千二百年の歴史、古都京都伏見。全国の稲荷大社の総本山としても知られる伏見稲荷のお膝元にて百余年に渡り、お客様に支えられ地道にそして丁寧に印鑑を作り続けてきました。
印鑑は中国大陸から朝鮮半島を経て日本に伝わりました。当時の都であった京都では祭政を支えるため、印鑑製造が盛んであり、多くの職人が生まれ、その技術を後世に伝えてきました。当店はそういった本場京都の印鑑の技術と歴史をこれまでと同じように次の代へと伝えていくことを使命とし、妥協を許さない、本気で制作した印鑑をお客様へお届けしています。
当店は印鑑の本場京都で平安時代から培われてきた印章技術を継承した職人のみが印鑑の制作に当たっています。京都で発展し、その技術で制作された印鑑は「京印章」と呼ばれ、正式に行政に認定された伝統工芸に当たります。
伝統工芸「京印章」は厳正な基準をクリアして初めてそれを名乗ることが可能となります。当店は京都千二百年の印鑑製作技術を継承した「京印章制作處」として認定されております。加えて当店の職人も伝統工芸「京印章」制作士として厳しい審査の結果認定され、すべての印鑑の制作を担当しております。
印鑑の量販店では決して作れない、京都の職人がひとつひとつ丁寧に製作した印鑑を、お客様にご利用していただければ何よりの幸いでございます。
印鑑の本場、京都伏見出身。
日展作家としても知られる、篆刻家の故村上石堂氏に師事。
昭和59年、ダルマ屋印房に入店。
印章業界における最も大規模な展覧会の1つである大印展覧会において、篆刻の部、角印の部、書道の部において入選多数。
京都府認定伝統工芸京印章制作士に認定。
以来、古都京都にて三十年に渡り印鑑制作に携わる。
昭和5年、京都伏見出身。
ダルマ屋印房2代目、池上喜与次が第二次世界大戦中に死去。
京都の印鑑店で修行の後、ダルマ屋印房3代目彫刻師として入店。
以降七十年に渡り、印鑑の本場京都にて印鑑制作に従事。京都の印鑑製作技術の普及、発展に携わる。
これまでの印鑑制作本数は七万本に至る、全国屈指の熟練彫刻師。
京都市伏見区風呂屋町269
第1第3第5日曜・祝日 11:30~17:30
お電話・ご相談は定休日も承っております。
近鉄京都線「桃山御陵前駅」より徒歩7分
京都市バス「西大手筋」より徒歩3分
京都駅より電車・徒歩で17分
店舗前にコインパーキング有り
実店舗へのご来店、歓迎しております。
ただし、営業時間であっても時間帯によっては職人が不在の場合がございます。
職人と相談ご希望の場合、お電話等でご一報頂けると幸いです。