CHAPTER 12 開運印鑑・姓名判断
開運印鑑は実印・銀行印・認印のどれを作る?用途から選ぶ
開運印鑑を作るとき、実印・銀行印・認印のどれを選べばよいかを用途から整理します。種類で変わる印影の設計、今持っている印鑑ごとの選び方、1本だけ作るならどれか、単品と2本・3本セットの価格差、直径と彫る名前の決め方まで、当店の鑑定士と職人の考え方をもとに説明します。
公開日: 2026年9月24日
開運印鑑を作ると決めたあと、実印・銀行印・認印のどれにするかで迷っていませんか。鑑定する姓名はどれも同じですが、印影の設計は種類ごとに変わります。そのため、作る種類を先に決めておく必要があります。この記事では、当店の鑑定士と職人がふだんお客様にお伝えしている順番で、どれを作るかの決め方を説明します。開運印鑑そのものの仕組みは開運印鑑とは?姓名鑑定と印影づくりの仕組みにまとめています。
自分名義の印鑑を1本も持っていないなら、実印・銀行印・認印の3本セットがおすすめです。すでに何本か持っているなら、足りない種類だけを作ります。1本に絞るなら、契約の場面で本人であることを証明する実印が基本です。3本セットなら、1回の鑑定をもとに3本を役割ごとに作り分けます。
3種類の違いは「どこに届け出るか」
実印・銀行印・認印という呼び名は、印鑑の形や素材の違いではなく、届け出る先の違いです。市区町村に登録すれば実印、銀行に届け出れば銀行印、どこにも届け出ずに使うのが認印です。開運印鑑も、普通の印鑑と同じように登録や届け出ができます。
| 種類 | 届け出る先 | 使う場面 | 開運印鑑の設計で重視すること | 彫る名前 |
|---|---|---|---|---|
| 実印 | 市区町村 | 不動産・自動車・相続・ローンなど、本人であることを証明する契約 | 格調と安定感 | フルネームを縦書き |
| 銀行印 | 金融機関 | 口座の開設、窓口での引き出し、届出印の変更 | 実印と区別できる落ち着いた印影 | 姓のみ、または名のみを横書き |
| 認印 | 届け出ない | 宅配便の受け取り、職場の書類、届出書など日常の確認 | 毎日押すときの押しやすさ | 姓のみを縦書き |
3種類の役割の違いそのものは実印・銀行印・認印の違い|必要な本数と使い分けで詳しく説明しています。ここからは、開運印鑑ならではの「種類で変わる設計」と、用途からの選び方に絞って話を進めます。
開運印鑑は、種類によって印影の設計が変わる
普通の印鑑は6種類の書体から選んで彫りますが、開運印鑑は鑑定の結果をもとに、職人が名前ごとに文字を組みます。そのとき、実印・銀行印・認印のどれとして使うかで、文字の太さの配分や外枠との接し方を変えます。同じ名前でも、3本を同じ印影にはしません。
設計の土台になるのが「印面八方位」です。文字を彫る丸い面を8つに分け、成功運、愛情運、社交運、蓄財運、住居運、家族運、希望運、才能運を割り当てます。伸ばしたい運気の方位では文字の線を太くし、外枠にしっかり接するように組みます。運気は1回の注文で最大3つまで選べ、2本や3本のセットでも全体で3つです。実印には成功運、銀行印には蓄財運のように種類ごとに分けたいときは、注文の備考欄にお書きください。
今持っている印鑑から、作る種類を決める
作る種類は、今持っている印鑑で決まります。まず、自分名義のものが何本あるかを思い出してください。ご実家でご家族と共有している認印や、ご両親が作ってくれたけれど、どこにも届け出ていない印鑑は数に入れません。
- 1回の鑑定をもとに、3本を役割ごとに作り分けます
- 単品を3本買うより2,000円以上安くなります
- 直径が1本ずつ違うので、3本を取り違えにくくなります
- 認印だけ持っているなら、実印・銀行印の2本セット
- 銀行印を届け出済みなら、実印・認印の2本セット
- 実印だけがないなら、開運実印を1本
「持っているけれど、開運印鑑に替えたい」という方もいらっしゃいます。銀行印は金融機関で改印の手続きをすれば替えられますし、実印も市区町村で登録し直せます。ただ、今の印鑑に欠けや摩耗がなく、姓も変わっていないなら、急いで替える必要はありません。その場合は、次に新しく作るときに開運印鑑を選ぶという考え方もあります。
