CHAPTER 12 開運印鑑・姓名判断
姓名判断の画数がサイトで違うのはなぜ?数え方が分かれる6つの点
姓名判断の結果がサイトや本によって違うのは、画数の数え方が流派ごとに違うためです。字体(新字体と旧字体)、部首、漢数字、1文字の姓や名、外格の出し方、吉凶の表という6つの分かれ目を、名前の例と図で説明します。2つの結果を見比べるときの確かめ方と、当店の簡易鑑定の数え方もまとめました。
公開日: 2026年10月5日
同じ名前を2つのサイトに入力したら、片方は大吉で、もう片方は凶でした。入力を間違えたのかと見直しても、字は合っています。どちらかが間違っているのか、どちらを信じればよいのか。画数の数え方が分かれるところを、1つずつ見ていきます。
どちらかの間違いではなく、数え方の決まりが流派ごとに違うためです。分かれるのは、字体、部首、漢数字、1文字の姓や名、外格の出し方、吉凶の表の6つです。結果を見比べるときは、同じ決まりで数えたものどうしを比べます。当店の簡易鑑定は、印鑑に彫る字を、書いたとおりの画数で数えます。
同じ名前でも、数え方で総格が36、45、50と変わります
「藤沢浩一」さんという名前を、3通りの決まりで数えてみます。足し方は3つとも同じで、変えたのは1文字ずつの画数だけです。
「藤沢浩一」さんの総格を、3通りに数える
3段目は、くさかんむりを「艸」の6画、さんずいを「水」の4画として数えています。
当店の吉凶の表に当てはめると、総格の36は凶、45は大吉、50は凶です。同じ表を使っても、数え方だけで結果が入れ替わります。次の章から、分かれ目を順に説明します。
分かれ目1|字体:書いたとおりに数えるか、旧字体に直すか
いま使われている新字体は、1949年(昭和24年)に告示された当用漢字字体表で、標準とされた字の形です。それより前の形が旧字体で、「沢」に対する「澤」、「竜」に対する「龍」がその例です。姓名判断には、新字体で書いた名前も旧字体に直して数える流派があります。
沢→澤
7画が、16画に沢田さん、藤沢さん辺→邊
5画が、19画に渡辺さん、田辺さん斎→齋
11画が、17画に斎藤さん広→廣
5画が、15画に広瀬さん、広田さん浜→濱
10画が、17画に浜田さん、横浜さん桜→櫻
10画が、21画に桜井さん、桜子さん国→國
8画が、11画に国分さん、小国さん恵→惠
10画が、12画に恵さん、恵子さん画数は、当店の画数表によるものです。1文字で10画前後も変わる字があり、その字が入る格は、どれも別の数になります。
分かれ目2|部首:さんずいを3画とするか、「水」の4画とするか
漢和辞典は、漢字を部首ごとに分け、画数の順に並べています。この並べ方の規準になったのが、1716年に中国でできた「康熙字典」です。辞典の上では、さんずいの字は「水」の部に、くさかんむりの字は「艸」の部に入ります。旧字体で数える流派には、部首もこの元の字の画数で数えるものがあります。
| 部首 | 書いたとおり | 元の字で数える | 名前に多い字 |
|---|---|---|---|
| さんずい(氵) | 3画 | 「水」の4画 | 沢、浩、清 |
| てへん(扌) | 3画 | 「手」の4画 | 拓、持 |
| りっしんべん(忄) | 3画 | 「心」の4画 | 悦、快 |
| くさかんむり(艹) | 3画 | 「艸」の6画 | 藤、花、英 |
| しんにょう(辶) | 3画 | 「辵」の7画 | 道、進、達 |
| こざとへん(字の左の阝) | 3画 | 「阜」の8画 | 陽、隆 |
| おおざと(字の右の阝) | 3画 | 「邑」の7画 | 郎、都、部 |
| おうへん(王) | 4画 | 「玉」の5画 | 玲、理 |
たとえば「陽」は、書いたとおりなら12画です。こざとへんを「阜」として数えると、17画になります。どの部首を元の字に戻すかも、流派によって少しずつ違います。
分かれ目3|漢数字:「五」を4画とするか、5とするか
名前に入る漢数字には、2通りの数え方があります。書いたとおりの画数で数える方法と、その字が表す数をそのまま使う方法です。
漢数字の画数|大きい字の下が、書いたとおりに数えた画数
- 一1画
数で数えても1
- 二2画
数で数えても2
- 三3画
数で数えても3
- 四5画
数で数えると4
- 五4画
数で数えると5
- 六4画
数で数えると6
- 七2画
数で数えると7
- 八2画
数で数えると8
- 九2画
数で数えると9
- 十2画
数で数えると10
色を付けた7つは、数え方によって画数が変わります。「九」は、2画と9で7つの差が出ます。
