CHAPTER 15 人生の節目・記念
1歳の誕生日に長く使えるプレゼント|実用品と記念品の選び方
1歳の誕生日に長く使えるプレゼントを探している方へ。高さを変えられる椅子、踏み台、積み木、食器、アルバム、名前の銀行印を、1歳から大人になるまでの使い方で比べます。選ぶときの4つの目安、口に入る大きさなど安全の確かめ方、ご両親に聞いておきたいことも説明します。
公開日: 2026年9月28日
1歳の誕生日は、赤ちゃんが少しずつ「子ども」になっていく節目です。このころの子は、つかまり立ちから歩き始め、手づかみで食べながらスプーンも握るようになります。成長が早い分、1歳向けの品はすぐに合わなくなりがちです。「せっかくなら、長く使えるものを贈りたい」。そう考えて探し始めても、おもちゃ、家具、食器、記念品と候補が幅広く、迷ってしまう方も多いでしょう。この記事では、1歳の誕生日に贈られることの多い品を、1歳から大人になるまでの使い方で比べます。1歳の子に贈るときに確かめたい安全のことも、あわせてお話しします。
1歳の誕生日に長く使える品は、「成長に合わせて使い方が変わる実用品」か「名前や日付が残る記念品」です。高さを変えられる椅子には小学生まで使えるものがあり、踏み台や名前の銀行印は大人になってからも使えます。どちらを選ぶ場合も、1歳の子が触って安全かを確かめてください。子どもの口の大きさは直径約4cmで、それより小さいものは口に入ります。実用と記念の両方を兼ねるのは、名前を入れて毎日使う食器や、子ども名義の口座に届け出る銀行印です。
「長く使える」には、2つの意味があります
「長く使える」の受け取り方は、人によって違います。何年も毎日使い続ける実用品を思い浮かべる方もいれば、大人になるまで手元に残る記念品を考える方もいます。1歳の誕生日に贈られることの多い品を、この2つの見方で並べてみました。
1歳の誕生日の贈り物を、使い方と残り方で並べました
右下の手押し車や型はめパズルは、1歳の子が毎日夢中で遊ぶ品ですが、多くは2〜3歳で卒業します。左上のアルバムや銀のスプーンは大人になるまで残りますが、ふだんはしまっておく品です。右上に近いほど、「いま使えて、あとまで残る」贈り物になります。名入れの食器や、子ども名義の口座に届け出る名前の銀行印が、ここに入ります。
1歳から大人になるまで、使い方はこう変わります
長く使える品は、成長に合わせて役目が変わっていきます。代表的な6つの品について、1歳、3〜6歳、小学生、大人になってからの使い方を並べました。線が途中で薄くなっているところで、その品は役目を終えます。
実用品
高さを変えられる木の椅子
- 1歳家族と同じ食卓で食べる椅子
- 3〜6歳お絵かきや工作をする椅子
- 小学生座面を下げて、宿題をする椅子
- 大人体に合わなくなったら卒業します
実用品
木の踏み台
- 1歳靴を履くときに座る台
- 3〜6歳洗面台で手を洗い、歯をみがく台
- 小学生高い棚に手を伸ばすときの台
- 大人家族みんなで使う踏み台
実用品
積み木
- 1歳積んで、崩して遊ぶ
- 3〜6歳家や町に見立てて遊ぶ
- 小学生下のきょうだいに譲ることが多い
- 大人手元には残りにくい
実用品
割れにくい子ども食器
- 1歳手づかみ食べやスプーンの練習に使う器
- 3〜6歳毎日の食卓で使う自分の器
- 小学生小鉢や取り皿として使う
- 大人名前入りなら思い出の器として残る
記念品
アルバム・フォトブック
- 1歳生まれてから1年分の写真をまとめた1冊
- 3〜6歳一緒にめくりながら、赤ちゃんのころの話をする
- 小学生授業で生い立ちを調べるときに使う
- 大人結婚するときや、自分の子どもが生まれたときに見返す
実用品+記念品
名前の銀行印
- 1歳ご両親が口座を開くときの届出印
- 3〜6歳お年玉やお祝い金を預けるときに使う
- 小学生通帳と一緒にご両親が保管する
- 大人本人に手渡し、給与の振込口座にも使う
