CHAPTER 12 開運印鑑・姓名判断
姓名判断が悪くても印鑑は作れる?凶と出たときの受け止め方
姓名判断で凶や大凶と出た方へ。凶が1つもない名前のほうが少ない理由、流派や字体で結果が変わる仕組み、開運印鑑の鑑定で凶を「補う場所」として読む考え方、改名に必要な家庭裁判所の許可、不安をあおる勧誘への注意を、開運印鑑の鑑定士と職人の立場から説明します。
公開日: 2026年9月24日
印鑑を作る前に、姓名判断のサイトで名前を調べたら「大凶」と出た。当店の無料の簡易鑑定を試して、凶の文字に驚いた。そうしたご相談を、当店ではよくいただきます。「こんな名前で印鑑を作っても意味がないのでは」「改名したほうがよいのか」と心配される方もいらっしゃいます。この記事は、姓名判断の結果が悪くて、このまま作ってよいか迷っている方に向けて書いています。
姓名判断の結果が悪くても、印鑑は問題なく作れます。鑑定で凶と出たことを理由に、当店がご注文をお断りすることもありません。5つの格のどこかに凶が出る名前は、珍しいどころか多数派です。開運印鑑の鑑定では、凶と出た格を「補うとよい場所」として読みます。印影のどの方位を厚くするかは、そこから決めます。結果だけを理由に急いで買ったり、改名を考えたりする必要はありません。
凶が1つもない名前のほうが珍しい
姓名判断では、姓と名の画数を組み合わせて、天格・人格・地格・外格・総格という5つの「格」を出します。その数を1から81までの表に当てはめて、吉か凶かを見ます。当店の簡易鑑定で使っている表の内訳は、次のとおりです。
1〜81の画数の見立て(当店の簡易鑑定の表)
大吉・吉・半吉と出た格さらによい方向へ向くように印影を整えます
凶・大凶と出た格印影のどの方位で補うかを決める手がかりにします
凶か大凶にあたる数は81のうち35で、全体の4割を超えます。1つの格が凶になる見込みがこれだけあり、しかも格は5つあります。5つとも凶を避けられる名前は少数で、凶が1つか2つ入るのはごく普通のことです。「大凶」という言葉は強く響きますが、あなたの名前だけが特別に悪いわけではありません。
天格の凶は、気にしなくてかまいません
5つの格のうち天格は、姓の画数だけで決まります。同じ姓のご家族なら、全員が同じ数です。たとえば「田中」さんは9画で、当店の表では大凶にあたりますが、日本中の田中さんが同じです。当店の簡易鑑定でも、名前全体の傾向を出すときには、5つの格のなかで天格をいちばん軽く見ています。
流派や字体が変われば、結果も変わります
「あるサイトでは大吉だったのに、別のサイトでは凶だった」という経験をされた方も多いと思います。どちらかが間違っているわけではありません。姓名判断には多くの流派があり、画数の数え方そのものが違うのです。「沢」という字で比べてみます。
1文字で10画近くも違えば、その字が入る格はどれも別の数になり、吉凶も入れ替わります。数え方の分かれ道は、ほかにもあります。姓や名が1文字の方に仮の1を足すかどうか、吉凶の表をどの流派のものにするか、などです。姓名判断の結果は、だれが数えても同じになるものではありません。「この流派のこの数え方なら、こう読める」という答えです。
鑑定は、印鑑に実際に彫る文字を重視して、新字体で数えるのを基本にしています。旧字体に機械的に置き換えると、印鑑に彫った字と、鑑定で数えた字が食い違ってしまうからです。戸籍が旧字体の方は、その字のまま数えます。簡易鑑定の結果に「名付け等での姓名判断とは結果が異なる場合があります」と添えているのも、この数え方の違いがあるためです。
当店の鑑定では、凶を「補う場所」として読みます
開運印鑑の鑑定は、名前に点数をつけて終わりにするものではありません。5つの格、文字ごとの陰陽の並び、五行の配置を合わせて、「このお名前はどこが強く、どこを補うとよいか」を読み取ります。凶と出た格は、そのまま補う場所の目印になります。
