CHAPTER 12 開運印鑑・姓名判断
開運印鑑の接点数とは?印影の図で見る数え方と画数への足し方
開運印鑑の「接点数」は、押した印影の中で、文字の線が外枠に触れている箇所の数です。当店の印影の図で1つずつ数えた例をもとに、名前の画数に足して吉数にする計算、印鑑ごとに数が変わる理由、ご自分の印鑑で数える手順と数え間違えやすいところをまとめました。
公開日: 2026年10月1日
開運印鑑の鑑定書には、「接点数」という欄があります。「接点を整えて吉数にする」という説明を読んでも、印影のどこを数えるのかは、図がないと分かりにくいと思います。この記事では、当店の印影の図を使って、接点を実際に1つずつ数えます。その数を名前の画数にどう足すのか、ご自分の印鑑で確かめるときにどこを数え間違えやすいのかも、順にご説明します。
接点とは、押した印影の中で、文字の線が外枠に触れている箇所のことです。太くつながっていても、細く触れているだけでも、1か所は1つと数えます。当店の開運印鑑では、彫る名前の画数にこの数を足した合計が吉数になるように、職人が接点の数を決めています。この記事の図の例では、17画の名前に16か所の接点を足して、合計を33にしています。
接点は、文字の線が外枠に触れているところです
押した印影は、丸い外枠と、その内側の文字でできています。文字の線のうち、外枠まで伸びてつながっているところを「接点」と呼びます。当店のサイトでは「文字と縁が触れている箇所」と説明しています。線が外枠の近くまで来ていても、白いすき間があって離れていれば、接点には数えません。
開運印鑑では、この接点の数と位置を、職人が意図して決めます。どの線を外枠まで伸ばし、どの線を手前で止めるかで、文字の組み方が決まります。そのため、接点の数が変われば、印影の見た目も変わります。
図の印影で、接点を数えてみます
上の図には、赤い点と黒い点があります。赤い点は、選んだ運気を強めるために、文字を外枠に太くつなげた接点です。黒い点は、それ以外で文字が外枠に触れている接点です。赤も黒も、同じ1か所として数えます。
いちばん上の成功運から時計回りに、方位ごとに区切って数えると、数え漏れを防げます。図の印影を数えた結果は次のとおりです。
数えた結果
- 赤い点は3か所成功運、社交運、蓄財運の方位です。お客様が選んだ運気の方位で、線を太くして外枠につなげています
- 黒い点は13か所選んだ方位のほかにも、文字は外枠に触れています。合計の数を整えるために、職人が位置を決めた接点です
- 合わせて16か所これが、この実印の接点数です。鑑定書の「接点数」の欄には、この数が入ります
16という数は、どの印鑑にも当てはまる決まった数ではありません。彫る名前と、印鑑の大きさによって変わります。
名前の画数に接点の数を足して、吉数にします
数えた16は、名前の画数に足して使います。当店では、その印鑑に実際に彫る文字の画数を「格数」と呼びます。この格数に足して合計が吉数になるよう、職人が接点の数を決めます。
「田中正之」の実印の場合
田が5画、中が4画、正が5画、之が3画で、格数は17です。合計の33は、当店の簡易鑑定で使う吉凶の表で「吉」にあたります。
名前は、画数が気になっても簡単には変えられません。そこで、印影の側で数を足して整えるのが、接点数の考え方です。名前の画数が凶とされる数でも、足す接点の数しだいで、合計を吉数にできます。
接点が1つ違うだけで、合計の吉凶が変わります
「田中正之」の17に足す接点の数を、12から20まで変えてみると、合計の吉凶は次のようになります。
格数17に足す接点の数と、合計の吉凶(当店の簡易鑑定の表)
- 接点1229吉
- 接点1330凶
- 接点1431大吉
- 接点1532大吉
- 接点1633吉
- 接点1734大凶
- 接点1835吉
- 接点1936凶
- 接点2037大吉
- 大吉
- 吉
- 凶
- 大凶
金色の枠で囲んだ33が、図の印影の合計です。
接点が17なら、合計は34で、表では大凶です。14か15なら大吉になります。職人は、合計が吉数になる候補のなかから、文字の読みやすさと全体のつり合いを見て、接点の数を選びます。合計を合わせるためだけに、文字を外枠へ無理に引き伸ばすことはしません。
同じ人でも、印鑑ごとに接点の数は変わります
格数は、その印鑑に彫る文字で決まります。フルネームで彫る実印と、名だけや姓だけで彫る銀行印・認印とでは、格数が違います。そのため、足す接点の数も印鑑ごとに決め直します。
印鑑の大きさも関係します。直径が小さいほど外枠は短く、接点を置ける場所も限られます。文字数の多い名前を小さな印面に彫るときは、読みやすさを保てる範囲で接点の数を決めます。3本セットの鑑定書に、印鑑ごとの接点数が別々に書かれているのはこのためです。
ご自分の印鑑で数えるときの手順
届いた開運印鑑で接点を確かめるときは、印面を直接見るより、紙に押した印影で数えます。印面は文字が左右反対に見えるので、鑑定書の図と見比べにくいからです。次の順に進めてください。
- 1白い紙にはっきり押す
朱肉を軽く数回つけ、下にマットか厚手の紙を敷いて押します。外枠が1周途切れずに写っているかを見ます。
- 2文字が読める向きに置く
このとき上が北で、成功運の方位です。鑑定書の図と同じ向きになります。
- 3上から時計回りに点を打つ
接点を見つけるたびに、外枠のすぐ外側へ鉛筆で小さく点を打ちます。太くつながった箇所も1つと数えます。
- 4鑑定書の数と見比べる