1歳の誕生日のころは、食べ方が大きく変わる時期でもあります。こども家庭庁が掲載している「授乳・離乳の支援ガイド」によると、離乳が完了するのは生後12か月から18か月ごろです。手づかみ食べで一口の量を覚え、やがてスプーンなどの食具を使うようになります。子ども用の食器やスプーンは、ちょうど1歳から出番が増える実用品です。
長く使えるものを選ぶ4つの目安
売り場や通販で「長く使える」と書かれた品を見比べるときは、次の4つを確かめてください。
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成長に合わせて調節できる
座面や足置きの高さを変えられる椅子や、2段になった踏み台は、体が大きくなっても合わせられるので、使える年数が延びます。
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丈夫な素材でできている
1歳の子は、おもちゃや食器を投げることもあります。木、漆、金属、水牛の角のように、落としたりぶつけたりしても傷みにくい素材を選びます。
-
1歳の子が触って安全
おもちゃなら、対象年齢と、外れそうな小さな部品がないかを確かめます。くわしくは次の見出しで説明します。
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名前や日付を入れられる
名前の入った品は、きょうだいに譲られたり手放されたりしにくく、その子のものとして残ります。大人になってから見ても、誰のために用意されたかがすぐ分かります。
4つすべてを満たす品は多くありません。実用品なら上の3つ、記念品なら下の2つを満たしていれば、長く手元に残る贈り物になります。
1歳の子に贈るときは、口に入る大きさに気をつけます
1歳の子は、手にしたものをまず口に入れて確かめます。消費者庁によると、子どもの口の大きさは直径約4cmです。それより小さいものは口の中に入り、誤飲の原因になるおそれがあります。
- 子どもの口の大きさ
- 直径約4cm。これより小さいものは口に入ります(消費者庁)
- 小さな部品の検査に使う円筒
- 直径31.7mm。3歳未満向けのおもちゃは、この円筒に収まる部品がないかを検査します(日本玩具協会)
- 銀行印
- 直径12mm。子どもの口に入る大きさなので、手の届かない所にしまいます
日本玩具協会のSTマークは、第三者の機関で安全基準の検査に合格したおもちゃに付けられます。3歳未満向けのおもちゃでは、直径31.7mmの円筒に収まってしまう小さな部品がないかも調べています。1歳の子へのおもちゃなら、STマークと対象年齢の表示を目安にすると選びやすくなります。
名前の銀行印も直径12mmほどで、子どもの口に入る大きさです。お子様に持たせる品ではなく、ご両親が通帳と一緒に保管して口座の手続きに使う印鑑だと、渡すときに伝えてください。椅子なら転落を防ぐベルトが付いているか、踏み台なら脚が床で滑りにくい作りかも確かめておくと安心です。
名前の銀行印は、実用品と記念品を兼ねています
1歳になるころには、出産祝い、お宮参り、初節句、お年玉と、子ども宛てにいただいたお金がたまってきます。家計とは分けて、子ども名義で貯めておくご家庭もあります。全国銀行協会の案内によると、子どもの口座はご両親が代理人になって開けます。窓口には、親子それぞれの本人確認書類と届出印を持っていきます。
名前の銀行印は、子どもが小さいうちはご両親が口座の手続きに使い、大人になったら通帳と一緒に本人へ手渡します。同じ1本を、何十年も使い続けられる贈り物です。名前・直径・素材の決め方は1歳の誕生日に印鑑を贈る|将来使える銀行印の選び方で、おもちゃ以外の記念品との比べ方は1歳の誕生日に一生ものを贈るで説明しています。
実用品と記念品を、1つずつ組み合わせて贈る
長く使える実用品だけでは、誕生日らしい特別感が出にくいことがあります。記念品だけだと、ご両親にとっては「しまっておく品」が1つ増えます。そこでおすすめしたいのが、毎日使う実用品と、名前の残る記念品を1つずつ組み合わせる贈り方です。
実用品木の踏み台5,000〜10,000円ほど
+記念品名前の銀行印 黒水牛12mm7,000円