「五郎」さんの「五」や、「七海」さんの「七」が、これに当たります。当店は、書いたとおりの画数で数えます。
分かれ目4〜6|足し方と、吉凶の表にも違いがあります
1文字ずつの画数が同じでも、そのあとの足し方と、数を吉凶に当てはめる表で、結果が分かれることがあります。
「林」さんや「愛」さんのように、姓か名が1文字の方に、仮の数「1」を足して天格や地格を出す流派があります。足さない流派もあります。当店は、天格と地格には足し、総格には足しません。
姓か名が3文字以上のとき、外格の出し方が2通りに分かれます。天格と地格の合計から人格を引く方法と、姓の最初の字と名の最後の字を足す方法です。当店は、前の方法で出します。
数を吉凶に分ける表は、流派によって割り当てが違います。同じ総格でも、ある表では吉、別の表では凶になることがあります。総合点や順位は、サイトごとの独自の計算です。
五格の出し方と、仮の1の足し方は、姓名判断の五格とは?で名前の例を使って説明しています。
2つの結果を見比べるときの、3つの確かめ方
結果が食い違ったら、この順に確かめます
- 入力した字が、同じかどうか 「高」と「髙」、「崎」と「﨑」のように、変換のときに別の字が入っていることがあります。当店の表では、「高」は10画、「髙」は11画です。
- 1文字ずつの画数が、どう出ているか 字ごとの画数が表示されるサイトなら、2つを並べて見比べます。画数の違う字が見つかれば、字体か部首、漢数字の数え方が違うと分かります。
- 画数は同じなのに、吉凶だけが違わないか 五格の数がすべて同じで結果が違うなら、当てはめている吉凶の表が違います。
違いの理由が分かったら、見ていく数え方を1つに決めることをおすすめします。よい結果の出るサイトを探して回ると、かえって迷いが深くなります。凶と出たときの受け止め方は、姓名判断が悪くても印鑑は作れる?にまとめています。
当店の簡易鑑定の数え方
当店の簡易鑑定は、こう数えています
字体印鑑に彫る字を、そのままの形で数えます。「沢」と入力すれば7画、「澤」と入力すれば16画です。
彫る字のまま部首元の字には戻しません。さんずいも、くさかんむりも3画です。
書いたとおり漢数字漢字として書いたときの画数です。「五」は4画、「九」は2画です。
書いたとおりひらがな、カタカナ書いたときの画数で数えます。「さくら」は3画、1画、3画で、合わせて7画です。
書いたとおり1文字の姓や名天格と地格に、仮の1を足します。総格には足しません。
仮の1を足す80を超えた数80を引いた数で、吉凶の表に当てはめます。総格が85なら、5として見ます。
80を引くこの数え方にしているのは、鑑定の結果を印影に生かすためです。数えた字と印鑑に彫った字が同じでなければ、鑑定と印鑑がつながりません。簡易鑑定の結果にも、名付けなどの姓名判断とは結果が異なる場合があると書き添えています。
よくある質問
どの流派の数え方が正しいのですか
どれか1つが正しいと決まっているわけではありません。姓名判断は占いのひとつで、流派ごとに数え方と見立てが受け継がれてきました。当店の鑑定も、効果を約束するものではありません。お名前の傾向を知り、印影を考える手がかりとしてお使いください。
名付けの本では吉だった名前が、簡易鑑定では凶でした
名付けの本と当店とでは、字体や部首の数え方、吉凶の表が違うことがあります。本に載っている画数の一覧で、お名前の字が何画になっているかを見てください。当店の画数と違う字があれば、それが理由です。
簡易鑑定で「画数表にない文字があります」と出ました
当店の画数表に入っていない字です。別の表記で試すか、お問い合わせからその字をお知らせください。
旧字体で数えた結果を、印鑑に生かせますか
旧字体で彫る印鑑なら、旧字体の画数で鑑定します。当店は、彫る字で数えるためです。実印にする方は、住民票と違う字体の印鑑を登録できるかを、先に市区町村へ確かめてください。
まとめ|字を見直し、画数を並べ、数え方を1つに決める
結果が食い違ったら、はじめに入力した字を見直します。次に、字ごとの画数を2つ並べて、違う字を探します。違いが字体か、部首か、漢数字かが分かれば、どの決まりで数えているかが見えてきます。画数が同じで吉凶だけが違うなら、表の違いです。そのうえで、見ていく数え方を1つに決めます。印鑑を作る方は、彫る字で数える当店の簡易鑑定で確かめてみてください。
お名前の五格を、無料の簡易鑑定で確かめる
姓と名を入力すると、五格の画数と吉凶、伸ばしたい運気が表示されます。開運印鑑は、この鑑定をもとに印影を設計し、京都の職人が1本ずつ彫刻します。鑑定書、桐箱、下鴨神社のお守り付きで、送料無料、5年保証です。