点の数を合計して、鑑定書に書かれた接点数と同じかどうかを確かめます。
実印を押した紙には、市区町村に登録したものと同じ印影が残ります。鑑定書と同じように人目に触れないところで扱い、数え終えたら細かく破るか、シュレッダーにかけて処分してください。
数え間違えやすいところ
ご自分で数えると、鑑定書の接点数と1つか2つずれることがあります。多くは、押し方か見方の違いです。次の4つの例で、見分け方を確かめてください。
- 線が外枠に届いている 1つと数える 文字の線が外枠までつながり、白いすき間がありません。これが接点です
- 線が手前で止まっている 数えない 線が外枠の手前で止まり、細い白いすき間が見えます。近くても接点ではありません
- 線が太くつながっている これも1つと数える 選んだ運気の方位で、線を太くつないだ箇所です。幅が広くても、2つや3つには数えません
- 朱肉ですき間が埋まっている 押し直す 朱肉が多すぎると、すき間がふさがって触れているように見えます。紙を替えて押し直します
押す力が弱くて外枠がかすれたときも、数えにくくなります。押し直しても分かりにくい箇所は、鑑定書の接点数を正しい数と考えてください。会社の実印では、外側の輪に並ぶ社名の文字が、いちばん外の縁に触れる箇所を数えます。詳しくは、開運会社実印の印影はどう作る?回文・役職名・接点を図で解説でご説明しています。
接点の数え方は、流派によって違います
接点をどう数え、その数をどう使うかは、印相を見る流派や店によって違います。とくに違いが出やすいのは、次の3つです。
流派によって違いが出やすいところ
- どこまでを1つの接点と見るか当店では、つながりの太さにかかわらず、1か所を1つと数えます。何を1か所と見るかの決まりは、流派ごとに違います。
- 接点の数を、名前の画数に足すかどうか当店では格数に足して、合計を吉数に整えます。画数とは結びつけず、外枠を内側から支える工夫として見る考え方もあります。
- 合計の吉凶を、どの表で見るか1から81までの数の吉凶は、流派によって一部が違います。同じ合計でも、表が違えば見立ても変わります。
本やほかのサイトで調べた方法で数えると、当店の鑑定書と数が合わないことがあります。どちらかが間違っているのではなく、決まりが違うためです。当店の開運印鑑は、この記事でご説明した数え方で鑑定し、印影を設計しています。鑑定書の読み方は、開運印鑑の鑑定書には何が書かれる?画数と印影の読み方にまとめています。
接点が多い印鑑は、外枠が欠けにくくなります
接点には、縁起とは別に、実用の面での役目もあります。文字が外枠に触れている箇所が多いほど、枠は内側から支えられます。そのため、落としたり硬いものにぶつけたりしても、欠けにくくなります。
外枠が欠けると、接点の数も変わり、鑑定書の接点数と印影が合わなくなります。それ以上に困るのは、役所に登録した実印や、銀行に届け出た銀行印の印影が変わってしまうことです。京都市では、外枠があって照合しやすいことを、印鑑登録の条件の1つにしています。欠けたときは、実印も銀行印も、新しい印鑑に替える手続きが必要になることがあります。欠けの見分け方は、印鑑の買い替え時期の目安|枠の欠け・すり減り・ひびの見分け方でご説明しています。
押し終えたら朱肉を軽く拭き取り、すぐケースに戻してください。机の上に出したままにしないだけでも、落として外枠を欠く心配が減ります。
よくある質問
接点は多いほどよいのですか
多ければよいわけではありません。大切なのは、名前の画数に足した合計が吉数になることです。接点を増やしすぎると、文字が外枠に押しつけられたような、読みにくい印影になります。
普通の印鑑にも接点はありますか
たいていあります。文字の線が外枠に触れる箇所は、開運印鑑でなくてもできます。違うのは、開運印鑑ではその数と位置を、鑑定の結果に合わせて決めているところです。
接点の数を、自分で指定できますか
接点の数は、彫る名前と印鑑の大きさを見て、職人が決めます。ご注文のときにお選びいただくのは、強めたい運気です。選んだ運気の方位では、線を太くして外枠につなげます。
自分で数えたら、鑑定書と1つ違いました
朱肉のつき方で、すき間が埋まったり、外枠がかすれたりすることがあります。紙を替えて押し直しても合わないときは、お問い合わせください。
接点と、運気の方位はどう関係していますか
印面は8つの方位に分かれていて、それぞれに運気が割り当てられています。選んだ運気の方位では、接点を太くします。それ以外の接点は、合計の数を整えるためのものです。どの方位がどの運気にあたるかは、九星気学と印面八方位のページでご覧いただけます。
まとめ|押した印影を上から数え、鑑定書と見比べる
鑑定書の接点数を確かめるときは、まず白い紙に押し、文字が読める向きに置きます。次に、上の成功運から時計回りに数え、鑑定書の数と見比べます。合わなければ押し直し、それでも合わないときはご相談ください。これから開運印鑑を作る方は、ご注文のときに強めたい運気を3つまでお選びください。接点の数は、職人が名前と印鑑の大きさに合わせて決めます。
名前の画数に合わせて、開運印鑑を作る
お名前を鑑定し、彫る文字の画数に合わせて接点の数と位置を決め、京都の職人が彫刻します。強めた運気と接点数を書いた鑑定書、桐箱、下鴨神社でご祈祷いただいた印鑑お守りを添えてお届けします。送料無料、5年保証です。
どの運気を強めるか迷う方は、無料の簡易鑑定で、名前から案内される運気をご覧ください。