CHAPTER 15 人生の節目・記念
結婚祝いに開運印鑑を贈る|新しい姓名での鑑定と注文方法
結婚祝いに開運印鑑を贈るときは、鑑定を新しい姓名で行うため、注文の時期が普通の印鑑と少し違います。鑑定で何を見るか、入籍前と入籍後のどちらで注文するか、必要な情報、夫婦それぞれに贈る場合の組み合わせ、のしの整え方までまとめました。
公開日: 2026年9月24日
結婚祝いに開運印鑑を選ぶ方から、いちばん多くいただく質問は「入籍の前に注文してもいいですか」というものです。開運印鑑は姓名を鑑定してから印影を設計しますので、姓が変わる方の分は、新しい姓が決まってからでないと鑑定が始められません。ここでは鑑定で何を見るのか、入籍の前後どちらで注文すればよいか、注文に必要な情報、夫婦それぞれに贈る場合の組み合わせまでを順に説明します。
改姓する方の分は、新しい姓が確定してから注文します。基本は入籍後に住民票の表記を確かめてからです。姓が変わらない方の分は入籍前でも注文できます。鑑定には姓名と生年月日が必要で、願う運気は8種類から最大3つ、または「おすすめ」を選びます。
開運印鑑は、鑑定してから彫る印鑑です
普通の印鑑は、書体と直径を決めればすぐに彫り始められます。開運印鑑はその前に、本人の姓名から画数を出して読み解く工程があります。鑑定の結果と願う運気を印影の設計に反映させ、そのうえで職人が彫ります。できあがった印鑑は、実印としての登録も銀行印としての届け出も、普通の印鑑とまったく同じようにできます。
- 01姓名を鑑定する姓と名の画数から5つの格を出し、名前の傾向を読み取ります
- 02運気を決める8種類の運気から、伸ばしたいものを最大3つ選びます
- 03印影を設計する選んだ運気の方位で文字を太く縁につけ、全体を整えます
- 04職人が彫る設計した印影を彫刻し、鑑定書を添えてお届けします
開運印鑑の仕組みそのものは成人祝いに開運印鑑を贈るでも説明しています。この記事では、結婚祝いならではの「名前が変わる」という点に絞って見ていきます。
なぜ新しい姓名で鑑定するのか
鑑定では姓名の画数から5つの「格」を出します。このうち姓の画数が関わる格は4つあります。つまり姓が変わると、鑑定の結果のほとんどが変わります。旧姓で鑑定した内容をもとに印影を設計しても、結婚後の名前とは合わなくなってしまいます。
| 格 | 数え方 | 改姓で変わるか |
|---|---|---|
| 天格 | 姓の画数の合計 | 変わる |
| 人格 | 姓の最後の字と名の最初の字の合計 | 変わる |
| 地格 | 名の画数の合計 | 変わらない |
| 外格 | 総格から人格を引いたもの | 変わる |
| 総格 | 姓名すべての画数の合計 | 変わる |
地格だけは名の画数で決まりますので、改姓しても変わりません。ただ、印影の設計は5つの格をまとめて見て行いますので、地格だけが分かっていても鑑定は進められません。新しい姓が決まってから、あらためて姓名全体を鑑定します。
いつ注文するか。入籍の前か後か
結婚では、どちらか一方が相手の姓に変わります。贈る相手が改姓する側か、姓が変わらない側かで、注文できる時期が分かれます。
- 鑑定は新しい姓名で行うため、姓が確定してから注文します
- 婚姻届が受理されてから住民票に新しい姓が反映されるまで、数日かかることがあります
- 実印として登録する場合、住民票と同じ字体で彫る必要があります
- 鑑定に使う姓名は結婚の前後で変わりません
- 結婚式の当日に渡したい場合は、こちらを先に進めておけます
- 2人分をまとめて贈るなら、改姓する方の分に合わせて注文します
「入籍は済んでいるが、どちらの姓にしたか聞いていない」という場合は、注文の前に本人かご家族に確かめてください。姓の字体まで確認しておくと、鑑定を一度で進められます。旧字体と新字体の違いは画数に影響しますので、「辺」と「邊」「邉」のような字は住民票の表記に合わせます。
-
入籍日
婚姻届を提出する
ここでどちらの姓にするかが決まります。届出の日と新しい姓を本人に確認します。
-
数日後
住民票に新しい姓が反映される
