CHAPTER 12 開運印鑑・姓名判断
開運印鑑の店選び|鑑定士・職人・制作方法をどう確認する?
開運印鑑を注文する前に確かめたいのは、誰が鑑定するのか、誰が彫るのか、鑑定の結果がどう印影に反映されるのかの3点です。ホームページのどこを見ればよいか、電話やメールで何を聞けばよいかを、鑑定士 大山照正と京印章制作士 池上翠雲が1本ずつ手がける当店の工程を例に説明します。注文前によく聞かれる質問と当店の答えもまとめました。
公開日: 2026年9月24日
開運印鑑を検索すると、たくさんの店が出てきます。どの店も「鑑定します」「職人が彫ります」と書いていて、どこで比べればよいのか分かりにくいかもしれません。ただ、誰が名前を鑑定し、その結果を誰がどう印影にするのかは、店によって説明のしかたが違います。この記事では、鑑定士・職人・制作方法の3つについて、ホームページで見るところと注文前に聞くことを、当店の例で説明します。
店を選ぶときは、誰が鑑定するのか、誰が彫るのか、鑑定の結果がどう印影に反映されるのかの3点を確かめてください。店がこの3つに担当者の名前と具体的な工程で答えられるなら、鑑定と制作はつながっていると考えられます。当店では、姓名鑑定士の大山照正が鑑定し、京印章制作士の池上翠雲がその結果を印影に組み込みます。どう反映したかは、鑑定書に書いてお届けします。
鑑定と制作がつながっている、とはどういうことか
開運印鑑は、まず姓名を鑑定し、次にその結果をもとに印影を設計して彫る、という2つの工程で作ります。この2つが店の中でつながっていなければ、鑑定の結果は印影に生かされません。当店の流れは次のとおりです。
- 01鑑定士が姓名を読む五格の画数、陰陽の配列、五行の配置を見て、補う運気を決めます
- 02職人が印影を設計する鑑定士の見立てと、ご本人が希望する運気をもとに、文字と外枠の接点や重心を整えます
- 03どう反映したかを鑑定書に書くどの運気をどの方位で補い、接点をどう整えたかを書いてお届けします
開運印鑑が普通の印鑑より高いのは、この鑑定と印影設計に手間がかかるためです。差額に何が含まれているかは開運印鑑の値段はいくら?で価格表とあわせて説明しています。
確認1|誰が鑑定するのか
最初に確かめるのは鑑定士です。開運印鑑の土台は姓名の鑑定です。誰がどんな考え方で名前を読むのかが分からないままでは、何に代金を払うのかがはっきりしません。
ホームページで見るところ
電話やメールで聞くこと
ホームページで分からないことは、注文前に問い合わせてみてください。当店によく届く質問と、その答えを紹介します。
「鑑定はどなたがされますか」
当店では姓名鑑定士の大山照正が担当します。担当者の名前をはっきり答えられる店なら、誰が責任を持って鑑定するのかが分かります。
「私の名前の場合、どこを補う鑑定になりそうですか」
「五格のうち天格が弱いので、才能運で補う」というように、お名前に合わせてお答えします。注文前に無料の簡易鑑定で傾向だけ先に見ていただくこともできます。
「鑑定の結果が悪かったらどうなりますか」
弱い部分を補う方向で印影を設計します。鑑定は名前の傾向を読むもので、結果によって別の品が必要になることはありません。
当店の鑑定士、大山照正は、学生時代に数学と統計学を学びました。鑑定では、実際に印鑑に彫る文字の意味を重視して、新字体で数えることを基本にしています。考え方は開運印鑑と向き合うためににそのまま書いていますので、注文前に読んでいただけます。鑑定で何を見るかは開運印鑑とは?姓名鑑定と印影づくりの仕組みで説明しています。
確認2|誰が彫るのか
次は職人です。鑑定がどれだけ丁寧でも、印影を設計して彫る人がその結果を受け取っていなければ、できあがるのは普通の印鑑と変わりません。確かめたいのは、鑑定の結果を受けて誰が印面を組み、誰が彫って仕上げるのかという流れです。「手彫り」のような作り方を表す言葉だけでは、そこまでは分かりません。
- 職人の名前が公開されているか
- 伝統工芸職人としての認定や経歴があるか
- 創業年や、印鑑づくりを本業にしてきた年数が書いてあるか
- 書体を選んで彫るのか、名前ごとに文字を組むのか
- 文字と外枠の接点をどう整えるかの説明があるか
- 実印・銀行印・認印で設計を変えるか
- 自店で彫るのか、外注に出すのか
- 検品を誰がするのか
- 欠けたときの保証と、彫り直しの対応があるか
京都府指定の伝統工芸品「京印章」の制作士が担当します
当店の開運印鑑は、京印章制作士の池上翠雲が鑑定の結果をもとに印影を設計し、1本ずつ仕上げます。京印章は京都府が指定する伝統工芸品で、制作・販売するには審査に合格する必要があります。当店は京印章制作處として認定されており、対象商品には京印章証明書を発行しています。
大山が決めた「どの運気を補うか」を、池上が印面八方位に沿って印影に組み込みます。鑑定士と職人が同じ店にいるので、鑑定の意図を直接確かめながら制作できます。
伝統工芸・京印章について確認3|鑑定の結果は、どう印影に反映されるのか