どちらも、大人になってからも使い続けられます実用品割れにくい子ども食器5,000〜15,000円ほど
+記念品アルバム・フォトブック3,000〜10,000円ほど
食べる練習に使う器と、1年分の写真をまとめた1冊の組み合わせです実用品高さを変えられる木の椅子20,000〜40,000円ほど
+記念品名前の銀行印 白水牛12mm19,100円
お祖父様・お祖母様から、食卓の椅子と将来の口座の印鑑を一緒に贈る組み合わせですお祖父様・お祖母様から贈る場合の選び方は、ご両親に喜ばれるポイントも含めて初孫へのプレゼントは何を贈る?でくわしく紹介しています。
贈る前に、ご両親に確かめたいこと
注文の前に聞いておきたい4つのこと
- 置き場所はあるか 椅子や踏み台なら、置く場所があるか、家の食卓や洗面台の高さに合うかを確かめます。大きな品は、内緒で贈らないほうが安心です。
- ほかの家族と重ならないか 両家のお祖父様・お祖母様がどちらも椅子を考えていた、ということもあります。誰が何を贈るかを、ご両親を通して決めておきます。
- 家の方針に合うか おもちゃの数を増やしたくない、プラスチックの品は避けたい、といった考えのご家庭もあります。
- 名前の正しい字は何か 名前を入れる品なら、正しい字をメールやメッセージで送ってもらいます。「陽菜」と「陽奈」のように、同じ読みで字の違う名前は少なくありません。
名入れの品は、届くまでに日数がかかります。当店の印鑑は、ご注文から3〜7営業日で発送します。誕生日の3週間前にご両親に名前の字を確かめ、2週間前までに注文すれば、余裕をもって間に合います。
よくある質問
おもちゃは長く使えないものばかりですか
そうとは限りません。積み木のように、1歳では積んで崩し、3歳を過ぎると家や町に見立てて遊べるおもちゃは、使い方を変えながら何年も楽しめます。対象年齢の幅が広いものほど、長く使えます。ただ、小学生になると手放すことが多く、大人になるまで手元に残ることはあまりありません。
高さを変えられる椅子は、何歳まで使えますか
商品によって違います。座面と足置きの高さを変えられる木の椅子には、小学生まで使えるように作られたものもあります。体重の上限と、家の食卓の高さに合うかを、説明書や売り場で確かめてから選んでください。
1歳の誕生日に印鑑を贈るのは早すぎませんか
早すぎることはありません。子ども名義の口座は、ご両親が代理人になって開けます。1歳の誕生日を、それまでのお祝い金をまとめて預けるきっかけにするご家庭もあります。印鑑はご両親が保管して使いますので、子どもがまだ小さくても役目があります。
男の子にも女の子にも贈れる品はどれですか
踏み台、積み木、食器、アルバム、名前の銀行印は、どれも性別を問いません。銀行印は、ケースの色で雰囲気を変えられます。黒と赤は無料で、ブルーやピンクなど10色は12mmの印鑑なら950円の追加です。
名前の画数を見てもらってから、印鑑を作れますか
作れます。お名前と生年月日をもとに鑑定し、鑑定書と桐箱を添えてお届けする開運銀行印をご用意しています。くわしくは赤ちゃんの名前を鑑定して印鑑を作るをご覧ください。
まとめ|1歳の誕生日に長く使える品を決める順番
決める順番をまとめます。まず誕生日の3週間前までに、ご両親に置き場所や家の方針、ほかの家族が贈る品、名前の正しい字を聞きます。次に、4つの目安を手がかりに実用品を1つ選びます。おもちゃなら、対象年齢とSTマークもこのときに確かめます。そこに、名前の銀行印やアルバムなどの記念品を1つ組み合わせます。名入れの品は、誕生日の2週間前までに注文してください。印鑑を贈るなら、手の届かない所にしまってほしいと、渡すときにご両親へ伝えます。
子どもの名前で、口座に届け出る銀行印をお作りします
京都の職人が、お名前の字に合わせて印面を設計し、1本ずつ彫刻します。ご注文から3〜7営業日で発送、送料は全国無料、5年保証付きです。
ほかの素材は銀行印の一覧で、ケースの色は印鑑ケースのご案内でご覧いただけます。名前の字や日程のご相談はお問い合わせからどうぞ。