- 01弱い格を見つける5つの格と陰陽五行の配置から、補いたい部分を鑑定士が読み取ります
- 02補う運気を決める弱い部分に対応する運気を、8つのなかから選びます。ご本人の希望とあわせて、3つまで選べます
- 03その方位を厚くする印面を8つの方位に分け、選んだ運気の方位で、文字が外枠に太くつくように印影を整えます
- 04鑑定書に残すどの格をどの方位で補ったかを、鑑定書にしてお渡しします
当店の鑑定書のサンプルでは、天格の弱さを補うために、才能運を強めています。弱いところが分かったからこそ、どこを厚くするかが決まったのです。結果がよい方の印鑑は、さらによい方向へ向くように整えます。どちらの場合も、結果によって別の品が必要になることはありません。鑑定書の読み方は開運印鑑の鑑定書には何が書かれる?で、サンプルを使って説明しています。
ここで正直にお伝えしておきます。開運印鑑は、持てば凶が消える、運勢が変わる、とお約束するものではありません。当店の鑑定士は、自分の名前をよく知り、願いを込めた印鑑を信頼して使うことが、落ち着いて前へ進む支えになると考えています。効果についての考え方は、開運印鑑は効果がある?で詳しくお話ししています。
姓名判断だけを理由にした改名は、認められにくい
結果が気になって、「いっそ名前を変えたほうがよいのでは」と考える方もいらっしゃいます。ただ、戸籍の名前を変えるには、家庭裁判所の許可が必要です。
戸籍の名前を変える
家庭裁判所の許可がいります
裁判所の案内によると、名の変更には「正当な事由」が要ります。名前を変えないと、社会生活に支障が出るような場合のことです。
- 個人的な趣味、感情、信仰上の希望だけ足りない裁判所の案内に、そうはっきり書かれています。姓名判断の結果だけでは、認められにくいと考えておいてください
- 氏(姓)の変更さらに厳しい「やむを得ない事情」が要ります。姓を変えないと、社会生活に著しい支障が出るような場合です
名前はそのままにする
手続きはいりません
親御さんが願いを込めてつけた名前を、そのまま大切にする向き合い方です。
- 名前の強いところを知る今日できる凶の格だけでなく、吉の格と「伸ばすべき運気」にも目を向けます
- 願いを印鑑に込める印鑑を作るとき実印や銀行印を新しく注文する際に、第1〜第3希望の欄で補いたい運気を選びます
仕事や趣味の場で、通称やペンネームを使うのは自由です。ただ、実印は住民票に載っている氏名で作らないと登録できず、銀行印も口座の名義で作るのが基本です。改名しない限り、実印や銀行印はいまの名前で作ることになります。
不安なまま、急いで買わないでください
印鑑を売る店がこう言うのもおかしな話ですが、結果を見て不安になったその日に、あわてて注文する必要はありません。実印の登録や口座の開設など、印鑑を使う場面が決まってから作っても間に合います。
国民生活センターは、開運グッズや祈祷を次々に勧める業者に注意するよう呼びかけています。「悪い霊がついている」などと不安をあおり、冷静に考えられない状態で高額な契約をさせる手口です。姓名判断の結果を告げたあとに、高額な品を急いで買うよう迫られたら、その場で決めずに持ち帰ってください。当店では、結果がどうであっても価格は変わりません。鑑定の内容は、すべて鑑定書でお見せします。購入前に確かめたい点は開運印鑑は怪しい?効果の説明・価格・勧誘のしかたを確認にまとめています。
「総格が大凶。私の人生はずっとよくないのか」
「この流派の数え方では、総格が補いたい場所にあたる。ほかの格には大吉もある」
「子どもにこんな名前をつけてしまった」