字体はこの表記に合わせます。本籍地と住所地が違う場合は反映に時間がかかることがあります。
-
注文
新しい姓名と生年月日で注文する
願う運気と、実印・銀行印などの種類、直径、素材を指定します。
-
鑑定・制作
鑑定、印影の設計、彫刻
普通の印鑑より工程が多いぶん、日数に余裕を見てください。急ぐ場合は注文の前にご相談ください。
-
お渡し
鑑定書と一緒に手渡す
結婚式の当日、または入籍から1〜2か月のうちに渡す方が多いです。
名のみで彫る場合でも、鑑定は姓名で行います
結婚祝いの印鑑では「名のみで彫る」という選び方があります。この先もし姓が変わることがあっても、そのまま使い続けられるためです。名のみの実印を登録できるかどうかは自治体によりますが、印影に住民票の氏名の一部が表されていればよい、という扱いの自治体が多くあります。
鑑定は姓と名を合わせた5つの格で行います。名のみを彫る場合でも、鑑定のためには新しい姓が必要です。注文のときは「鑑定情報」の欄に新しい姓名を、「彫刻内容」の欄に名のみを指定してください。姓が決まる前の段階では、名のみの印鑑であっても鑑定を始められません。
名のみで作る利点と注意点は結婚前に名前だけの印鑑を作るメリットと注意点で詳しく説明しています。
結婚祝いに合う運気
当店の開運印鑑では、8種類の運気から伸ばしたいものを最大3つまで選べます。運気にはそれぞれ印面の方位が対応していて、その方位で文字を太く縁につけることで、印影に反映させます。結婚祝いでは、色を濃くした4つがよく選ばれています。
家族運
夫婦や親子の絆、家庭の中の人間関係に関わります。結婚祝いで最も選ばれています。
愛情運
パートナーとの縁や愛情面に関わります。厄除けの意味も持つとされます。
住居運
住まいや不動産にどれだけ恵まれるかに関わります。新居や住宅の購入を控えた方に。
蓄財運
健康と財産の蓄えに関わります。家計を新しく始めるふたりに。
成功運
目標の達成や社会的な評価に関わる運気です。
社交運
分かり合える人とどれだけ出会えるかに関わります。
希望運
新しい展開や挑戦の機会に関わる運気です。
才能運
能力を発揮して成果につなげる力に関わります。
家族運、愛情運、住居運の3つを選ぶ方が多く、3つに絞れない場合は「おすすめ」を選んでいただければ、鑑定の結果から補いたい運気を職人が判断します。ふたりに1本ずつ贈る場合、運気を揃える必要はありません。それぞれの鑑定の結果に合わせて選ぶほうが自然です。
誰に、何本贈るか
結婚を機に印鑑が必要になるのは、主に改姓する方です。旧姓で登録していた実印は使えなくなり、銀行印も口座ごとに改印の届け出をすることになります。この点を踏まえて本数を決めます。
| 贈る相手 | 選ばれている組み合わせ | 理由 |
|---|---|---|
| 改姓する方に | 開運2本セット(実印・銀行印) | 登録し直す実印と、改印する銀行印の2本が新姓で必要になる |
| 改姓する方が印鑑を持っていない | 開運3本セット | 実印・銀行印・認印をまとめて鑑定し、印影の方向性を揃えて仕上げる |
| ふたりに1本ずつ | 開運実印を2本 | それぞれの姓名で鑑定し、直径やケースの色を分けて贈る |
| 姓が変わらない方に | 開運実印、または開運銀行印 | 持っていない種類を1本。今の印鑑がそのまま使えるため無理に揃えない |
ふたりに贈る場合の揃える部分と分ける部分は結婚祝いに夫婦の印鑑セットをで説明しています。3本セットにすると、実印・銀行印・認印を一度に鑑定して全体のバランスを見ながら仕上げますので、あとから1本ずつ足すより印影の統一感が出ます。
注文に必要な情報
注文の前に確かめる5つのこと
- 新しい姓名の正式な字体 鑑定は画数で行うため、字体が違うと結果そのものが変わります。住民票の表記を本人に確かめてください。
- 生年月日と性別 鑑定に使います。生年月日は本人か親御さんに確認します。驚かせて渡したい場合でも、親御さんが把握していれば進められます。
- 願う運気 8種類から最大3つ選ぶか、「おすすめ」に任せます。本人に聞けない場合は「おすすめ」で構いません。
