CHAPTER 12 開運印鑑・姓名判断
印鑑の使い始めはいつがいい?吉日と登録日がずれるときの決め方
新しい印鑑の使い始めの日に、決まりはありません。届いた日、実印を登録する日、初めて押す日、大切な契約に押す日の4つのうち、どれを節目にするかで考えます。大安や一粒万倍日を選ぶときの考え方、吉日が役所や銀行の休みに当たったときの分け方、届いたらすぐ確かめること、古い印鑑から切り替える手順までまとめました。
公開日: 2026年10月1日
新しい印鑑が届いたとき、今日から使ってよいのか、大安まで待ったほうがよいのか、迷う方は少なくありません。実印なら市区町村への登録もありますが、選んだ吉日が土曜日で、役所が開いていないこともあります。この記事では、「使い始め」を4つの日に分けて、吉日をどこに当てるかを考えます。登録や届け出の日と吉日がずれたときの決め方も、例を挙げてご説明します。
印鑑の使い始めの日に、決まりはありません。縁起を大切にしたい方は、「初めて押す日」を吉日にするのがいちばん合わせやすい方法です。実印の登録や銀行印の届け出は、役所や銀行の窓口が開いている日に済ませます。吉日を待っていると使う予定の日に間に合わないときは、使う日を優先してください。
印鑑の「使い始め」には、4つの日があります
ひと口に印鑑の使い始めといっても、どの日を指すかは人によって違います。届いた箱を開けた日を節目にする方もいれば、初めて契約書に押した日を大切にする方もいます。印鑑が手元に来てから、大切な場面で使うまでには、次の4つの日があります。
箱を開けて、自分の名前の印鑑を初めて手に取る日です。人から贈られた印鑑なら、受け取った日がこの日になります。日にちは配送の都合で決まります。
実印は市区町村に登録した日から、銀行印は金融機関に届け出た日から、それぞれの役目で使えるようになります。手続きは、窓口が開いている日にしかできません。
朱肉をつけて、初めて紙に押す日です。家で白い紙に押すだけでもかまいません。日にちは自分で決められます。
家や車の契約、口座の開設など、その印鑑で初めて大事な書類に押す日です。日にちは相手との約束で決まります。
4つのうち、自分の都合だけで日にちを選べるのは「初めて押す日」だけです。縁起を担ぎたい方は、まずこの日を吉日にすると決めておきましょう。そうすれば、登録や契約は窓口や相手の都合に合わせて組めます。
使い始めによく選ばれる日|大安・一粒万倍日・天赦日など
印鑑の使い始めに選ばれることが多いのは、暦の上で縁起がよいとされる日です。暦のほかに、ご自分の記念日や、印鑑にゆかりのある日を選ぶ方もいます。
10月1日が印章の日とされているのは、明治6年のこの日、太政官布告によって一般の人も実印を使えるようになったためです。これを記念して、京都の下鴨神社では毎年9月の最終日曜日に印章祈願祭が開かれています。大安などの吉日と重ならなくても、印鑑にゆかりのある日として候補になります。
どの吉日を選ぶかに、正解はありません。暦の吉日は、効き目が確かめられているわけではありません。昔から、節目の日取りを決めるときの目安として使われてきました。ご家族が大切にしている日があれば、その日に合わせるのも1つの選び方です。縁起を気にする気持ちとの付き合い方は、開運印鑑は効果がある?科学的根拠と縁起物としての考え方でもご説明しています。
実印として使えるのは、登録した日からです
実印は、住んでいる市区町村に登録した印鑑のことです。登録するまでは、たとえ実印用に作った印鑑でも、印鑑登録証明書を出してもらうことはできません。登録の手続きは、市区町村の窓口が開いている日と時間にしかできません。京都市の場合、区役所の受付は、土日祝日と年末年始を除く午前9時から午後5時までです。
登録がその日のうちに終わるかどうかは、持っていく本人確認書類で変わります。京都市では、運転免許証やパスポートなど顔写真付きの書類を本人が持参すれば、その場で登録できます。そうした書類がないときは、自宅に照会書が郵送され、それを窓口へ持って行った日に登録が終わります。吉日のうちに済ませたい方は、顔写真付きの書類を忘れずに持って行ってください。
実印、銀行印、認印のそれぞれについて、届いた日から初めて押す日までの流れを並べると、次のようになります。
名前の字が正しいか、欠けがないかを確かめ、登録に行く日を決めます。
市区町村の窓口で登録します。受付が平日の昼間だけのところも多くあります。
登録の前でも後でも、吉日を選んで家で白い紙に押せます。
新しい口座に使うか、今の届出印と替えるかを決めます。
金融機関の窓口で、口座を開くか、届出印を変える手続きをします。
届け出の書類に押す日が、そのまま初めて押す日になります。
届いた日から使えます。
届け出はありません
宅配便の受け取りなどで初めて押す日を、自由に決められます。
銀行印の届け出を吉日に合わせたい場合は、その日に窓口が開いているかを先に確かめてください。認印は届け出がないので、好きな日から使えます。
吉日と登録日がずれるときの決め方
選んだ吉日が土日や祝日に当たると、多くの場合、実印の登録や銀行印の届け出はその日にできません。そんなときは、次の2つの質問で、どちらを優先するかを決めます。
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選んだ吉日に、役所や銀行の窓口は開いていますか
