CHAPTER 16 印鑑の贈り物・マナー
50歳の誕生日に贈る名入れプレゼント|何でも持っている人への選び方
50歳の誕生日に、名入れのプレゼントを贈りたい方へ。50代で名前を使う手続き、何でも持っている人に名入れの品が重なる3つの場合、すでに持っていても使えるかどうかで比べた品、名前の入れ方3通り、好みが分からないときの印鑑の決め方、本数ごとの価格を説明します。
公開日: 2026年10月5日
ご主人や奥様、ごきょうだい、長い付き合いの友人が、もうすぐ50歳になります。財布も時計もペンも、気に入った品をもう持っている方です。何を贈っても、重なってしまいそうに思えます。それでも半世紀の節目には、その人だけの品を残したい。名入れの品を、今ある品と重ならないように選ぶ方法を説明します。
何でも持っている50歳の方には、名前を飾りとして入れる品より、名前そのものが役目になる品が向いています。財布やペンは、気に入りの1つをすでにお持ちです。印鑑は、名前を彫って初めて使える道具で、色や形の好みが出にくい品です。50代には、相続や進学の手続きで実印を押す場面も出てきます。
50歳は、自分の名前で手続きをする場面が増える年代です
50歳は、「知命」とも呼ばれます。論語の「五十にして天命を知る」から来た言葉です。50歳から先の時間も、まだ長く続きます。
(2025年)
- 50歳の男性の平均余命32.82年
- 家族を介護している50代183万6千人
- 50代の人口に占める割合10.9%
出典:厚生労働省「令和7(2025)年簡易生命表の概況」、総務省統計局「令和3年社会生活基本調査」。介護をしている方の数は2021年の結果で、年代別では50代が最も多くなっています。
50代は、親御さんの介護や相続に向き合う方が出てくる年代です。預金の相続では、相続人全員の印鑑証明書を求められるのが一般的です。お子様が日本学生支援機構の奨学金を借りるとき、保証人を立てる方法があります。連帯保証人には原則として親御さんがなり、実印と印鑑登録証明書が要ります。
若いころに間に合わせで作った印鑑を、今もそのまま使っている方は珍しくありません。50歳の誕生日は、この先30年あまり使う1本に替える機会になります。
何でも持っている人に、名入れの品が重なる3つの場合
名入れの品は、世界に1つしかありません。それでも、次の3つの場合には、使われないまま残ることがあります。
同じ用途の品を、もう持っている
財布や腕時計は、同時に1つしか使えません。気に入りの品がある方に贈ると、どちらかが引き出しに残ります。
避けるには2つあっても使い分けられる品か、今の品を替えたがっている品を選びます
名前の入れ方が、好みに合わない
目立つ場所に大きく名前が入った品は、人前で使いにくいと感じる方がいます。書体や色にも好みがあります。
避けるには名前が目立たない場所に入る品か、名前が入っていて当たり前の品を選びます
飾る場所が、もうない
50歳の方の家には、これまでの記念の品が、すでに並んでいることがあります。置き時計や盾は、置く場所を選びます。
避けるには飾る品ではなく、しまっておいて使う品を選びます
名入れの品を、「すでに持っていても使えるか」で比べます
50歳の誕生日に選ばれる名入れの品を、5つ並べました。相手が同じ種類の品を持っていた場合に、どうなるかを見てください。
名前は、軸やクリップに小さく入ります
家用と仕事用に、使い分けられます。書き味の好みは分かれます
5,000〜30,000円イニシャルは、内側や角に入ります
同時に使うのは1つです。今の品が古くなっているかを確かめます
10,000〜30,000円名前と日付は、側面や底に入ります
数が増えても使えます。しまう棚に空きが要ります
5,000〜15,000円名前と日付は、裏ぶたに入ります
気に入りの1本がある方は、そちらを着け続けることがあります
30,000円〜名前は、印面に彫ります。外からは見えません
認印は、2本目でも使い分けられます。実印と銀行印は、今の1本と入れ替えます
9,500〜46,500円印鑑以外の価格は、一般的な売り場の目安です。印鑑の価格は、黒水牛の認印13.5mmから、3本セットの18mm・16.5mm・13.5mmまでの幅です。人と重ならない贈り物の考え方は、人とかぶらないプレゼントでも紹介しています。
名前の入れ方は、3通りあります
イニシャルを小さく入れる
財布の内側、ペンの軸
目立たない場所に、2文字ほど入れる方法です。人前で使う品でも、気になりません。