| 今の状況 | 作る種類 | 理由 |
|---|---|---|
| 自分名義の印鑑が1本もない | 開運3本セット | 3本を一度に鑑定でき、単品で揃えるより安い。就職・成人・結婚などで初めて揃えるときに向いている |
| 認印だけ持っている | 開運2本セット(実印・銀行印) | 登録と届け出が必要な2本を、まとめて鑑定して作れる |
| 銀行印だけ届け出ている | 開運2本セット(実印・認印) | 契約に使う実印と日常に使う認印を、印影を分けて作れる |
| 実印だけがない | 開運実印 | 住宅や車の購入、相続などの予定に合わせて実印だけを作る |
| 結婚や開業を控えている | 開運3本セット(結婚の場合は新しい姓名で) | 節目に合わせて3本を揃えられる。姓が変わると鑑定の結果も変わるので、新しい姓が決まってから注文する |
| プレゼントにする | 相手が持っていない種類(迷ったら3本セット) | ご本人が持っている印鑑を、ご家族に確かめておく。鑑定書と桐箱が付くので、贈答品としての形が整う |
開運印鑑を1本だけ作るなら、どれを選ぶか
予算や事情で1本に絞る場合は、「これから何に使うか」で決めます。候補になるのは、契約に使う実印か、口座に届け出る銀行印です。認印を1本だけ作るのは、実印と銀行印がすでにある場合です。
実印を1本
住宅・車・相続などの予定がある方へ
- 向いている理由
- 本人であることを証明する契約で使う印鑑です。市区町村に登録して初めて実印になります
- よく選ばれる運気
- 成功運、住居運、家族運
- 気をつけたいこと
- 住民票に載っている氏名で彫ります。姓が変わる予定があるなら、新しい姓名が決まってから注文してください
銀行印を1本
口座を新しく開く方、お子様に贈る方へ
- 向いている理由
- 財産を預ける口座に届け出る印鑑です。名のみで作れば、姓が変わっても使い続けられます
- よく選ばれる運気
- 蓄財運、成功運、才能運
- 気をつけたいこと
- 今の届出印から替えるには、金融機関で改印の手続きが必要です
認印を1本
実印と銀行印がすでにある方へ
- 向いている理由
- 宅配便の受け取りや職場の書類など、3種類のなかでいちばん多く押す印鑑です
- よく選ばれる運気
- 社交運、希望運、才能運
- 気をつけたいこと
- 認印を先に作り、あとから実印と銀行印を単品で足すと、3本セットより費用がかかります
1本に絞る理由が予算なら、印材を薩摩本柘にして3本セットにする方法もあります。薩摩本柘の開運3本セットは40,900円からです。黒水牛で実印(22,000円)と銀行印(16,000円)を1本ずつ買うと38,000円で、差は2,900円です。印材を少し抑えて3本を一度に揃えれば、あとから買い足す手間と費用が省けます。
単品・2本セット・3本セットの価格を比べる
開運印鑑の価格は、種類、印材、直径で決まります。2本以上作るなら、単品を別々に買うよりセットのほうが安くなります。薩摩本柘と黒水牛で比べると次のとおりです。
| 組み合わせ | 薩摩本柘 | 黒水牛 | 単品で揃えた場合との差 |
|---|---|---|---|
| 開運実印(13.5mm) | 17,600円 | 22,000円 | ― |
| 開運銀行印(12mm) | 13,500円 | 16,000円 | ― |
| 開運認印(10.5mm) | 12,000円 | 14,000円 | ― |
| 開運2本セット(実印・銀行印) | 29,500円 | 36,100円 | 単品2本より1,600〜1,900円安い |
| 開運3本セット | 40,900円 | 49,400円 | 単品3本より2,200〜2,600円安い |
表の価格は、いちばん小さい直径の場合です。どの組み合わせにも鑑定、鑑定書、印鑑お守り、桐箱、印鑑ケース、朱肉、押印マットが含まれ、5年の保証が付きます。印材と直径ごとの詳しい価格表は開運印鑑の値段はいくら?にまとめています。
種類が決まったら、直径と彫る名前を決める