- 彫る名前 新姓のフルネームか、名のみか。銀行印は姓のみ、または名のみが原則です。実印を名のみで登録できるかは自治体で確認します。
- 種類・直径・素材 2本セットなら実印15mm・銀行印13.5mmのように、実印を一番大きくして差をつけます。素材は好みで選んで構いません。
素材と価格の目安
開運印鑑の素材は、薩摩本柘、黒水牛、白水牛、白檀、本象牙からお選びいただけます。結婚祝いでは、明るい色の白水牛や、ほのかに香る白檀が選ばれることが多くあります。鑑定の結果から生年月日に合う素材をご案内することもできますが、本人の好みを優先して構いません。
価格には鑑定と鑑定書、印影の設計が含まれます。素材と直径で変わりますので、詳しくは各商品ページでご確認ください。
渡すときの伝え方と、のしの整え方
受け取る側が占いに関心を持っているとは限りません。効果を約束する品ではないことを当店からもお伝えしていますので、渡すときは「ふたりの名前で鑑定して作ってもらった」という気持ちの伝え方にとどめると、気負わず使ってもらえます。鑑定書は本人に渡し、内容を当てはめて語らないのが押しつけにならないための線引きです。
| 項目 | 結婚祝いの場合 | 補足 |
|---|---|---|
| 表書き | 寿、御結婚御祝 | 「御祝」だけでも失礼にはなりません |
| 水引 | 紅白または金銀の結び切り | 一度きりであってほしい祝い事のため、蝶結びは使いません |
| 宛名 | 夫婦連名、または新姓 | ふたりに贈る場合は連名にします |
| 渡す時期 | 結婚式の当日、または入籍から1〜2か月 | 鑑定と制作の日数を見て、入籍後すぐの注文が目安 |
| 添えるもの | 鑑定書、桐箱 | 鑑定書は本人に読んでもらいます |
よくある質問
結婚式の当日に渡したいのですが、入籍が式の直前です
改姓する方の分は、新しい姓が決まっていれば入籍前でも鑑定を始められます。ただし実印として登録する字体は住民票の表記に合わせる必要がありますので、姓の字体を相手のご家族の戸籍で確かめてからご注文ください。日数が足りない場合は、当日は目録やメッセージを渡し、印鑑は後日届ける方法もあります。
夫婦別姓を選ぶかもしれません。どうすればいいですか
現在の日本の制度では、婚姻届を出すとどちらか一方の姓を名乗ることになります。旧姓を通称として仕事で使い続ける方はいますが、実印や銀行印は住民票の氏名で作ります。本人がどちらの姓を選んだかを確かめてからご注文ください。
運気は本人に聞かずに決めてもよいですか
「おすすめ」を選んでいただければ、鑑定の結果から補いたい運気を職人が判断します。結婚祝いでは家族運や愛情運を贈り主が選ぶことも多く、不自然ではありません。
相手が普通の印鑑をすでに用意していたら無駄になりませんか
改姓する方は、旧姓の実印と銀行印が使えなくなります。新姓の印鑑を自分で用意しているかどうかを、注文の前に本人かご家族に確かめてください。すでに新姓で作っていた場合は、持っていない種類だけを贈るか、認印を含む3本セットにして日常用も揃える方法があります。
まとめ|姓が決まってから、ふたりの名前で鑑定する
結婚祝いの開運印鑑は、鑑定を新しい姓名で行うため、改姓する方の分は入籍後に住民票の表記を確かめてから注文します。姓が変わらない方の分は入籍前でも進められます。名のみで彫る場合でも鑑定には新しい姓名が必要です。
注文には正式な字体の姓名、生年月日、願う運気が必要で、運気は家族運・愛情運・住居運がよく選ばれています。改姓する方には実印と銀行印の2本セット、印鑑を持っていない方には3本セットが選ばれています。渡すときは効果ではなく気持ちとして伝え、鑑定書は本人に読んでもらってください。
結婚祝いの開運印鑑を注文する
商品ページでは、鑑定に使う姓名と生年月日、願う運気、彫る名前の順に指定していただけます。運気を決められない場合は「おすすめ」をお選びください。
- 姓名住民票の字体で
- 生年月日鑑定に使います
- 運気最大3つか「おすすめ」
- 彫る名前フルネームか名のみ