「思いを込めてつけた名前だ。数え方が変われば、結果も変わる。将来、印鑑を贈るときに願いを足せばよい」
「結婚で姓が変わったら凶になった。早く何か買わないと」
「新しい姓の印鑑は、どのみち必要になる。作るときに、補いたい運気を伝えよう」
簡易鑑定の結果を見たあとに、しておくとよいこと
確かめておきたい4つのこと
- 入力した字体が合っているか 「高」と「髙」、「広」と「廣」のように、字体が違うと画数が変わります。住民票やマイナンバーカードと同じ字で、入力し直してみてください。
- 凶の格だけでなく、吉の格も見る 吉と出た格は、その名前の長所です。5つとも凶という名前は、めったにありません。
- 「伸ばすべき運気」を控えておく 結果の画面の2つ目の項目に、印鑑を作るときに強めるとよい運気と、その方位が出ます。注文の第1〜第3希望を選ぶときの参考になります。
- 自分名義の印鑑で、足りないものがあるか 実印を登録していない、銀行印が既製品のまま、という方は、次に印鑑が必要になったときが作りどきです。
無料の簡易鑑定でお見せするのは、五格の画数と名前の傾向、伸ばすべき運気などです。ご注文後の鑑定では、鑑定士が陰陽五行の配置とご本人の希望もあわせて読みます。印影にどう反映したかも、鑑定書に書いてお渡しします。作る種類で迷う方は、開運印鑑は実印・銀行印・認印のどれを作る?をご覧ください。自分名義の印鑑を1本も持っていない方には、3本を同じ鑑定で設計できる3本セットをおすすめしています。
よくある質問
鑑定の結果が悪いと、注文を断られたり、高い印材を勧められたりしますか
どちらもありません。結果で価格が変わることはなく、印材はご本人の好みで選んでいただきます。生年月日から相性のよい印材をご案内することはありますが、あくまで参考です。ご案内したもの以外では作れない、ということはありません。
旧字体で数えると吉になります。旧字体で印鑑を彫ってもらえますか
旧字体や異体字の彫刻には対応しています。ただし実印は、住民票と違う字体で彫ると、自治体によっては登録できないことがあります。住民票の字が新しい字体なら、実印も同じ字で作り、その字で鑑定するのが基本です。
ほかの店の鑑定と、結果が違います
数え方や流派が違うためで、どちらかが誤りというわけではありません。当店は、実際に彫る字体で数えています。大切なのは、鑑定の内容と、それを印影にどう反映したかを、書面で確かめられるかどうかです。
今使っている印鑑は、替えたほうがよいですか
欠けや摩耗がなく、気に入って使っているなら、替える必要はありません。開運印鑑を考えるよいきっかけは、姓が変わったとき、印鑑が欠けたとき、実印や銀行印を新しく作るときです。
鑑定だけをお願いできますか
鑑定だけを有料でお受けするサービスは行っていません。鑑定は印影の設計と一体のため、鑑定書は開運印鑑をご注文いただいた方にお渡ししています。名前の傾向だけを知りたい方は、無料の簡易鑑定をご利用ください。入力した情報は保存されません。
まとめ|姓名判断で凶と出たら、この順に考える
凶と出たときは、次の順に考えてみてください。まず、入力した字が住民票と同じ字体かを確かめ、違っていれば簡易鑑定をやり直します。次に、凶の格だけでなく、吉と出た格と「伸ばすべき運気」にも目を通します。
改名は姓名判断の結果だけでは認められにくいので、名前はいまのままで考えます。そのうえで、実印の登録や口座の開設など、印鑑を使う場面が来たときに作ります。注文で補いたい運気を選べば、鑑定士が凶と出た格も含めて名前を読み、印影に反映します。
まず名前を知り、必要になったときに作る
鑑定の結果がどうであっても、価格も対応も変わりません。鑑定の内容と、印影のどこをどう補ったかは、すべて鑑定書でお渡しします。送料無料、5年保証です。