ素材で直径の違う2本が、桐箱か化粧箱に入って届きます。1本ずつ買うより価格が抑えられ、箱入りなので記念日の贈り物らしい見た目になります。ご主人が自営業なら、会社や屋号の印鑑を贈る方法もあります。
直径実印15mm・銀行印13.5mm
マイホームの購入でご夫婦それぞれの実印がどう要るかは、マイホーム購入で必要な印鑑で説明しています。独立や開業を控えたご主人に贈る印鑑は、夫の独立開業祝いに印鑑を贈るをご覧ください。
男性に贈る印鑑に向く4つの印材
迷ったら黒水牛をおすすめします。黒の落ち着いた見た目は、勤め先の書類にも住宅ローンの契約にもなじみます。手入れの手間を省きたいなら、チタンが向いています。どの印材にも5年保証が付き、欠けたときは状態を見て修理や彫り直しをご案内します。印材の質感と印影で「かっこいい」実印を選ぶ考え方はかっこいい実印のプレゼントで説明しています。
男性に贈る印鑑の直径・書体・名前・ケース
男性の実印の直径と書体の比べ方は男性の実印の選び方|サイズ・書体の比較で詳しく説明しています。
贈り方と印材ごとの価格
| 贈り方 | 向いている方 | 薩摩本柘 | 黒水牛 | 白水牛(柄) | チタン |
|---|---|---|---|---|---|
| 実印1本(15mm) | 実印をまだ登録していない | 11,900円 | 15,300円 | 20,400円 | 31,800円 |
| 実印1本(16.5mm) | フルネームが5文字以上 | 14,300円 | 20,400円 | 28,800円 | 36,100円 |
| 銀行印1本(13.5mm) | 既製品を届け出ている | 8,300円 | 9,500円 | 14,300円 | 23,700円 |
| 実印・銀行印の2本セット 15mm・13.5mm | 結婚前の印鑑を使い続けている | 19,100円 | 23,500円 | 32,900円 | 52,700円 |
| 実印・銀行印・認印の3本セット 15mm・13.5mm・12mm | 職人の印鑑を1本も持っていない | 25,200円 | 30,200円 | 44,200円 | 68,400円 |
どれにも牛革のケースが付き、2本セットと3本セットはさらに桐箱か化粧箱に入ります。結婚記念日にご夫婦2人分を揃える場合の組み合わせは結婚記念日に印鑑を贈る|夫婦で揃える種類・素材・名前にまとめています。
内緒で作れますか。一緒に選ぶ場合との違い
- 彫る名前はフルネームです。「髙」「﨑」「邊」のような字は、住民票や運転免許証の表記を確かめて、備考欄で指定します
- 素材は黒水牛、直径は名前の文字数に合わせて15mmか16.5mm、書体は篆書体か吉相体、ケースは黒。好みで外しにくい組み合わせです
- 実印として登録するかどうかは、渡したあとにご主人が決めます。登録の申請も、原則としてご本人が窓口で行います
- 素材と直径だけ決めておき、記念日の食事の席で書体見本を一緒に見て選ぶ渡し方です。注文時に「印影のご確認」を選ぶと、彫る前に印影の画像がメールで届くので、仕上がりも2人で確かめられます
- チタンや白水牛(柄)のように見た目に個性がある印材は、ご本人の好みを聞いてから選ぶと外れにくくなります
- 一緒に選ぶなら、ご夫婦2人分を同時に注文して、お揃いの記念にする方法もあります
「実印にするなら、市役所で登録してね」「銀行印は、通帳と一緒に窓口で替えてね」。こんなふうに手続きまでひとこと添えておくと、印鑑が引き出しにしまわれたままになりにくくなります。口で伝えにくければ、カードに書いて添えても伝わります。当店は通常3〜7営業日ほどで発送しますので、記念日の2週間前までのご注文をおすすめします。注文画面の包装で青か赤を選ぶと、和紙調の包装紙に飾りひもを結んでお届けします。ご夫婦のあいだの贈り物なので、のしは掛けなくて構いません。
よくある質問
夫はすでに実印を持っています。それでも印鑑を贈る意味はありますか
お持ちの実印が既製品や、結婚前に急いで作ったものなら、職人が彫る1本に替える意味があります。専門店で作った実印をすでに大切に使っているなら、それはそのままで構いません。代わりに、銀行印か、仕事で押す上質な認印を贈る方法があります。まずはご主人の印鑑を、実印・銀行印・認印と種類ごとに思い出してみてください。
結婚記念日に印鑑は、地味すぎませんか
開けた瞬間の華やかさなら、時計やアクセサリーのほうが上です。その代わり印鑑は何十年も手元に残り、住宅ローンや車の購入といった大きな場面で使われます。記念日の食事や花と一緒に渡せば、その場を彩る役はそちらに任せ、あとに残る記念を印鑑が受け持ちます。桐箱か化粧箱に入った2本セットなら、開けたときの見た目も整います。
夫の名前の字が旧字体です。そのまま彫れますか
彫れます。ご注文時の備考欄に「髙(はしごだか)」のように書いていただければ、職人がその字で印面を設計します。入力できない字は、お名前欄の下にある「主な旧字体リスト」から選べます。字の取り違えを防ぐため、住民票やマイナンバーカードの表記を確かめてからご注文ください。
私の分も一緒に作って、夫婦のペアにしてもいいですか
もちろんできます。素材とケースの種類は揃え、彫る名前と直径で2本を分けます。たとえば、ご主人はフルネームで15mm、奥様は名だけで13.5mmです。2本とも姓だけを同じ書体で彫ると印影がよく似て、同じ世帯の2人目が登録を断られることがあります。詳しくは結婚記念日にペアの印鑑を|素材を揃え、印影を分ける理由をご覧ください。
予算は2万円くらいです。何が贈れますか
実印1本なら、黒水牛の15mmが15,300円、白水牛(柄)の15mmが20,400円です。2本セットなら、薩摩本柘の実印・銀行印が19,100円で収まります。実印1本に、記念日の食事を添える贈り方もあります。3万円まで広げると、黒水牛の2本セット23,500円や3本セット30,200円も予算に入ります。
まとめ|ご主人に贈る印鑑を決める順番
まず、ご主人がいま使っている印鑑を思い出し、点検表で当てはまる行から贈る種類を決めます。次に印材を選びます。迷ったら黒水牛、手入れの手間を省きたいならチタン、結婚5年目なら薩摩本柘も候補です。直径はフルネームの文字数で決め、4文字までなら15mm、5文字以上なら16.5mmにします。
そのうえで、内緒で用意するか、書体をご主人と一緒に選ぶかを決めます。注文は記念日の2週間前までに済ませてください。渡すときは「登録してね」「窓口で替えてね」と、手続きをひとこと添えます。
夫の名前に合わせて、職人が1本ずつ彫る印鑑。仕事でも家でも、何十年も使えます
京都の職人が、お名前の字に合わせて印面を設計し、1本ずつ彫刻します。旧字体の姓も備考欄でそのまま承ります。牛革ケース付き、青か赤の包装に対応。全国送料無料、5年保証で欠けの彫り直しにも応じます。
記念日の2週間前までのご注文で当日に間に合います。書体を一緒に決めたい方は「印影のご確認」をお選びください。