- 向く品
- 革の財布や名刺入れ、筆記具
名前と日付を刻む
グラスの側面、時計の裏ぶた
名前に、誕生日の日付や「50」の数字を添える方法です。記念の品だとひと目で伝わります。
- 向く品
- グラス、置き時計、写真立て
名前そのものを彫る
印鑑の印面
印鑑は、名前を彫って初めて使える道具です。名前は飾りではなく、品の役目そのものです。
- 向く品
- 実印、銀行印、認印
印鑑の印面に彫るのは、お名前です。日付や言葉も残したいときは、セットの桐箱に書き添える方法があります。書き方は、名入れの桐箱で印鑑を贈るで説明しています。
好みが分からないときは、印鑑のここだけ決めます
印鑑で決めることは、5つあります。好みが分からないときの決め方を、1つずつ添えました。
- 種類
- 今の実印を使い続けたい方には、認印を選びます。1本の印鑑で何役も兼ねている方には、3本セットが向いています
- 彫る名前
- 実印はフルネーム、銀行印と認印は名字で彫るのが一般的です。字は、年賀状や名刺で確かめます
- 太さ
- 実印は、男性なら18mmか16.5mm、女性なら15mmか13.5mmが人気です
- 素材
- 黒く艶のある黒水牛は、年齢や性別を問わず使えます。乳白色の白水牛や、金属のチタンという選択肢もあります
- ケース
- 黒と赤の牛革は、追加料金がかかりません。色の好みが分からなければ、黒にしておきます
ケースの色だけをご本人に選んでもらう方法もあります。どこまで聞くかの決め方は、好みが分からない人への名入れプレゼントで説明しています。
50歳の誕生日に贈る印鑑の、本数と価格
実印を15mmにした場合の価格を、本数ごとに並べました。
実印を1本15mm
15,300円黒水牛
30,000円白水牛
今の実印が既製品の方に。フルネームで彫ります。
登録・届け出市区町村
2本セット実印15mm・銀行印13.5mm
23,500円黒水牛
51,300円白水牛
実印と銀行印を、1本で兼ねてきた方に。役目を分けられます。
登録・届け出市区町村と銀行
3本セット実印15mm・銀行印13.5mm・認印12mm
30,200円黒水牛
69,400円白水牛
3本を同じ素材でそろえ、桐箱か化粧箱に入れてお届けします。
登録・届け出市区町村と銀行。認印は届け出が要りません
男性に人気の18mm・16.5mm・13.5mmの3本セットは、黒水牛で46,500円です。実印や銀行印を替えたときは、ご本人が届け出をし直します。替えたいかどうかを、先に聞いておいてください。届け出の要らない認印なら、黒水牛の13.5mmが9,500円です。
誕生日に間に合わせる、注文の時期
当店は、ご注文から3〜7営業日で発送します。配達希望日は、ご注文日の9日後から30日後までの間で指定できます。誕生日の2週間前までに注文しておくと、余裕があります。
よくある質問
本人は、今の印鑑を気に入っているようです
実印や銀行印は、無理に替える必要はありません。届け出の要らない認印なら、今の印鑑と使い分けられます。
名前入りの品は、重いと思われませんか
飾る品に大きく名前を入れると、置き場所を選びます。印鑑は、名前が入っていて当たり前の道具です。受け取る方も、身構えずに済みます。
友人として贈るなら、どの印鑑がよいですか
名字で彫る認印が向いています。実印は登録の手続きが要るので、ご家族から贈るほうが無理がありません。
「50」の数字や日付を、印鑑に入れられますか
印面に彫るのは、お名前です。数字や日付は、桐箱やカードに書き添えてください。
還暦まで、あと10年あります。50歳で贈るのは早いですか
早くありません。50代のうちから、相続や進学の手続きで使えます。
まとめ|重なる品を外し、名前の入れ方を決めてから選びます
はじめに、相手が今使っている品を思い浮かべて、重なる品を候補から外します。次に、名前をどう入れるかを、3通りの中から決めます。
印鑑にするなら、今の印鑑の様子を聞いて、種類と本数を決めます。素材とケースは、好みが分からなければ黒水牛と黒にします。名前の字を確かめて、誕生日の2週間前までに注文してください。
京都の職人が、お名前の字に合わせて1本ずつお作りします
彫る名前の字に合わせて職人が印面を設計し、彫刻します。黒と赤の牛革ケースは追加料金なし、包装は青か赤を選べます。2本・3本セットは、桐箱か化粧箱に入れてお届けします。ご注文から3〜7営業日で発送、全国送料無料、5年保証です。
実印・銀行印・認印の3本セットを見る(黒水牛 24,300円〜)