3つ目は、ここまでの2つをつなぐ確認です。鑑定士と職人がそろっていても、2人の仕事がつながっていなければ、名前を読んだ結果は書面の上だけの話で終わってしまいます。その見立てが印影のどこにどう表れるのかを、店が言葉や図で説明できるかを見てください。
鑑定と制作がつながっている店では、注文から納品までの間に、次のような点が見られます。当店の例で説明します。
- 01鑑定書に印影への反映が書かれる画数の吉凶だけでなく、どの運気をどの方位で補い、接点をどう整えたかまで書いてある
- 02運気の希望を注文時に聞かれる伸ばしたい運気を選ぶ欄があり、迷ったときは鑑定士に任せられる
- 033本セットは1本ずつ設計を変える実印・銀行印・認印は役割が異なるので、同じ印影を3つ彫るのではなく、それぞれに合わせて設計する
- 04印影の事前確認についての考え方が書いてある当店は彫りながら微調整するため、彫る前の印影は原則お見せしていません。おおまかな確認をご希望なら、注文時の備考欄でご相談いただけます
当店では、鑑定書に五格の見立て、陰陽と五行の配置、選んだ運気、印影でどこをどう補ったかを書いてお届けします。鑑定書の読み方は開運印鑑の鑑定書には何が書かれる?で、実物のサンプルを使って説明しています。
売り方についても、先にお伝えしておきます
鑑定士、職人、制作方法の3点に加えて、価格の見せ方や勧誘のしかたも、注文前に気になるところだと思います。当店の売り方は次のとおりです。
価格の見せ方や勧誘のしかたについての当店の考え方は、開運印鑑は怪しい?効果の説明・価格・勧誘のしかたを確認で詳しく書いています。
注文前によく聞かれる質問と、当店の答え
候補を絞る段階で聞きたくなる質問を、当店の答えと一緒に並べておきます。メールでも電話でも、同じ内容をお答えします。
| 質問 | 確かめたいこと | 当店の答え |
|---|---|---|
| 鑑定はどなたがされますか | 誰が責任を持って鑑定するか | 姓名鑑定士の大山照正が担当します |
| 何を見て鑑定しますか | 鑑定の項目が具体的か | 五格の画数、陰陽の配列、五行の配置、印面八方位です |
| 彫るのはどなたですか | 職人の名前と認定 | 京印章制作士の池上翠雲です。京印章は京都府指定の伝統工芸品です |
| 鑑定の結果は印影のどこに出ますか | 鑑定と制作のつながり | 補う運気の方位で文字を太くして外枠に接するようにし、ほかの接点と重心も整えます |
| 3本セットは同じ印影ですか | 役割ごとの設計 | 3本をまとめて鑑定して方向性をそろえ、実印・銀行印・認印で設計を変えます |
| 鑑定料は別ですか | 価格の中身 | 鑑定、鑑定書、桐箱、お守り、朱肉、5年保証まで価格に含まれます |
| 効果はありますか | 効果についての姿勢 | 運勢が変わることを保証する品ではないとお伝えします |
よくある質問
大手の通販サイトと専門店、どちらがよいですか
どちらがよいかは、店の規模では決まりません。鑑定士と職人の名前が分かるか、鑑定の結果が印影にどう反映されるかが説明されているかで比べてください。当店はこの3点を、この記事とお届けする鑑定書でお示ししています。
手彫りと機械彫り、どちらの店を選ぶべきですか
開運印鑑で大切なのは、彫る前に名前ごとの印影を設計しているかどうかです。設計が丁寧であれば、彫刻の途中で機械を使っていても、鑑定の結果はきちんと形になります。反対に、手彫りでも既製の書体をそのまま彫るだけなら、鑑定は印鑑に反映されません。「手彫り」という言葉だけで決めず、彫る前の工程をどう説明しているかで選んでください。
鑑定士に会わずに注文して大丈夫ですか
鑑定は姓名の画数をもとに行いますので、鑑定士に会うかどうかで内容は変わりません。字体や運気のご相談は、電話やメールでもお受けしています。通販でご注文いただいても、鑑定の手順は同じです。
「開運印鑑」と「吉相印」は違う店の商品ですか
どちらも、姓名を鑑定して印影に反映させる印鑑を指して使われることが多い呼び方です。中身は店によって違いますので、商品名ではなく、鑑定士、職人、制作方法の3点で比べてください。
近所の印章店でも開運印鑑を作れますか
鑑定士がいる店なら作れます。ただ、すべての印章店が姓名鑑定をしているわけではありません。「開運印鑑を作りたい」と伝えて、誰がどう鑑定するのかを聞いてみてください。
まとめ|店を決めるまでに確かめる順番
店を決めるときは、次の順番で確かめると比べやすくなります。まず候補の店のホームページで、鑑定士と職人の名前、鑑定で見る項目、効果についての書き方を見ます。書いていないことがあれば、注文前に電話やメールで、この記事の質問をそのまま聞いてみてください。最後に、鑑定の結果を印影にどう反映するのかを、図や鑑定書の見本で説明している店を選びます。
当店は大正15年に京都伏見で創業し、印鑑づくりを本業にしてきました。印鑑以外の開運品をおすすめすることはありません。この記事の質問は、当店にもそのままお寄せください。