2本以上作る場合は、実印を大きく、認印を小さくして、直径に差をつけます。大きさで見分けがつき、契約に使う実印がいちばん堂々とした印影になるためです。
開運印鑑は、文字と外枠が接する位置を整えて設計します。文字数の多い名前を小さな直径に収めると線が細くなり、強調したい方位の線を太くする余地がなくなります。姓と名を合わせて7文字以上の方は、実印を16.5mmか18mmにすることを検討してください。1本だけ作るなら、実印は13.5mmか15mm、銀行印は12mmか13.5mm、認印は10.5mmか12mmが目安です。
鑑定は画数をもとにしますので、「辺」と「邊」「邉」、「沢」と「澤」のような字体の違いで結果が変わります。注文の前に、住民票やマイナンバーカードで正式な字体を確かめてください。旧字体や異字体でも彫刻できます。
注文の前に確かめること
種類を決める前に確かめる4つのこと
- 自分名義の印鑑を何本持っているか 実印は市区町村に登録済みか、銀行印は口座に届け出済みかを確かめます。ご家族と共有している認印は数に入れません。
- これから使う場面があるか 住宅や車の購入、相続、口座の開設などの予定があるなら、その場面で使う種類を先に作ります。
- 姓が変わる予定があるか 結婚を控えている方は、新しい姓名で鑑定します。銀行印を名のみで作っておけば、姓が変わっても使い続けられます。
- いつまでに必要か 発送は注文から3〜7営業日が目安です。期日がある場合は、注文の前にご相談ください。
よくある質問
実印と銀行印を1本で兼ねてもよいですか
登録も届け出もできますが、おすすめしません。1本をなくすと、契約と口座の両方で手続きが必要になります。また、開運印鑑は実印と銀行印で設計の考え方を変えますので、兼ねるとどちらかの役割に合わない印影になります。2本セットで印影を分けてください。
3本セットで、3本とも同じ運気を選んでもよいですか
はい。3本セットでも、運気は3本まとめて最大3つまで選びます。とくに指定がなければ、3本とも同じ運気をもとに設計します。種類ごとに分けたいときは、注文の備考欄にお書きください。決めきれないときは「おすすめ」を選んでいただければ、鑑定の結果をもとに職人が選びます。
先に1本作って、あとから残りを足せますか
足せます。ただ、単品で1本ずつ揃えるとセットより高くなり、注文も2回に分かれます。近いうちに残りも作る予定があるなら、最初から3本セットにしたほうが費用も手間も抑えられます。
開運印鑑を実印として登録できないことはありますか
登録できる印鑑の決まりは、市区町村ごとに違います。練馬区や京都市では、印影が1辺8mmの正方形より大きく、1辺25mmの正方形に収まることが条件です。ほかに、住民票の氏名を表していることや、ゴムのように変形しやすい材質でないことも求められます。当店の開運印鑑は、大きさも材質もこうした条件に合うように作ります。名前は住民票の氏名で注文してください。
認印は開運印鑑にする意味がありますか
3種類のなかで、押す回数がいちばん多いのが認印です。毎日使う印鑑も鑑定して作りたい方には、開運認印という選択肢があります。3本セットなら、日常で押しやすいことも考えて設計します。まだ実印や銀行印がない場合は、1本だけ先に作るより、3本を一度に鑑定したほうが役割を割り振りやすくなります。
まとめ|開運印鑑の種類を決める順番
最初に、自分名義の印鑑が何本あり、実印は登録済みか、銀行印は届け出済みかを確かめます。次に、住宅や車の購入、相続、口座の開設など、近く使う予定を書き出して、足りない種類と照らし合わせます。作る本数が2本以上になれば、セットを選びます。
種類と本数が決まったら、印材と直径を選びます。最後に、住民票やマイナンバーカードで名前の字体を確かめてから注文してください。
開運3本セットを注文する
実印・銀行印・認印を一度に鑑定し、役割ごとに設計を変えて仕上げます。鑑定書、印鑑お守り、桐箱、印鑑ケース、朱肉、押印マットがすべて含まれ、5年の保証が付きます。薩摩本柘40,900円から。
- 姓名住民票の字体で
- 運気種類ごとに最大3つ
- 印材柘・水牛・白檀・象牙
- 直径標準は15・13.5・12mm