開いている吉日に窓口で登録や届け出を済ませます。窓口で書類に押すので、初めて押す日も吉日になります休みの日に当たる前の平日に登録だけを済ませ、吉日に家で白い紙に押して、その日を使い始めの日にします。登録の日と使い始めの日を分ける考え方です -
吉日まで待つと、印鑑を使う予定の日に間に合いますか
間に合う吉日を待って使い始めます。届いた印鑑は、ケースに入れて箱に戻し、しまっておきます間に合わない使う日を優先して、先に登録します。そのうえで、次の吉日に改めて白い紙へ押す方もいます
家や車の購入、相続の手続きでは、実印と一緒に印鑑登録証明書を求められることが多くあります。証明書は登録が済むまで取れないので、契約の日から逆算して、窓口へ行く日を決めてください。吉日を待っているうちに登録が遅れると、契約の日に証明書が間に合わなくなります。
届いたら、吉日を待たずに確かめること
使い始めを吉日まで待つ場合でも、届いたその日に、中身だけは確かめておきます。名前の字の間違いや、配送中のトラブルは、早く気づくほど直しやすいからです。
届いた日に確かめること
- 彫られた名前の字住民票や戸籍の字と同じかを、1文字ずつ見ます。印面は左右が反対に彫られているので、気になるときは白い紙に押して確かめます
- 外枠や文字に欠けがないか明るい場所で、印面のふちを1周見ます。欠けたまま登録すると、その欠けが広がったときに、役所に残っている印影と合わなくなるおそれがあります
- 印鑑の種類と大きさ注文した種類と直径の印鑑が届いているかを見ます。3本セットなら、実印、銀行印、認印の3本がそろっているかも確かめます
確かめるために1度押しても、それを「使い始め」と数える必要はありません。気になる方は、吉日にあらためて白い紙へ押してください。不良品や注文と違う品が届いた場合は、交換に対応していますので、早めにご連絡ください。
古い印鑑から切り替えるときは、手順が1つ増えます
今まで使っていた実印や銀行印を替えるときは、古い印鑑の登録や届け出を外す手続きが加わります。実印は、今の登録を廃止してから、新しい印鑑で登録し直します。千葉市の案内のように、廃止と同じ日に新しい印鑑を登録できる市区町村もあります。
銀行印を替えるときは、これまでの届出印、新しい印鑑、通帳、本人確認書類を持って窓口へ行きます。古い届出印は手続きで使うので、届け出が終わるまでしまい込まないでください。切り替えが終わっても、すぐには処分しません。ほかの口座や契約に使っていないかを確かめてから、手元に保管するか、供養して納めるかを決めます。
開運印鑑に作り替えるときに、切り替えの日を吉日に合わせる方もいます。再鑑定の考え方と、古い印鑑の納め方は、開運印鑑を作り直すとき|再鑑定・改印と古い印鑑の供養をご覧ください。
よくある質問
仏滅に届いてしまいました。使い始めを変えたほうがいいですか
届いた日は、使い始めの日に数えなくてかまいません。気になる方は、中身を確かめたら箱に戻し、初めて押す日を別の吉日にしてください。
大安の日に、時間帯まで気にしたほうがいいですか
大安は、一日中よい日とされています。時間帯は気にせず、落ち着いて押せるときに押してください。役所で登録する日なら、窓口の受付が終わる前に済ませます。
家族の実印を、代わりに吉日に登録してきてもいいですか
ご家族が代理で申請することもできます。ただし京都市では、ご本人の住所に照会書が郵送され、それを窓口へ持って行った日に登録が終わります。吉日のうちに登録を終えたい場合は、ご本人が顔写真付きの本人確認書類を持って窓口へ行くのが確実です。
3本セットは、3本とも同じ日に使い始めるべきですか
同じ日にそろえる必要はありません。認印は届いた日から、実印は登録した日から、銀行印は届け出た日から使えるので、始まる日が違うのが普通です。3本を同じ吉日に白い紙へ並べて押し、その日を3本の使い始めの日にする方もいます。
吉日に使い始めないと、縁起が悪いのでしょうか
そう考える必要はありません。吉日は、気持ちよく使い始めるための目安です。それよりも、使いたい日にきちんと使えるようにしておくことのほうが大切です。
まとめ|押す日と登録の日を分けて、予定を組む
最初に、印鑑を使う予定の日を確かめ、実印の登録や銀行印の届け出がいつまでに必要かを決めます。次に、その日までにある吉日から、初めて押す日を選びます。その日に窓口が開いていれば、登録も同じ日に済ませます。休みの日に当たるなら、前の平日に登録だけ済ませ、当日は家で白い紙へ押します。印鑑が届いたら、名前の字が正しいか、欠けがないかだけは、吉日を待たずに確かめておきます。
使い始めの日から逆算して節目に選ばれている印鑑京都の職人が1本ずつ彫刻し、ご注文から3〜7営業日で発送します。配達希望日は、ご注文の9日後から30日後まで選べます。送料無料、5年保証です。
1実印登録して使う1本から。薩摩本柘13.5mm 10,700円、黒水牛15mm 15,300円 2開運印鑑の3本セット名前を鑑定して印影を設計します。鑑定書、桐箱、下鴨神社の印鑑お守り付き。薩摩本柘 40,900円〜 3実印・銀行印・認印の3本セット同じ日に3本をそろえて使い始められます。薩摩本柘 21,700円〜、黒水牛 24,300円〜